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良い雰囲気のボーカルです。

今日は新譜紹介です。めったに買わないボーカル・アルバム。

P72マンデイ満ちる『ソウルセプション』(2012年rec. ADVENTURE MUSIC)です。メンバーは、マンデイ満ちる(vo, fl, arr)、アダム・ロジャース(g)、ボリス・コズロフ(upright bass)、ネイト・スミス(ds)、アレックス・シピアギン(tp, flh, bass trumpet)、ギル・ゴールドスタイン(accordion)4,9、エド・モッタ(vo)4です。ネットで試聴して気に入ったので、今回初めてマンデイ満ちるのアルバムを買ってみました。

買う気にさせたのはバックを固めるメンバーに負うところが大きいです。だって旦那さんシピアギンのお仲間がずらり。豪華な面子が顔を揃えているんですから。ジャズボーカルとは言ってもスタンダードを歌うわけでも4ビートをやるわけでもありません。アコースティックなものを重視した今時のジャズボーカルアルバムだと思います。ミルトン・ナシメントの曲など他人の3曲に、満ちるのオリジナル8曲の全11曲構成。

冒頭はミニマルな伴奏に詩の朗読。尖がった出だしなのですが、その後は現代のコンテンポラリー系ジャズ・ボーカルが続きます。ジャズ色が強いものから、ボッサ/ブラジル系、ポップなものなど、スキャット系も難なくこなし、心地良いボ―カルが続いていきます。数曲では満ちるがフルートも吹いてい良い味を加味しています。

旦那のシピアギンは曲によってはかなり控えめなものがあり、一方でカッコいいソロをとっているものもあり、陰に日向に奥さんを支えている感じ。で、このアルバムの一番のキーマンはアダム・ロジャース。全編アコースティックギターを優しく奏で、満ちるのボーカルをサポートしていきます。私が知っているロジャースって、自分のバンドやクリス・ポッター・アンダーグラウンドでのゴリゴリ職人技ジャズギタリストだったんで、今回これを聴いてかなり驚きました。ロジャースのこういうギターも素晴らしいですね。

曲によっては満ちるのボーカルとロジャースのアコギだけのデュエットがあり、これなんかはタック&パティの雰囲気で私はかなり気に入ってしまいました。ポップな曲では一時期かなり話題になったフライド・プライドっぽいものもありました。まああちらほどエッジは効いていませんが。2曲に参加するゴールドスタインのアコーディオンは哀愁満載でこれも良い味を出していました。

正直に言ってしまうと、満ちるのボーカル自体は私にとって凄く魅力的というほどではありません。しかし全編に渡って良い雰囲気のボーカルは聴かせてくれていますし、満ちるの曲とアレンジも良く。凄腕メンバーの技は随所に光っていて、アルバムとしてはかなり良い出来だと思いました。

秋の夜長に聴くには最高のアルバムだと思います。オススメ!

アルバム名:『souiception』
メンバー:
Monday Michiru(vo, fl,arr)
Adam Rogers(g)
Boris Kozlov(upright bass)
Nate Smith(ds)
Alex Sipiagin(tp, flh, bass trumpet)
Gil Goldstein(accordion)4,9
Ed Motta(vo)4

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