« 好例、カートリッジの比較試聴 | トップページ | ペイトンの痛快なジャズ »

面白い針が出ていたので。

ヤフオクではシュアーの針/カートリッジは古びたものでも高いので買う気になりません。ヤフオクでは最近業者らしき人達が暗躍していて、この手のものを国外で高値で売りさばいているようです。私が過去にアナログ関連品を出品すると、その手の業者がかなり高値で落札してくれました。連絡してくるのが外国人で、送付先がその手の会社なのです。落札専門にしている人達もいるようです。売りさばく先はロシアや中国。お金が余っている人達がいるんでしょうね。

そんな状況もあってシュアーの落札価格が高値維持していたりするのでしょう。なのでこんなものでお茶を濁してみようと思いました(笑)。大東京宝石のシュアーV15TYPEⅢ用交換針VN-35E。新古針未開封で¥999という茶目っ気のある価格がついていました。もちろん競合者なし。日本製の針などに興味を持つ人はいないのです。

P82
定価が¥10,000となっているので、無垢のダイヤモンド針かと期待したのですが・・・。残念ながら接合型のダイヤモンド針でした。それからシュアーのVN-35Eは”E”:elliのとおり本来は楕円針ですが、こちらは表記のとおり0.5milの丸針でしょう。ただしシュアー純正と同じようにテンションワイヤーがあってマグネットは角柱(日本のカートリッジは一般的にマグネットが円柱)、こういう特殊仕様なので交換針としては高くなっているのでしょう。

P83
私が持っているV15TYPEⅢの本体は黄色文字。本体にも色々なバージョンがあって、うるさい人はより古いものを良しとします。私はそこまでの拘りはありません。ヘッドシェルはオーディオクラフトのものです。シェルリード線はいつものPCOCC。シュアー用の特殊仕様は採用しているものの、スタイラスチップ(針先)やカンチレバーが普通のものなので音は日本製になってしまうのではないかと思います。

P84
本来シュアーのロゴや針の名前が書いてあるプレートが貼ってないので間抜けに見えます(涙)。これも新古針にもかかわらずダンパがへたっているような感じはなく、問題なくトレースして音が出ます。

いつものリー・リトナー『オン・ザ・ライン』を使ってビクターのZ-1Sと比較してみました。こちらの方が出力レベルは小さいです。音質は高音が澄んでいてテンションワイヤーの効果が出ているように思います。角柱マグネットによる低音増強はないようです。高音の出方からか、音が繊細に広がるようなニュアンスが加味されてハイファイな感じに聴こえます。これはこれで楽しめるのではないかと思います。

サードパーティーのものであっても、日本製はさすがに信頼性が高いですね。トレース性能に関してはメキシコ製シュアー針よりはまともなようです。海外生産による日本の空洞化現象なんて話がありますが、こういう日本のものつくり精神は未来へきちんと継承すべきだと思います。

|
|

« 好例、カートリッジの比較試聴 | トップページ | ペイトンの痛快なジャズ »

オーディオ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/511944/53656594

この記事へのトラックバック一覧です: 面白い針が出ていたので。:

« 好例、カートリッジの比較試聴 | トップページ | ペイトンの痛快なジャズ »