« またまたカートリッジの比較試聴 | トップページ | これも入手しました。多分これで最後。 »

廉価カートリッジ探究は続く。

いったいどこまでオーディオ・ネタで引っ張るのでしょうか? 

デリック・ホッジ、ベン・モンダー、ムタン・ファクトリー・カルテットの新譜は入手しています。でもジャズ/フュージョンのレコードばかり聴いているので、CD新譜紹介が書けませ~ん(涙)。で、今ブログを書きながら聴いているのは『日本の恋と、ユーミンと。』。気分転換にはグッドです。

はいっ、今日もやっぱりカートリッジの比較試聴。それも3連発! 比較に使うのレコードはリー・リトナーの『オン・ザ・ライン』。このレコードは2枚持っているので、2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替比較できます。

まずはこの2個。

左 : オンキョー(オーディオテクニカ)OC-27V(針:オリジナル)
右 : ビクターZ-1S(針:JICO現行丸針DT-Z1S)

P36

OC-27Vはベスタクスのヘッドシェルに取付けました。このほうがカートリッジ全体が見えてカッコイイ! 縦長長方形のスタイルはなんとなく放送局用っぽく見えるのですがどうでしょう? PL-30のアームはカートリッジ/ヘッドシェルが軽いと調整がやりにくいので、鉛テープを張り付けて重くしてあります。

OC-27Vを基準にZ-1Sを再比較です。OC-27Vは中域を中心にしっかりした音。50、60年代ジャズを聴くにはこれが良いと思います。Z-1Sは高音が少し多めで明るく朗らかですが、MD-1016のような華やかさではないのが美点。これは何でも聴ける素直な音が魅力。出力はZ-1Sの方が少し大きく。鳴りっぷりということでもZ-1Sは魅力的。両機共に良いと思います。

続いてこの2個。

左 : オンキョー(オーディオテクニカ)OC-27V(針:オリジナル)
右 : パイオニアPC-200(針:サウンド・ジュエル楕円針PN-400)

P37

OC-27Vを基準に、もう一度PC-200を聴き直してみました。これがなかなか良いのです。PC-200は高音がよく伸びて繊細で澄んだ音。ハイファイ調ですね。80年代フュージョンを聴くにはこれでしょう。女性ヴォーカルも良いと思います。前はMD-1016(現行JICO針)と比較したので、これが地味目に聴こえたのですが、あれはMD-1016(現行JICO針)が華やか過ぎたからだと分かりました。このハイファイな音は捨てがたい。

針が楕円なのでこの音が出るのかもしれません。構造的にはサスペンションワイヤー1点支持が効いているかも。この交換針の値段は\8,000。当時の普通の針の倍くらいの値段なので、ひょっとすると針先のカットが凝ったものなのかもしれません(100倍顕微鏡で見たらそうではありませんでした)。良い針だと思います。たまたまこれを入手できたのはラッキーかも? PC-200は手元に置いておきたいカートリッジになりました。

最後はこの2個。

左 : オンキョー(オーディオテクニカ)OC-27V(針:オリジナル)
右 : サンヨーMG-27L(針:A'pis現行ラインコンタクト針A-1PH)

P38

OC-27Vを基準に、もう一度MG-27Lを聴き直してみました。かなり似ています。ほんのわずかですがMG-27Lの方が明るい音です。本当にわずかな差。出力はMG-27Lの方が少し大きく、ビクターZ-1Sに近い感じで○。トリオV-39MKⅡとOC-27Vはクリソツ、V-39MKⅡとMG-27Lは若干質が違うはずだったのですが、OC-27VとMG-27Lがクリソツになっていました。OC-27Vがエージングされてまろやかになったのか?

OC-27Vは当時のオリジナル針なので、今の針が摩耗して現行交換針にするとこの音が出ないだろうと心配していたのですが、ほぼ同じ音が現行交換針のMG-27Lから出ているならば問題解決。OC-27Vは現行交換針で違う音になってもそれはそれで楽しめば良いことになります。同じような音のカートリッジが3個もいらないのでV-39MKⅡは整理品リスト入り。

以上4個のカートリッジは今後じっくり楽しんでいきたいと思います。

※ その後4個全てリサイクルして手放しました。アルミパイプカンチレバーに接合ダイヤ針は音質的に大差なく、所有していたい魅力に欠けるからです。このクラスであれば現行の廉価カートリッジで十分だと思います。良い音を求めて古いカートリッジをわざわざ漁ることはないということです。懐古趣味ならば否定はしませんが。2014.7.1

|
|

« またまたカートリッジの比較試聴 | トップページ | これも入手しました。多分これで最後。 »

オーディオ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/511944/53259059

この記事へのトラックバック一覧です: 廉価カートリッジ探究は続く。:

« またまたカートリッジの比較試聴 | トップページ | これも入手しました。多分これで最後。 »