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これも入手しました。多分これで最後。

廉価カートリッジ蒐集はこれで一旦打ち止めにする予定。

GLANZグランツ/ミタチ音響製作所のMG-2Sを入手しました。カートリッジ本体と大東京宝石の新古針DSN-34で\1,100也。奥がMG-2S、手前はビクターのZ-1Sです。

P39

なぜこの2つを並べて写真を撮ったかというと、MG-2Sを改良してZ-1Sになったという噂があるからです。MG-2SのOEM版にはデンオンのJM-16もあり、そちらは改良されてデンオンの多くのレコードプレーヤーに付属したDL-8になったという噂があります。JM-16用の交換針がDSN-34です。

その後分かったのですがMG-2Sはもう少し販売年が遅いようです。なので、MG-2Sの前進と言える機種Lo-DのMT-23、DENONのJM-16、OPTONICAのCART-102などを改良してZ-1Sなどになったというのが正確なように思います。ちなみにその後自社ブランドで売り出したMG-2Sは更に改良されていて、出力が大きくコイルの仕様が異なるようです。むしろMG-2Sの本体は現在ベスタクスのVR-7S、VR-7Eとして販売されているものの本体と同等ではないかと考えます。⇒ カートリッジMT-23の検証

P40

プラスチックのベース部分の形状は異なりますが、金属のボディは似たような形状をしています。ベスタクスのシェルに取付けてみました。シェルリード線はいつものPCOCC。この2個は似た音なのかと思いきやかなり異なる音でした。いつものレコードを使って比較試聴。比較の相手はこのところ私の標準機と化したオンキョー(オーディオテクニカ)のOC-27Vです。

左 : オンキョー(オーディオテクニカ)OC-27V(針:オリジナル)
右 : グランツMG-2S(針:大東京宝石丸針DSN-34)

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MG-2Sのスマートなデザインはなかなかイケてます。まずMG-2Sは出力がかなり大きいです。これまで聴いてきた中で一番大きい。音は高音寄りでエネルギッシュ。高音がかなり耳につくのに意外とやかましく感じないのが面白いところです。この押し出しっぷりはクラブDJ向きか? テクノ系クラブミュージックをメリハリを効かせて回すのが似合う感じ。まあ相対的に低音があまり出ないですけど。

意外ですよね。これを改良して作ったビクターのZ-1Sの素直な音とは対極に位置する音です。このハイ上がりな音はひょっとすると新古針のダンパが硬化していることによって生じているのか? いやっ、チェックレコードは問題なくトレースしているからダンパが硬化しているわけではないような気もします。う~む、これは現行交換針を挿してキャラクターを再確認する必要がありそうです。(その後色々聴いた結果、高出力カートリッジの中にはハイ上がり特性のものがあることが分かりました。)

これはこれで面白い音だとは思います。

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