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トーンアームを変えました。

こうなったらオーディオねただけにしてしまいましょうか(笑)?

レコードプレーヤーのトーンアームを交換しました。これまではフィディリティ・リサーチの高級ダイナミックバランス型FR-64fxを使用。これを交換してしまったというわけ。今までの流れからいって察しがつくかもしれませんね。グレードダウンしました(笑)。今度のはマイクロのMA-202、1970年代前半発売のスタティックバランス型。10年ほど前にしばらく使っていて、使い心地の良いアームだったのでこの度再登場いただきました。

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再登場とは言っても、前に持っていたものはパイオニアのレコードプレーヤーPL-50に取付けてヤフオクに出してしまったので(以前ブログに書きました)、今回のものは最近落札したものです。このアームはなかなか感度が良いところが気に入っています。この感度というのはカタログ値ではなく、実際に触って水平バランスを取ったりしての感触から来ています。私、ピンからキリまで、これまでに10数本のアームを使ったので、そこは実感として分かります。

今回落札したものは取説とかは一切なし。でも私が以前所有した時には元箱一式が揃っていたので、使い方は把握しているつもりです。細かい数値までは記憶していませんが、そこはそれで色々な情報を入手/推測はできます。アームの取り付け位置とか、オーバーハング量とか、インサイドフォース・キャンセラー機構の位置調整とか、この手の情報はやはり必要なのです。

アームサポート部周辺はしっかりした作りでカッコいいです。アームリフターもゆっくり昇降します。可動部のがたつきもありません。前オーナーは、社外の錘(今回付属)を追加して重量級カートリッジSPUを使っていたらしく、そのせいか錘の軸が少し垂れ下がっていました。このことはオークションの説明にはなかったけれどまあ良しとしましょう。落札価格はあまり高くなかったわけですからね。

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アームの実行長が前のアームより8mm短いので、アームをターンテーブル軸に8mm接近させて設置しなければなりません。プレーヤーキャビネット(アームボード)に元々開いていた穴を削って広げました。このキャビネットDK-300は、比重が合板の2倍のインシュライトという素材を使っています。これが堅いのなんのって。穴を広げるのに一苦労。

アームホルダーを取付けるためにドリルで新たに穴開けしましたが、鉄工用のドリルを使ったせいもあり、切粉が出てくると摩擦でドリルが回転しなくなってしまいます。なので一旦逆回転させて切粉を取り除き、再度ドリルを入れ、また止まったら切粉を取り除くという作業を繰り返してやっと穴が貫通。ここまで堅いと難儀です。

アームを木ネジで取付けます。材質がとても堅いので、木ネジ用のリード穴を開けてから、仮に木ネジだけをある程度ねじ込んで入りやすくした後、アームを取付けて木ネジを締めることにしました。ところがこの作業中に真鍮の木ネジの頭がネジ切れてしまうというトラブル発生! 慎重に作業を進めたはずなのに・・・。なので位置をずらして穴を開けなおすはめになりました。

元から開いている取付け穴とのクリヤランスも考慮するとなかなか大変でした。3ヶ所のネジ穴。普通ならいい加減に開けても、木ネジを締める段階で何とかつじつま合わせができるのですが、今回の堅い材質ではそれが難しいと判断。現物合わせで慎重に穴位置を決め、木ネジの仮締めは少しずつ数回に分けて実施。作業の度に木ネジは触れないくらいの温度に加熱。いや~っ、摩擦熱恐るべし。

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悪戦苦闘の末、何とかトーンアームを設置完了。シャンパンゴールドのパイプがターンテーブルDP-3000の色調に合っていますよね。取付け部は前のアームによってできた傷もあり、見た目があまりよろしくないです。アルミ板でボロ隠しする方法も考えられますが、面倒なのでこのままで良しとしました。

さて、アームをグレードダウンしたからカートリッジの性能を引き出せなくなったかと言うと、そんなこともなくこれで十分機能は果たしていると思います。まあ最近の私はハイファイを追及するつもりはないので良いのかもしれません。

最近、昔の普及価格帯のオーディオ機器を色々使っていますが、触れてみるとどれもきちんとした工業製品です。この頃の製品って高度経済成長期に手間暇物技術を投入して作っているので、古くなったとは言えきちんとしています。使えば分かりますが、日本の”ものつくり”の精神がひしひしと伝わってきますよ。

こんな私ですが、デジタル技術は日進月歩(いや、秒進分歩くらいか)だと思っているので、CDプレーヤーやDAコンバーターは、できるだけ最新のものを使うようにしています。

次はジャズねたにするつもり?です。

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