秋葉原のヒノオーディオが閉店してました。
ビックリしました。秋葉原のヒノオーディオが閉店していたんですね。今日、ブログの検索ワード/フレーズの中にその文字を見つけて知りました。「ヒノオーディオ 閉店」でネット検索をすると最初に「2ちゃんねる」のスレッドが出てきます。閉店してからもう半年も経ってしまっています。ここ1年くらい秋葉原に行っても万世橋を渡ることはなかったので気付きませんでした。
このお店では色々買ったので私のブログにも何度か登場しています。こんなこともありました。ジェームス・カーター・ライブの前に
この時、日向野社長(会長?)にお会いしたんですが、その数か月後に日向野さんは亡くなられたという話を聴きました。前は秋葉原に行くと特に買い物をするわけでもないのに、お店だけは中を覗くようにしていました。その後店舗を縮小したりしてきたようですが、とうとう閉店とは・・・。とても残念ですが時代の流れを感じます。
秋葉原のオーディオ関連のお店は年々減っていきます。オーディオ・マニアの私としては寂しい限りです。一時期結構盛り上がった真空管アンプの自作ですが、リーマンショック以降一挙に減退したように感じます。ビンテージ真空管が高騰したり、真空管アンプには欠かせないトランスの材料費が高騰したり、何かとお金がかかる趣味になり、景気の減速と共にフェードアウトせざるを得ない状況になっていきました。
今も真空管アンプ自作ファンはいますが、あまりお金をかけずに楽しむ小型アンプにシフトしているように思います。スピーカー自作にしても最近は10cm口径のフルレンジを小型の箱に入れ机上に並べるという感じになってきているようです。ヒノオーディオは自作スピーカーや真空管アンプ自作関連の販売が主力だったのでしょうが、オーディオ/自作ファンがあまりお金をかけずに楽しむようになったという時代の流れには上手く対応できていなかったようにも感じます。
意外と中国の状況が影響していたりして。中国の経済成長に伴い、オーディオ関連は中国での販売が好調だという話を数年前に聞きました。秋葉原にも中国からの観光客がたくさん来て、お金をたくさん落としていくというのがTVでも報道されていました。でもその後、日中関係の悪化で日本への観光客の減少。秋葉原にもその影響は出ていたはずです。それに最近は中国の景気自体が伸び悩む状況。こういうのが効くんだろうと思いますよ。
ヒノオーディオの店舗の写真を貼ろうと思ったんですが、一昨年末パソコンがクラッシュした際に私が撮った写真は全て喪失していました(涙)。ということで、数年前の雑誌広告を貼っておきます。
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コメント
いっきさん、こんばんは。
そうだったんだ。ヒノオーディオはもうないんだね。
今となっては、JBL D130+175DLH+075の3ウェイネットワーク自作図面(専務の手書き)が貴重なものになってしまいました。
今度、スキャニングしてネットで公開します。
投稿: tommy | 2013年5月26日 (日) 00時48分
tommyさん
こんばんは。
そうなんですよ。倒産したみたいですね。
「JBL D130+175DLH+075の3ウェイネットワーク自作図面(専務の手書き)」は貴重だと思います。
そうですね。ネット公開して思い出を語るのいいですね。
投稿: いっき | 2013年5月26日 (日) 01時10分