またまたジャンクアンプを落札してしまった。
只今メセニー来日中。
ブルーノート東京の原田和典さんのライブレポートを読んで「おおっ!」となりました。
http://www.bluenote.co.jp/jp/reports/2013/05/22/pat-metheny-unity-band.html
さすがはメセニー、やってくれます。観に行けないのが残念。
メセニーTシャツほしい。この商売上手! まだ稼ぎたいのかい?(笑)
ということで、只今メセニーの新譜を聴きながらこれを書いてます。
エレクトロニクスの使い方や”ロック・ユー”なギターに尖がった部分あり。
ユダヤ系のエスニック色もあったり。ピアノ弾いてフリー・ジャズもやってるし!
間違いなくメセニーサウンドではありますが、現代ニューヨークっす。
こう来ましたか?さすがはメセニーです。
音楽的には最近ではこれが一番先鋭的だと思います。
*
今日の本題はまたまたオーディオです。m(_ _)m
これをヤフオクで落してしまったんですよ。
YAMAHAのCA-800Ⅱ、白木の筐体とシルバーパネルが麗しいこのアンプ。手元に置いてみたかったんですよね。本当は上位のCA-1000Ⅲ、CA-2000などメーター付のやつが良いんでしょうけれど、敢えてそれらの下のこれ。最大の理由は安いから。今の私はこのクラスの出力と重量のアンプに興味があるのです。若い頃の元気はないからこのクラスでないとハンドリングできないのです(笑)。
操作時にノイズはあるけれどすぐに落ち着くという動作品でした。まあでもジャンク品。落札価格も当然ジャンク価格。汚れはありますが掃除すればそこそこ見られるようにはなりそうです。パワーアンプ部はB級、A級問題なし。プリアンプ部は操作するとノイズ多発。ボリュームのガリも多め。フォノにすると微妙に左右バランスが悪い感じです。
このアンプはトーンコントロール/フィルター/ラウドネスをジャンプすると音量が上がるという面白さ。普通トーン・アンプのゲインが無くなるから音量は下がるか、もしくは同じになるように揃えてあると思うんですけど。トーンアンプの前にバッファーアンプがあり、そこでもゲインを稼いであるみたいです。その後ろのトーンアンプではゲインが落ちる設計。要は古い設計なのですね。
トーンコントロール系をジャンプした時の音質の変化が激しくてビックリ。トーンアンプを通すとそれはもう音が曇って解像度はガタ落ちなのに、ジャンプするとクリヤになって音の細部が見えてきます。トーンアンプ周りの部品劣化にもよるのでしょうけれど、やっぱりトーンコントロール系は百害。というのは昔の話で、その後はもっと考慮されて設計されるようになります。
*重大な勘違いがありました。
トーンコントロール系を通した時、ラウドネスが目いっぱいかかっていました。普通は左目いっぱいに回せばフラットのはずなのに、これは右目いっぱいに回してフラットだったのです。YAMAHAのラウドネスは独特の連続可変型で、ラウドネスを効かせれば効かせるほど音量が下がるので、トーンコントロール/フィルター/ラウドネスを通すと音量が下がってしまったのです。ラウドネス全開なので音は低音過多、こもったような音になるのは当たり前でした。ラウドネスをフラットにしたら、トーンコントロール系を通しても音量差はなく、ジャンプした時との音質差もほとんど感じられませんでした。プリアンプ部の出来はなかなか良かったのです。
パワーアンプ部は特に問題なくなかなか良い音で鳴っているので、まあ急いで手を入れなくて良いかも? プリアンプ部はかなりメンテ要ですが、ここは使う気がないからどうしたものか? 今はLAPT搭載したAU-607が快調ですし、CA-800Ⅱに出番は回ってきそうにありません。とりあえずブツを確保したということで、当分保管。
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コメント
いっきさん。こんばんは!!
オレもそのアンプ好きですよ。
発売当時、品が良い感じがしました。
メンテナンス楽しみにしています。
投稿: tommy | 2013年5月23日 (木) 04時30分
tommyさん
こんばんは。
これ、デザインが良いですよね。
YAMAHAの音は素直なので好きです。
メンテナンスはしばらく先になりそうです。
投稿: いっき | 2013年5月23日 (木) 20時24分