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JA-S75のメンテナンス その6

唸りが発生した電源トランスを交換して音が気に入ったJA-S75のプリアンプ部をメンテナンスしました。

まずはフロントパネルを外して基板にアクセスできるようにしました。

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ここまでばらすのにそれほど手間はかかりません。保護回路とA級増幅用定電圧電源回路と一体化した基板にフォノイコライザー回路があります。トランジスタは問題ないので、劣化しやすい電解コンデンサのみを交換して、全半田をやり直しました。フォノイコライザーは片チャンネルあたり5石構成。入力はFETで受けるようになっています。

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プリアンプ部もトランジスタは問題ないので劣化しやすい電解コンデンサのみ交換して、全半田をやり直しました。フラットアンプは片チャンネルあたり2石構成の簡単なものです。

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トーンコントロールON/OFFスイッチは過去に取り外してクリーニングしたようで、その際にパターンを切ってしまい、補修配線してありました。ここは全半田のやり直しのみ実施。

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だいぶ以前に行ったような感じで、なかなかきれいに配線してあることから、もしかするとメーカーのサービス部門によるメンテナンスかもしれません。他にカートリッジ・ロード切換スイッチ小型基板とバランス・ボリューム小型基板があり、それらも全て半田をやり直しました。スピーカー切換スイッチは無水アルコールで掃除し、各基板上面の埃を掃除してから組立ました。各基板にはこの手の常で接点復活剤か何かが薄く付着していました。

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メインボリュームは4連でプリアンプ部の前後に入っています。このためボリュームを絞った時にもS/N比が悪くならないようになっています。ボリュームはしっかりした作りの高級品。

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以上でメンテナンス終了。内部の埃もなくなってスッキリしました。

このアンプのプリアンプ部の音質ですが、やっぱり通すと音が曇ります。配線や可変抵抗や多くの切換スイッチなど、複雑な経路を通るとこうなってしまうのはやむを得ないのでしょう。フォノイコライザーは可もなし不可もなしという感じです。多分このアンプだけ聴けば明るい音質のそこそこ良い音のアンプだと思います。私はできるだけ音が曇らない簡素な回路のプリアンプ(ボリュームと入力切替スイッチは超高級、配線はOFC線)と比較しているからそれが気になってしまうのです。

外観は汚れや傷多数。掃除をしてもこれ以上は無理でした(涙)。粗めのヘアライン仕上げは独特の質感を醸し出しているだけに惜しい。

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AU-607を常用にするので、こちらは控えアンプ(パワーアンプ)として時々交換して楽しみたいと思います。

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