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JA-S75のメンテナンス その5

今はオーディオが楽しいので、またまたこのネタです。m(_ _)m

ばらしたPMA-701から取った電源トランスをJA-S75に乗せました。JA-S75の電源トランスは唸りを発していて、夜聴く時に不快だったからです。唸りの原因はトランス自身の劣化と推定したので乗せ替えることにしました。

これがその悪玉トランス(笑)。なかなかの大きさで迫力はあるのですが・・・。

P86_2

乗せ替える電源トランスは一回りくらい小ぶりなので、シャーシに穴を開けなおしました。取り付けピッチもかなり異なります。トランス取り付け金具にはネジが切ってあるので裏からネジ止め。

P87

写真だと少々分かりづらいかもしれませんが、上が元の電源トランスで下が乗せ替えた電源トランス。一回りくらい小型のものです。

P88

電源トランスの2次電圧は36Vから33Vにダウン。当然整流後の電圧も下がって±51Vから±47Vになりました。電源電圧の低下はそのまま出力の低下につながります。最大出力は元の80Wから65Wになりました。私の場合、出力はそんなに必要ないのでこれでO.K.です。これではパワートランジスタをわざわざパラレル接続にする必要はないですね。スピーカー保護リレーの駆動電圧もここから取っていたので、電圧低下でリレーが動かなくなるかもと少し心配したのですが、問題なく動きました。これでトランスの不快な唸りは解消。

この改造にあたってアース配線も見直しました。B級増幅部のアースは細い線と太い線でシャーシに落としてあり、それも違う場所からなので、グランドのループが出来てそれがハムノイズの増加につながっていたのでした。なんでこういう風になったのか? 改善策として太い線のみで基板からアースに落したら、ハムノイズは気にならないレベルになりました。

ここまでやって改めてパワーアンプ部の音を聴いてみると。電源トランスの小型化による低音の低下はそれほどなく、高音がかなり爽快なのです。何なんでしょうね?この散乱するきめ細やかな高音の心地良さは。高音につられたのか全体的にクリーンな音場が眼前に展開します。かなり良いです。このキャラクターは捨てがたい。ビクターのアンプに共通のクリーン・トーンが呼び覚まされたのかも? サンスイとは一味異なる風味です。

パワーアンプ部の部品をかなり交換した効果が出て来たんでしょうかね。理由はどうあれ結果オーライ! これまでのメンテナンスが無駄にならず良かったです。PMA-701から取った電源トランスも有効活用されました。

こうなったらフォノイコライザーとプリアンプ部の電解コンデンサも交換して、全半田をやり直すことにします。トランジスタはまだ大丈夫なのでそのまま使用。このアンプは徹底メンテナンスして保存することにしましょう。JA-S75、最大出力が減ったのでJA-S60といった感じでしょうか。お気に入りのアンプになりました。

やたらお金をかけなくても技術さえあればオーディオは色々楽しめます。

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コメント

それ、技術あり過ぎです。www〜〜真似できません。

投稿: tommy | 2013年5月 5日 (日) 23時06分

tommyさん
そうですよね。どうもすみません。m(_ _)m
こういうのを見て、私もやりたいというような理系の若者が増えてくれればいいんだけどな~。
まっ、若者は私のブログなんか見ないですよね。

投稿: いっき | 2013年5月 5日 (日) 23時38分

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