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カシオペアのレコードを買ってみた。

別にジャズに固執しているわけではないので、ピュア・ジャズ・ファンからはあまり好かれないジャパニーズ・フュージョンも聴いて楽しんでます。ということで今日はカシオペア。

昔はもっぱら車のB.G.M.として重宝させていただきました。何度も書いていますがレンタルCDをカセットにダビングしていました。今もカセットは残っています。カセットは少し傷んでいることもあり、まともな音源を持っていたくて、昔のものはレコードを少しずつ揃えています。

しばらく前に、時々見ているネットレコード店舗を覗いてみたら、年末セールをやっていたので衝動的にカシオペア2枚とスクエアー3枚をまとめ買いしてしまいました。今日紹介するのはその中の1枚。

P147カシオペア『ジャイヴ・ジャイヴ』(1983年、ALFA)です。メンバーは、野呂一生(g,guitar synth,linn drum computer,per)、向谷実(key,syn,p)、桜井哲夫(el-b)、神保彰(ds,linn drum computer,per-syn)、他です。ロンドンでの公演の折にロンドンのスタジオで録音されたアルバムです。

タスキを見ると「新たなるジャズ・ファンクの雄として、ロンドン子を震撼させたカシオペアの、これはまぎれもなく世界制覇をもくろんだ衝撃のアルバム!!」なんて、大袈裟な文字が並んでいます(笑)。私が車のB.G.M.として聴いていた頃は、アルバムの背景みたいなものは全く気にしていなかったので、今初めてこのようなことが分かった次第。

カシオペアのアルバム(カセット)は何枚か持っていて、その中で好きなものと嫌いなものがあるのは当然のこと。この『ジャイブ・ジャイブ』は好きなアルバムだったのですが、その理由がタスキの宣伝文から分かりました。”ファンク”だったのです。私、ファンクが好きだというのはブログに何度も書いていますよね。結局それなのです。

過去の音を改めて聴くと自分の好みがあぶり出されるというのはもう何度も体験していて、今回もまた同じことを体験してしまいました。

さて、久しぶりにアルバムを通して聴いていてみると、”何これ、メチャクチャ格好いいじゃん。”という曲がありました。多分昔はこれがそれほど格好いいとは思っていなかったはずです。ところが今の”ジャズ耳”で聴くとこれが一番ヒップ! 《シークレット・チェイス》。

これはジャズってます。難しいリズム・フィギュアにタブラがからみ、実に2000年代的リズム。適度にアブストラクトなメロディーにオーケストレーションを被せた不穏感。アタックが強いブレイク。向谷さんのホーン系サウンドのソロがクール。野呂さんのギター・シンセもアグレッシブに飛翔してます。当時にしては時代を先取りしたサウンドだったのではないでしょうか?

カシオペアらしいのは1曲目の《スウィート・イット・アウト》。タイトなリズムが気持ちいいですね。向谷さんのピアノ・ソロが美しい。

”フュージョン耳”ならばやっぱりこっちが気持ちいいです。

こちらもカシオペア・サウンドの《リビング・オン・ア・フィーリング》。ライブ映像でどうぞ。

こうして女性コーラスが入っているのを聴くと、当時流行ったシャカタク(イギリスのフュージョン・バンド)のサウンドと被りますよね。この辺りがロンドンで録音した成果なのだろうと分かります。レコードのバージョンはもう少しテンポが遅くてファンキーな感じが増しています。エレベのチョッパーがいい感じです。今になってサウンドを分析してみると面白い。

レコードジャケットの中にはこんなオマケが!カシオペア・シール(笑)。
P148

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