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フォノイコライザーは無事完成!

この休みに取り組んでいたフォノイコライザー(フォノEQ)が完成しました。

数日前に紹介したとおり、「情熱の真空管」 というサイトを運営されている「ぺるけ」さんが設計した 「PHONOイコライザー・アンプ」 を製作しました。

実は最近思い立ったわけではなく、もう半年以上前からこれが作りたかったのですが、きっかけがないまま作りそびれていました。今回はオーディオを縮小化しようということで、プリアンプは自作のもの1台だけにし、フォノEQも単体もの1台にしたいという動機ができたので、早速製作に取りかかったというわけです。

機構部品は手持ちのものを流用し、ケースと回路部品はほとんど新規購入しました。作るからには自分のオーディオになじむ形にしたいということでケースを選択。タカチのこのシリーズのケースを使ってこれまでも何台かアンプを製作してきたので、使いこなしの要領は分かっていました。

あまり小さくすると電源トランス等のノイズを拾うので、大き目のケースに余裕を持って実装しました。レコードプレーヤーは2台あるので、両方接続して切り替えて使えるように入力は2個にして、レコードプレーヤー用のサービスコンセントも2個付けました。フォノEQの電源スイッチと連動しています。こうしておけばレコードを聴くときだけレコードプレーヤーに電源が入ります。省エネ(笑)。

こんな感じになりました。私は薄型が好きなのです。

P59

サービスコンセント連動なので電源スイッチは大き目のものを使いました。フォノEQ単体の電源ON/OFFならもう少し小型のスイッチが使えて、フロントのデザイン的なバランスはとれるのですがしょうがありません。RCAジャックが入力と出力で少し異なっているのは、手持ち品と新規購入品の混在だからです。リアはRCAジャックが高級品のイメージを醸し出してますよね。ももちろん穴開けは全て自分でやりました。

中身はこんな感じです。電源回路のみほんのちょっとリメイク。アンプ部の回路はまんまコピーさせていただきました。平ラグへの実装は少し見直して10P⇒8Pに変更。

P60

なかなかきれいに配線されているでしょ。私は音さえまともに鳴れば中はグチャグチャでも良いというのには反対です。きれいに配線してこそ価値があるのです。メカフェチなので眺めてニヤニヤできるようにしたい(笑)。右半分がアンプ部で左半分が電源部です。電源トランスはシールドがついていない安物なので、アンプ部とできるだけ離し、電源トランスからのノイズがアンプに乗らないように配置。

久しぶりにこういう実装のアンプを作ったのでなかなか要領を得ず、きれいに配線しようとしたら、簡単な回路であるにもかかわらずそれなりの時間を要してしまいました。私の場合はたえず確認しながら組み立てていくので、組み上がった時に改めて回路チェックとかしません。

いよいよ緊張の電源投入!スイッチON後各部の電圧をチェック。設計値より電圧は低めになりました。う~ん、この辺りの商用電圧(AC100V)が低めなのかも?ということで電源部の抵抗を少し小さいものに変えます。手持ち部品がたくさんあるので、こういう時には不自由しません。再度電源ONして確認。妥当な電圧になりました。

今回は特に大きな問題はなく完成。さて、ここからが重要です。音だし確認。まずは残留ノイズチェック。私はノイズが多いといくら音が良くても我慢できないのでここは重要です。プリアンプのボリュームを最大にします。真空管特有のバルブノイズはありますね。でも試聴レベルでは気になりません。これならO.K.

そしてレコードをかけてみると、今まで使用していたCL-32より中高音がはっきり出るようになりました。その分バランス上低音が少なく感じます(使いこなしの見直しで低音も出るようになりました)。一言で表すと瑞々しくなりました。やっぱりCL-32は経年劣化で中高音が出なくなっていたのかも? チャンネルセパレーションも良好。ボーカルは真ん中にしっかり定位します。何だ、普通にいいんじゃない。

レコードを何枚か聴いてみました。さっぱりした音ですね。妙にアナログチックに鳴らないところがこのフォノEQの美点のようです。確かにこれで立派に実用になります。ぺるけさんの回路は設計がしっかりしているので、きちんと作ればまっとうな音が出ます。こうなるとCL-32には引退していただくことになりそうです。

いやはや大成功!ぺるけさんには感謝。

(注)このフォノEQの使用上の注意点を次の記事に書いていますので是非お読み下さい。

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コメント

いっきさん。


フォノEQ、完成おめでとう。
CL-32の経年劣化はあると思いますよ。
だいぶシンプルになってきましたね。

投稿: tommy | 2012年10月 9日 (火) 00時56分

tommyさん
こんばんは。
>フォノEQ、完成おめでとう。
ありがとうございます。無事完成に至りました。
>CL-32の経年劣化はあると思いますよ。
ですよね。8年くらい前に劣化しやすいコンデンサは交換していあるのですが、他諸々の部品はそのままですからそれなりに劣化していると思います。
>だいぶシンプルになってきましたね。
はい。とりあえず現状でしばらくエージングします。

投稿: いっき | 2012年10月 9日 (火) 19時41分

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