我が家に新しいスピーカーがやって来た。
私、思い立つとやることが速いですね(笑)。
我が家に新しいスピーカーがやって来ました!
スピーカーはQUADの12L2です。
コンパクトなスピーカー。
箱を開けるとうわさ通りの梱包。
ちょっと不謹慎ですけれど骨壺みたいな感じ(笑)。
まあ、高級といえば高級感はあるんですけどね。
そしてこれもうわさ通りで、白手袋が入ってました。
注意書きによると素手で触ると塗装に良くないとか。
しょうがないので手袋をはめてスピーカーを扱いましたよ。
このスピーカーは小っちゃいです。
これまでメインで使っていたタンノイのスターリングと比較してみました。
1/4以下のサイズです。
こんなんで満足できる音が出るんでしょうか?
セッティングの前に真空管アンプの出力インピーダンスを8Ωから6Ωに変更。
去年作ったアンプの出力トランスには6Ω端子があるので安心してつなげます。
オーディオラックの位置も少しずらしました。
ずらした理由は後程。
もちろんバイワイヤリング接続です。
スピーカーケーブルは日立電線のLC-OFC。
武骨になりがちなオーディオにおいてピンク色ってのがカワイイ。
同じ太さに見えますが低音側に導体の太いものを使っています。
端子が金ピカ!背面まで仕上げは美しいのでした。
バスレフポートは2個あります。
バーズアイメイプル仕上げって大理石みたいで高級感アリアリ。
無垢の突板に7回も塗装と研磨をしたツルピカ仕上げなのです。
あ~あっ、麗しいスピーカーの上には鉛インゴットと小物が(笑)。
ユニットも高級感出てます。
精悍なツラ構えです。
前はメイド・イン・チャイナってシールが貼ってあったようですが、
今はアッセンブリード(組立)・イン・チャイナになっています。
ユニットは自社生産しているらしいですからね。
マイ・オーディオはこんな感じになりました。
向かって右側中段にある大きいアンプは接続されていません。
自作品に新旧既製品が入り混じった唯一無二の無手勝流オーディオ(笑)。
ターゲットオーディオのラックが実は結構高級品なのです。
さてさて、問題のスピーカー、音はどうだったのでしょうか?
これが何ともあっさり最初からそれなりの音が出てしまったのでした。
長年オーディオをやっていると試聴しなくてもそれなりの音が出せちゃう(笑)。
低音は出過ぎるくらいです。
今時のAV併用スピーカーは小型でも低音がきちんと出るんですね。
ただし普通の低音域で、その下の空気感はさすがに出ません。
ベースの音は十分ブーミーに鳴ります。
締まりもそれなりにあるので気持ち良いです。
高音は軽くてシンバルの金属感も良く出ています。
クリアに出ていつつ、きつくならない感じです。
低音と高音のバランスから中音は若干控えめに聴こえます。
出ていないというわけではなく、押しつけがましさがないのです。
全体の音は結構明るくて前に出て鳴るので、
この中音の出具合がジェントル感を演出する絶妙なバランスなのでしょう。
正にここがQUADの音作りだろうと思います。
これは美音だと思います。
ただし今のところまとまりはなくて、出っ放しという感じです。
こればかりは鳴らし込んでエージング効果を待つしかありません。
まとまり感を持つようになるまでにはそれなりの時間を要するでしょう。
エージングしながらセッティングも詰めていこうと思います。
これなら大きいスピーカーはいらないですね。
部屋が狭くてニアフィールド・リスニングなのでむしろこれが正解でしょう。
今回のスピーカーのダウンサイジングには副次的な効果があります。
開いたスペースにCDラックが置けることになりました。
300枚くらい積み上げたCDがあるのでそれらがスッキリ収まります。
回転タワー式CDラックです。そびえています(笑)。
CD収納は後程やる予定。
回転式マルチタワーラックはこちらのものです。
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