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これは暗くて重いです!

今日はヒップホップ。たくさんは聴けないので有名どころをボチボチ聴いています。

ジャズ喫茶「いーぐる」で昨年開催された中山康樹さんの「ジャズ・ヒップホップ学習会」からヒップホップに興味を持つようになった私ですが、最初は聴きどころがよく分かりませんでした。「ジャズ・ヒップホップ学習会」は5回も行われたのに、その5回ではまだ雲をつかむような状態。ジャズとの関係からヒップホップを見ると、ヒップホップに正面から向き合えないという問題が内在していたようにも感じました。

その後、後藤さんの判断により追加されたヒップホップに特化した3回の「ヒップホップ講座」に参加して、やっとヒップホップというものが見えてきました。私にとってこの3回は非常に意味がありました。その間に読んだ「文化系のためのヒップホップ入門」(長谷川町蔵×大和田俊之)も大変参考になりました。そして少しずつ音源を聴いていくうちに、各講座で語られていた事の意味がまた見えてくるようになって今に至ります。

P181 モブ・ディープ『イン・フェイマス』(1995年、Loud/RCA)です。

これもいつものパターンで、「文化系のためのヒップホップ入門」の紹介文を転記します。

「ナズの成功は、クイーンズに再び人々の目を向けさせたが、それを利用してブレイクしたのがこのデュオ。ハードなビート上でストリートライフを冷徹に語りつくす本作でコアなリスナーの支持を獲得した。ゲストのナズ、レイクウォン、ゴーストフェイスらも好演。トラックは大半をメンバーのハヴォックが手掛けているが、3曲をQティップが手掛けお洒落さがいいアクセントになっている。」

これはAmzonのレビューを読んだら聴かずにいられなくなりました。「そんなにヤバイのか?」と。で聴いてみたら? その通りのヤバサでした。聴きだしてすぐに暗さや退廃感が溢れ出しました。確かに何度も聴くと気分が沈んできてしまいますが、ある意味くせにもなります。私ってこういう暗いのも好きです。昨日のザ・スクエアーとは対極にあるサウンドですよね。

この暗さが堪りません。気分がどんどん沈んでいきます(笑)。
《サーヴィヴァル・オブ・ザ・フィットネス》

PVを見ると「こういう世界なのか」とよく分かりますよね。
まっ、これはサウンドだけでもう十分想像はできますが。

《ショック・ワンズ・パートⅡ》
これはラップの歌詞が表示されますのでご注目。
う~む、何だかよく分からないです。

この世界、私には分かりかねますが、サウンドが持つ力には打たれます。

《テンパレチャーズ・ライジング》
これは明るい感じで、Qティップがトラックを作っている3曲中の1曲です。

長谷川さんが書いているとおり、お洒落さがいいアクセントになっています。
ベースの使いかたとかブレイクの具合がQティップのサウンドですね。
途中に入る女性ヴォーカルはエリカ・バドゥみたいです。

2曲にイントロとしてナレーションがあり、1曲はイントロが銃撃される場面。
これがその銃撃場面のイントロ付《クレイドル・トゥー・ザ・グレイヴ》

このヤバサはやっぱりカッコいいと言えるでしょう。

暗さとヤバサのカッコ良さが分かる人は必聴。

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