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90年代の音です。

ハンク・ロバーツに興味を持った私が以前買った過去のアルバムを紹介します。

P138 ハンク・ロバーツ『バーズ・オブ・プレイ』(1990年rec. Winter&Winter)です。メンバーは、ハンク・ロバーツ(cello,vo)、D.K.ダイソン(vo)、マーク・ランパリエロ(g,vo)、ジェローム・ハリス(b,vo)、ヴィニー・ジョンソン(ds,vo)です。ヴォーカル・アルバムです。一昨年買ったアルバムなのでリアルタイムでは聴いていませんが当時の音です。

P139 再発盤は文字と数字のジャケットになっていますが、元のジャケットはこちらのようです。ご覧のとおり白人/黒人の混成バンド。フィーチャされているボーカルが黒人女性で、ベースとドラムが黒人。リダーのロバーツとギターが白人という組み合わせです。

90年代らしくフュージョンを経由したファンク・リズムを黒人が作り、その上に片やカントリーなロバーツのチェロと片やロックなギターが左右チャンネルに分かれて演奏するという混合ぶりが当時のアメリカを感じさせます。

ボーカルのダイソンは当時人気があったダイアン・リーヴス系。パワフルで艶やかなボーカルは魅力的です。これだけの歌が歌えてもその後の人気につながるかどうか分からないのがこの世界。最近も歌っているみたいで、ここでその歌が聴けます。
http://www.myspace.com/dkdyson
こういうアフロスピリチュアル~ファンクは結構好みです。
Amazonでもダウンロード・アルバムが買えます。

アルバムの話に戻って、全曲をロバーツが作曲して、1曲を除いて作詞もロバーツがしているのは面白いです。全員にボーカルのクレジットがありますが、1曲目の冒頭といくつかの曲の途中で軽くコーラスをしているだけで、ガッツリ歌を歌っているというわけではありません。

元気ハツラツとした曲が大半。ベースとドラムのファンク・リズムはドライブ感抜群。でも微妙に軽薄なところは90年代故か? チェロもギターもどちらかと言えばロックですね。時々アバンギャルドなサウンドも入れつつ、でも決して重くならず、良くも悪くもノンシャランな感じで、その軽さが今の私としては食い足りなく感じます。時代の音なんでしょうけど。

このポップな出来は歓迎するべきかもしれませんね。
ダイソンのボーカルは良いので興味がある方はご一聴下さい。

アルバム名:『Birds Of Prey』
メンバー
Hank Roberts(cello, vo)
D.K.Dyson(vo)
Mark Lampariello(g, vo)
Jerome Harris(b, vo)
Vinny Jhonson(ds, vo)

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