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菊地成孔DCPRGのインタビューを読んで。

先日、「DCPRGの《キャチ22》を聴いて驚いた!」 という記事を書きました。

”DCPRG”という検索ワードで私のブログへ来る方がいたので、
Google検索していたら菊地成孔さんへのインタビュー記事を発見。
ここにリンクを貼りますので、読んでみて下さい。

http://www.cinra.net/interview/2012/03/26/000000.php

なるほどね。
私が聴いて違和感や気持ち悪さを感じたラップの意図が分かりました。

「フィックスされたリズムのあるトラックにラップが乗るんじゃなくて、全員がバラバラに、パッと聴くとフリージャズに聴こえる、そういうトラックにラップが乗ったら面白いんじゃないかって」

とのことでした。
意図していることはちゃんと聴き取れていたわけですが、
まっ、それを面白いと感じるかどうかは人それぞれ。
私は古い人間なので馴染めません。

やっぱりね。ボーカロイドは安直な発想だったようです(笑)。

さて、インタビュー中に出てくるSIMI LABの《WALK MAN》を早速チェック。

これカッコイイと思います。
DCPRGの《キャッチ22》よりこっちの方が全然面白い。

さて、ここで終わらないのが私。
似たサウンドに出会っているんじゃないかと。

タイラー・ザ・クリエイターです。
ジャズ喫茶「いーぐる」で行われた
長谷川町蔵さんと大和田俊之さんによる「ヒップホップ講座」でかかった人。
当日かかたのは下記の曲とは別のものです。

これですよ。
ちなみにこのPVでは、ゴキブリ食ってゲロ吐いてますんで、
食べるところは一瞬でゲロはシルエットになっているとはいえ、
食事中の方は絶対見ないように(笑)。

アンファンテリブルなタイラーでした。
アメリカではかなり人気があるらしいです。

私、タイラー・ザ・クリエイターのサウンドは結構気に入っていたので、
日本にも同じようなことをやっていた人がいたというのが面白いと思いました。
年代的にはSIMI LABの方が先です。
菊地さんの
日本のアンダーグラウンド・ヒップホップはすごく優秀なラッパーを輩出という話。
納得です。

そこに目を付けた菊地さん、着目点はなかなか鋭いんですよね。

昨年、ヒップホップに引き込んでもらった中山康樹さんには感謝ですね。
最近のヒップホップがらみのジャズがそれなりに見通せるようになりました。

4/12(木)、新木場STUDIO COASTでDCPRGのライブがあるようなので、
興味がある人は行って見て下さい。
私も一度見てみたいけれど山梨からでは無理(涙)。

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コメント

はじめまして。ブログちょこちょこ拝見させていただいています。

最近菊地さんの記事多いですね。
ボカロは露悪趣味というか悪ふざけだろうなーと思っていましたが、やっぱりそうでしたかw

菊地さんはスノッブなところが若干アレな感じですが、ぼくは「話の面白いおっさん」として割と好意的に見ています。
硬派な(?)ジャズファンには嫌われがちのようですが、怒る人たちは真面目に取り合いすぎなんじゃないかと。

菊地さんの魅力は、その表層的な感じというか、「フェイク」なところにあるような気もしています。
素人の女の子に口パクさせてたスパンクハッピーとか、フェイクラテンのバンドなんかが、菊地さんが一番活きるところじゃないでしょうか。
ラジオや大谷さんとのコンビで、良い意味で適当にしゃべっているときも、
かなり生き生きしていると思いますw

投稿: many blessings | 2012年4月11日 (水) 14時48分

many blessingsさん

はじめまして、こんばんは。

>ブログちょこちょこ拝見させていただいています。

どうもありがとうございます。

>最近菊地さんの記事多いですね。

何かと話題な人ですから。

>ボカロは露悪趣味というか悪ふざけだろうなーと思っていましたが、やっぱりそうでしたかw

そのようです(笑)。

>菊地さんはスノッブなところが若干アレな感じですが、ぼくは「話の面白いおっさん」として割と好意的に見ています。

私も全く同感ですよ。

>硬派な(?)ジャズファンには嫌われがちのようですが、怒る人たちは真面目に取り合いすぎなんじゃないかと。

それはありますね。
そこがジャズファンの良さであり悪さでもあると思います(笑)。

>菊地さんの魅力は、その表層的な感じというか、「フェイク」なところにあるような気もしています。

菊地さんの「フェイク」は”もろ刃の剣”だと思います。
良い方に受け取られれば役にたつし、悪い方に受け取られれば害になります。
堅いジャズファンにとっては後者以外の何物でもないと思いますよ。

>素人の女の子に口パクさせてたスパンクハッピーとか、フェイクラテンのバンドなんかが、菊地さんが一番活きるところじゃないでしょうか。

それを受け入れられるかられないか。
私はNGな方に入ります。

>ラジオや大谷さんとのコンビで、良い意味で適当にしゃべっているときも、かなり生き生きしていると思いますw

ラジオを聴いたことはないですが察することはできます。

投稿: いっき | 2012年4月11日 (水) 21時02分

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