今宵はこんなの聴いてます。
PCオーディオは面白いことが分かりました。でも、今夜はこんなのを聴いて独りでニンマリしてます(笑)。
ジーン・アモンズの『ザ・ソウルフル・ムーズ・オブ・ジーン・アモンズ』(1962年rec. MOODSVILLE』です。メンバーは、ジーン・アモンズ(ts)、パティ・ボウン(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、エディ・サグネッシ?(ds)です。私が持っているのはオリジナル盤。モノラル、溝なし。人気盤というわけではないのでそれほど高くなかったと思います。
ジャケットが中身を表す?アモンズのワン・ホーン・カルテット。スタンダードを甘くムーディーに演奏する甘味な1枚。この黒さとスイートネスが最高なのです。夜これを聴いて全身弛緩すると至高の時を過ごせます(笑)。で、これが癖になるのです。私なんか月1回はこのレコードに針を落とさないと気が済まないくらい。
私は《スカイラーク》という曲が好きなのですが、ここでの演奏はピアノの可愛い調べにのって表れるむせび泣くテナーのイントロがとにかく最高。ここを聴くだけでうっかりすると涙が出ちゃう。いやっ、出ない(笑)。メロディーを慈しんで慈しんでソロリソロリと進んでいくテナー・ソロ。く~ぅ、たまらん。
《ユッド・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ》はラテンタッチのリズムで小粋に入り、ズンズン、ズンズンとテナーがソロを進め、スキップ交じりでピアノがはしゃぎ、ミドルテンポの開演です。ソロの後はラテンタッチのリズムに戻って遊び回りながらエンディングへ。快適快適。
黒く甘いジャズを何の衒いもなく惜しまずドバッと吐き出します。こんなジャズの快感も知っておいて損はないはずです。そんな思いとともに今宵は更けていきます。
オーディオを少し整理したので、オーディオ・ラックの中も片付き、ラックの上に新旧レコードプレーヤーだけが仲良く並ぶようになりました。以前は左のプレーヤーの下にCDプレーヤーがいました。
左は10年くらい前のモダンな英国のプレーヤー(新品入手)、右は30年以上前の武骨な日本のプレーヤー(中古入手)、まったく違う発想で作られているこの2台が愛おしくて手放せません。2台のプレーヤーからラックスマンの真空管式プリアンプCL-32へ入れてイコライズ。アナログ万歳!
アルバム名:『the soulful moods of gene ammons』
メンバー:
Gene Ammons(ts)
Patti Bown(p)
George Duvivier(b)
Eddie Shaughnessy(ds)
アナログ・プロダクションズの高音質2枚組LPが売ってました。45回転盤?
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