やっぱり今日もヒップホップ。m(_ _)m
ジャズについて書きたいことがない(涙)!
やっぱりヒップホップが面白い(笑)!
今日はYouTubeからこんなものを選んでみました。
1.JAY-Zの《Excuse Me Miss》ft. Pharrell
”キング・オブ・ニューヨーク”ことJAY-Zのラップにファレルの歌が絡みます。何が言いたいかというと、現代のR&B(今はブラック・ミュージックの中の非ラップ、歌ものを指す意味で用いられている)においてはラップと歌が違和感なく融合しているということです。こんなところからも分かるようにヒップホップはブラック・ミュージックのメイン・ストリームなのです。
そしてこのPV。”黒人エグゼクティブのラブ・アフェア”。やっぱりラッパー(メジャーなヒップホップ)はこういう世界への憧れがあるんでしょうね。この世界、日本で言えばITバブルの頃の”ホリエモン”か(笑)? さんざん遊んでおいて、「名前は?」夢から覚めて現実に、そして、声をかける・・・。いやっ、面白いです。
ロナルド・レーガンの政策によってアメリカ社会は貧富の差が拡大。黒人やヒスパニックに貧困が直撃。そこから薬(クラック)が蔓延。クラック製造売買に絡みギャング抗争も至る所に起き社会が荒廃。そんな社会現実の受け皿となったヒップホップ。ギャングスタ・ラップが全米ヒットにつながるのは自然な成り行きなのです。こういう背景を無視してヒップホップを語っても意味はないということは言っておきます。
そして今やヒップホップで成り上がるのが憧れとなったりしているのです。JAY-ZはレーベルのCEOでもあり、自身が上記PVのようなエグゼクティブなわけです。
2.DJ Krushの《Shin-Sekai》(feat Rino)
これは日本のDJクラッシュの曲。ジャズ喫茶「いーぐる」で行われた中山康樹さんの「ジャズ・ヒップホップ学習会」で、大谷能生さんがゲストの回にこの曲が入っているアルバム『MiLight-未来-』から、別曲(ラップなし)を後藤さんが好みだろうということでかけました。かけた曲はアブストラクトなものでジャズ・ファンにも違和感がないだろうという趣旨。
さて、この曲はなぜ取り上げたかというと、Rinoの日本語ラップが入っているからです。ラップというものがどういうものなのか理解しやすいからです。ラップの内容はいかにも日本的。現状に甘んじる若者の奮起したい願望。屈折した若者ですな~。トラックもラップによくマッチしています。社会性がモロに出ているヒップホップです。
ちなみに【日本語ラップ】でYouTubeを検索するとたくさんできてきて面白いですよ。これは日本のラップ・コンペなんでしょう。
これなんかはラップもトラックもいい出来だと思います。私のお気に入り。
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