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ポール・モチアンが亡くなりました。

落語家の立川談志さんが昨日亡くなりましたね。
ご冥福をお祈り致します。
立川談志さんって、私にとってはジャズな人の代表格。
やんちゃでまっすぐなところが好きでした。
こういう個性的な人がだんだんいなくなっちゃうのは寂しい限りです。

本題のポール・モチアン。
一昨日亡くなりました。
ご冥福をお祈り致します。
この人も個性的なジャズマンでした。
独特の空間と間を生かしたドラミングは唯一無二。
残念です。

モチアンを最初に聴いたのはご多分に漏れずエバンスの『ワルツ・フォー・デビィ』
「音が少ないドラマーだなあ。」と思っていました。

エバンス・トリオ以外はほとんど注目していませんでした。
ところが、ジャズ喫茶「いーぐる」へ行くようになると、
現代ニューヨークを語る時、この人は外せないと知りました。

で、最初に聴いたのが後藤雅洋さん著「ジャズ選曲指南」にのっていた
『ポール・モチアン・アンド・ザ・エレクトリック・ビバップ・バンド』

このアルバムにはジョシュア・レッドマンとカート・ローゼンウィンケルが
参加しています。
このバンドは今ニューヨークで注目される人を続々と排出。
現代のジャズ・メッセンジャーズなのです。
ビバップを現代風にリメイクするセンスには驚きました。
そしてこのサウンドが気に入ってしまいました。
そこから注目するようになり現代に至ります。

YouTubeにUPされている映像も貼っておきます。
たくさんある中からひとつ。
2003年のChivas Jazz Festival 。

ドラムはもちろんモチアン。
スキンヘッドにグラサンが怖い(笑)。
ギターはスティーブ・カーディナスとヤコブ・ブロ。
テナーはトニー・マラビーとクリス・チーク。
ベースはアンデルス・クリステンセン。
現代ニューヨークを追いかけている人にはおなじみの面々がずらり。
凄いバンドですよね。

最近のモチアンのバンドなら『ガーデン・オブ・エデン』を聴いておくべきでしょう。

私はモチアンが参加したアルバムをたくさん持っています。
現代ジャズファンならポール・モチアンを聴くべし!
もう新録音は出ないんですよね~(涙)。
合掌。

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ジャズ・アルバム紹介」カテゴリの記事

コメント

私は何と言っても、Evans Trio と Keith Jarrett American 4 でした。なので、以降もMotianがドラムのアルバムは結構手にしました。でも、最近は ECMのものとかぐらいに減ってしまいました。もう一度、改めて聴かないといけないなぁ…80歳まで、あれだけチャレンジングなドラマーはいないなぁ~と思っています。 RIP Paul Motian.

投稿: megurojazz | 2011年11月24日 (木) 00時44分

megurojazzさん

こんばんは。
そうでした。
キースのアメリカン・カルテットもありましたね。
『生と死の幻想』だけ持っています。

>80歳まで、あれだけチャレンジングなドラマーはいないなぁ~と思っています。

そうですね。
凄いドラマーだと思います。

投稿: いっき | 2011年11月24日 (木) 01時10分

驚きました。6〜7年前にElectric bebop bandをヴィレッジ・ヴァンガードで聴きました。浮遊感覚たっぷりのツインギターで驚きました。同時に、ここでビル・エヴァンスとねえ、なんて考えていましたが。
今年の6月にリーコニッツをNYCブルーノートで聴いたのですが、ドラムがブライアン・ブレードでした。ポール・モチアンじゃなかったのは、病気だったのですかねえ。
合掌。

投稿: ken | 2011年11月29日 (火) 00時02分

kenさん

こんばんは。
私も驚きました。
体調が悪いとは知らなかったです。

>6〜7年前にElectric bebop bandをヴィレッジ・ヴァンガードで聴きました。

いいですね~。生で体験できたなんて。

>同時に、ここでビル・エヴァンスとねえ、なんて考えていましたが。

感慨深いものがあるでしょうね。
45年くらい経っていたことになりますよね。
ジャズの歴史を感じます。

>今年の6月にリーコニッツをNYCブルーノートで聴いたのですが、ドラムがブライアン・ブレードでした。

リー・コニッツにブライアン・ブレードって組み合わせも垂涎ものです。
見られたなんて羨ましい。

>ポール・モチアンじゃなかったのは、病気だったのですかねえ。

そうかもしれませんね。

投稿: いっき | 2011年11月29日 (火) 00時34分

2011年の6月は、ヴレッジヴァンガードでドラムを叩いていましたよ。病気どころか、とっても元気でした。私は住んでいた南米のコロンビアから、ポール・モチアンのドラムを聴きにNYまでいきました。6月21日です。演奏後、ステージ脇でぼんやり座っている時に声をかけたら気持ちよく握手をしてくれ、少し話もさせてもらいました。あの名盤が生まれたのも50年前の6月。思うところがあったのかもしれませんね。

投稿: 卓袱堂 | 2013年9月20日 (金) 17時48分

卓袱堂さん

こんばんは。

>2011年の6月は、ヴレッジヴァンガードでドラムを叩いていましたよ。病気どころか、とっても元気でした。

そうでしたか。ではNYCブルーノートのリー・コニッツの方は、何らかの要因でメンバー人選から外れたということなのかもしれませんね。

>私は住んでいた南米のコロンビアから、ポール・モチアンのドラムを聴きにNYまでいきました。

コロンビアからNYに聴きに行くなんて凄いです。

>演奏後、ステージ脇でぼんやり座っている時に声をかけたら気持ちよく握手をしてくれ、少し話もさせてもらいました。

良い体験ですね。羨ましいです。

>あの名盤が生まれたのも50年前の6月。思うところがあったのかもしれませんね。

そうですね。名盤録音から50年。同じ場所でモチアンのドラミングを聴き話をする。何か格好良過ぎて私には夢の世界に思えます。

投稿: いっき | 2013年9月20日 (金) 22時23分

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