今日もヒップホップです。m(_ _)m
今日もヒップホップのネタです。
ジャズファンの皆様ごめんなさい。m(_ _)m
「文化系のためのヒップホップ入門」の第5部「ヒップホップ、南へ」の中で紹介されている人を取り上げてみたいと思います。
ますはこれを聴いてみて下さい。ティンバランド。
この人のサウウドはなかなかセンスがイイと思うのです。
何がどうとか解説はできないのですが、新しさを感じます。
この人は「ラップにはもう飽きた。ロックに興味がある」と公言しているそうです。
で、このアルバム後半はロック・バンドとの共演が続くそうです。
これはフォール・アウト・ボーイと共演したもの。
これも面白いサウンドだと思います。
こういう人たちがヒットを飛ばしているという事実も知っておく必要があるでしょう。
次に、ティンバランドとライターのミッシー・エリオットが組んだこれが面白いと、
本文中で解説されています。《Get Ur Freak On》。
面白いリズムですよね。このリズムが「セカンド・ライン」に近いとのことです。
セカンド・ラインはカリブ海とつながったリズム。
クラーベのパターンで手拍子を打ったほうが絶対合うと書かれています。
”ターン ターン タン ン タンタン ン”というパターン。
確かにそうです。
これがプロフェッサー・ロングヘアのリズムに近いとも書かれています。
この曲が引き合いに出されています。
ジェームズ・ブラウンよりこっちに近いだろうということです。
リズムが先祖返りしているのが最近の傾向だとか。
面白いですよね。
私、これを聴いていて”ポンッ”と膝を打ちました。
このリズム聴いたことがありますよね。皆さん。
そうなんですよ。マイルスの《Rated X》です。
クラーベのリズムで手拍子してみて下さい。合いますよね。これ。
参りました。こんなところでマイルスにつながっちゃっいました。
それもよりによって《Rated X》ですよ!
やっぱり、マイルスってヒップホップに縁があるんですね。
本の中にこんな文があります。
”ヒップホップってニューヨークが生んだ数少ない黒人音楽だったのに、結局南部へ戻っちゃったのかもしれませんね。”
上記の例だけでなくいくつかの例をもとに話がされています。
ヒップホップの動向ってなかなか面白いのです。
さて、もう一度ミッシー・エリオットに戻ります。
この人メジャーレーベルのアトランティックから出しています。
上記の《Get Ur Freak On》の他にもたくさんUPされています。
アトランティックにはこんなものもあります。
この人は全然知らないのですが。
何を言いたいかっていうと、
アメリカで売れているブラックミュージック≒ヒップホップなのかも?
っていう感触です。上記3曲で言うのは乱暴とは思いますが。
こうなると”批評性”では、ヒップホップの全体像は見えないでしょうね。
なんて言っちゃったりして(笑)。
*
来年1月28日(土) 15:30~
ジャズ喫茶「いーぐる」にて
「ヒップホップ講座」があります。
ゲストは『文科系のためのヒップホップ入門』の著者
長谷川町蔵さんと大和田俊之さん
ヒップホップについて音源を聴きながら熱く語るそうです。
面白そうなので参加したいと思っています。
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