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2度目の登場。タル・ウィルケンフェルド。

昨夜、タル・ウィルケンフェルド『トランスフォーメーション』を聴いていたら色々思い浮かんできたので書きます。

P32 このアルバムですね。私はタルちゃんが作り出すグルーヴが好きです。細かいことはよく分らないのですが、フィーリングがとても心地よく響きます。

このアルバムを聴いていたら、このトリオって同じような例があることに気付きました。ひろみちゃん(上原さんね)のトリオです。ジャズ・ピアニストにフュージョン・ベーシストにロック・ドラマーの組み合うわせ。

ひろみちゃんが上原ひろみ(p,key)、アンソニー・ジャクソン(el-b)、サイモン・フィリップス(ds)なら、こちらはジェフリー・キーザ(p,key)、タル・ウィルケンフェルド(el-b)、キース・カーロック(ds)なのです。

私って結構この手のコンテンポラリー・ピアノ・トリオが好きであります。で、タルちゃん、キーザ、カーロックのピアノ・トリオが良いと思うのです。ひろみちゃんのトリオのような凄さはないのですが、こちらはもっとしなやかで馴染みが良いです。普通の音楽リスナーにはこちらのトリオの方が受けるのではないかと思います。

このアルバムでは、そんなピアノ・トリオにギターとサックスのフロントが入ります。ギターのウェイン・クランツが入ればロック度が増し、テナーのシーマス・ブレイクが入ればジャズ度が増すという組み合わせの妙が楽しめます。クランツとブレイクが入っている曲はどうなのかと言えば、それは色々な表情が楽しめます。

そういえばカーロックとクランツの組み合わせは昨日紹介したドナルド・フェイゲンの『モーフ・ザ・キャット』にも入っていました。このあたりの人脈がやっているコンテンポラリーな音楽が私は好きです。ジャンル的にどこに入るとかはどうでもよくて、この人達が奏でる音楽のフィーリングがカッコイイと思うのです。

さて、改めてこのアルバムを聴くと《トゥルース・ビー・トールド》の美しさが際立っているように感じます。この曲は好きですね。何度聴いてもGood。そしてベタなフュージョン曲《セレンディピティ》も好きです。この手のテイストはジャズを聴き始めた頃から好んで聴いていたものなんですよね。マーカス・ミラー的スラップやキーザのメカニカルなピアノ・ソロがカッコイイ。

《ザ・リバー・オブ・ライフ》のピアノ・トリオの部分を聴いてひろみちゃんのトリオとの共通性を感じました。キーザが弾くピアノの現代的フレージングはやはりひろみちゃんに接近していますよ。私はこの手のピアノも好きです。

というわけで、このアルバムには私が好きなコンテンポラリーな要素がたくさん詰まっていることが判明いたしました。

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フュージョン・アルバム紹介」カテゴリの記事

コメント

いっきさん、こんばんは。

タルちゃんのトリオのサウンドが上原さんのトリオを髣髴とさせるのであれば興味がありますね。
近いうちに聴いてみたいと思います。

投稿: kimt | 2011年9月18日 (日) 21時57分

kimtさん

こんばんは。

>タルちゃんのトリオのサウンドが上原さんのトリオを髣髴とさせる

髣髴とさせるというか、類似性があるという程度です。
内包する同質の現代性はあるとしても、表情や方向性は少々異なります。
そのあたりを了解のうえで聴ければ面白いと思います。

投稿: いっき | 2011年9月19日 (月) 01時36分

再び こんにちは。
ジャズストに行っていて まとめ読みのマ-リンです。

上原ひろみちゃんのよう といえば 『Manami Morita』さんのアルバムも ちょっと似ているかなって思います。

2枚CD出ていて 2枚とも購入しましたが ファ-ストアルバム『Colors』は 良かったです。
『For♪You』は ふつうかな。

国内 海外 女性ミュ-ジシャンも どんどん活躍していますね。

いろんなミュ-ジシャンが 作り出す世界を歩き回って楽しみたいです♪

投稿: マ-リン | 2011年9月19日 (月) 11時43分

マーリンさん

>再び こんにちは。

ハイ、コンニチハ。

>ジャズストに行っていて まとめ読みのマ-リンです。

いかがでしたか?
後ほどブログを拝見させていただきます。

>上原ひろみちゃんのよう といえば 『Manami Morita』さんのアルバムも ちょっと似ているかなって思います。

巷では”ポスト上原ひろみ”と言われたりもしますよね。
エレベのトリオという意味では確かに似ています。

>枚CD出ていて 2枚とも購入しましたが ファ-ストアルバム『Colors』は 良かったです。
>『For♪You』は ふつうかな。

『Colors』については、高野雲さんがやっていたラジオ番組「快楽ジャズ通信」の上原ひろみ特集(ゲストは私、汗)で、このアルバムからかけましたので、その時のレポートをご一読いただけると幸いです。自分が番組に出てそれを聴いてレポートを書いてます。ハ恥ずかしい(笑)。

http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-d7fb.html

>国内 海外 女性ミュ-ジシャンも どんどん活躍していますね。

そうですね。良いと思います。

>いろんなミュ-ジシャンが 作り出す世界を歩き回って楽しみたいです♪

そういう好奇心を持っていることが一番大事だと私は思います。
上から目線でゴメンナサイ。

投稿: いっき | 2011年9月19日 (月) 16時06分

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