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たまにはファンクも聴きたくなる。

ここ1週間くらい私のブログへのアクセスが増えているのでどうしたんだろうと思っていました。アクセス解析によると「東京JAZZ2011」というワードでアクセスする人が結構いるのです。それではということでGoogleで「東京JAZZ2011」を検索したら、何と私のブログが3番目になっているのではありませんか! 1番目はもちろんオフィシャルサイト。で、2番目が私が観たのと同じプログラムに対する感想記事。そして私が3番目なのです。

この2番目の方のを読むと、否定的な感想が多く書かれています。なるほどね、私のような肯定的な感想より否定的な方がうけるのでしょうね。こういうところにも世間の傾向というのが見えてきて面白いです。この方の意見、私にも頷けるところはあります。物の見方というのは色々あるから面白いんですよね。ただ”素人・・・”という書き方には違和感を覚えます。

さて、前置きはこのくらいにしておきましょう。今日紹介するのはこれ。

P41 ヘッドハンターズ『リターン・オブ・ザ・ヘッドハンタース』(1997年rec. Verve)です。メンバーは、ヘッドハンターズ:マイク・クラーク(ds)、ポール・ジャクソン(b)、ベニー・モウピン(ss,as,ts,b-cl)、ビル・サマーズ(per)、スペシャル・ゲスト:ハービー・ハンコック、フィーチャリング:ビリー・チャイルズ(key)、パトリース・ラッシェン(key)、エンディア・ダベンポート(vo)、トレヴァント・ハードソン(rap)、他です。

ヘッドハンターズ、懐かしいですね。これは約20年ぶりの再結成アルバム。これが出た頃、私はジャズよりオーディオ趣味のほうが主体でした。今振り返るとフュージョンを結構買っていました。それから数年後、寺島靖国さんの本を読んで今度はヨーロッパ・ジャズとかピアノ・トリオへシフト。変遷する私(笑)。

このアルバムは最初のヘッドハンターズからするとやはり現代なりに洗練されています。AOR系ボーカルがあったり、お洒落な要素としてラップを取り入れたり、という感じです。たまにはファンクでも聴いてみようかなという時に気軽に聴けるアルバムです。

ハービーは全曲に参加していません。で、ハービーがいない場合に活躍しているのがビリー・チャイルズ。ハービーとはまた違った都会的なセンスを感じさせる洗練されたキーボードを弾いています。ビリー・チャイルズって寺島さんの「新しいJAZZを聴け!」の中で『スキム・コート』というアルバムが推薦されていましたよね。

話は全然変わりますが、2週間前にディスクユニオンJAZZ TOKYOで上記「新しいJAZZを聴け!」の中で推薦されているローレン・シェーンベルクの『スポージン』が1万円超えの価格で売られているのを見ました。レア盤ってやつです。私はこの手のCDにそこまで出す気は全くありません。別のCDをたくさん買った方がマシです。

たいした推薦文も書いてないですが、まっ、悪くはないです(笑)。オーディオ的に低音が聴きたくなった時にもこれが登場します。ポール・ジャクソンのファンク・ベースが低くうねっていて気持ちイイのです。

今夜はシングルモルトウィスキーを飲みながらのんびりファンクに浸っています。

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