これはレーベル1作目のアルバムです。
ネットがおかしくなっていて、書いた記事が吹っ飛びました(涙)。
書き直しをよぎなくされました。クソ~ッ、頭にキタ~ッ(笑)!
台風が去り今夜はすっかり涼しくなりました。
今日紹介するのは先日買った中古CDです。
ヨナス・カルハマー・カルテットの『ソルト』(2000年rec. moserobie Music Production)です。メンバーは、ヨナス・カルハマー(ts)、トルビヨルン・グルツ(p)、トルビヨルン・セッテベリ(b)、ヨナス・ホルガーソン(ds)です。ヨナスが2人にトルビヨルンが2人、面白いです。CD番号はM.M.P.CD001。ということは本レーベルの1作目ということになります。録音からもう11年経ちます。
私が買ったのは2002年の再プレス盤。ジャケットの内側には、カルハマーが「このCDが最初にリリースされてから2年経ちます。それにより私はお金持ちになりました。そのお金はAlandへの旅行に投資したいと考えています。」と書いていて、この人がユニークな人であることをうかがわせます。ご存じのとおりカルハマーはこのレーベルの設立者。こんなことを書くくらいだからこのCDが売れて嬉しかったんでしょうね。
ユニークさはジャケットにも表れていて、ドットを拡大してみるとカルハマー自身の顔写真でした。ジャケット・デザインははっきり言ってだざいですが、インパクトはあるかもしれません。ジャケットからCDを取り外すと”Play It Loud!”(大きい音で再生して!)と書かれているものユニークです。
本アルバムはストックホルムの名店「グレン・ミラー・カフェ」でのライブ録音です。大きい音で再生してライブ感を味わってほしいという意味は分ります。カルハマーのご要望どおり大きい音で聴いてあげて下さいませ。
全曲カルハマーが作曲。演奏自体は王道バップ。フリーキーなテナー吹奏も少しは入っていますが、あくまでバップなのでご安心下さい。ライブならではのラフさがあり、それが演奏を元気の良いものにしています。スタジオで凝った作りをせず、ストレートにジャズを聴かせようとするカルハマーの心意気を感じてあげましょう。
ガッツのあるテナーを吹くカルハマー、バラードよりアップテンポの演奏が似合います。キレの良いピアノを弾くグルツ、元気のあるリズムを繰り出すセッテベリとホルガーソン。4人が一体となってバップを楽しむライブの模様が伝わってくるアルバムです。難しいことを言わずにライブを楽しみましょう。
モーズロビー・レーベル、注目していきたいです。過去のアルバムをもう少し入手しようかと考えています。中古CDは要チェックとすることにします。
アルバム名:『Salut』
メンバー:
JONAS KULLHAMMAR(ts)
TORBJORN GULZ(p)
TORBJORN ZETTERBERG(b)
JONAS HOLGERSSON(ds)
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コメント
Jonas Kullhammar 来日公演情報です。ご参考まで。http://www.bigstream.co.jp/artist/1104_core/index.html
投稿: invs | 2011年10月 6日 (木) 20時45分
invsさん
こんばんは。
Jonas Kullhammar 来日公演情報ありがとうございます。
一度見たいのですが、平日に上京できないのが辛いところです。
投稿: いっき | 2011年10月 6日 (木) 22時35分