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今日はデヴィッド・マレイ

今日は数年前に出たアルバムを紹介。
毎日何の脈絡もなくアルバムを繰り出していますよね。私!

P10 デヴィッド・マレイ・ブラック・セイント・カルテット『ライブ・イン・ベルリン』(2007年rec. jazzwerkstatt)です。メンバーは、デヴィッド・マレイ(ts,b-cl)、ラファイエット・ギルクリスト(p)、ジャリブ・シャヒド(b)、ハミッド・ドレイク(ds)です。ベルリンでのライブ録音。この硬いジャケットがドイツ盤らしい気がします。なかなかクリアでダイナミックな音に録れています。

マレイというとフリーの人というイメージがあるかもしれませんが、その後は歌も大事にする熱血スピリチュアルなサックス奏者になりました。今回もその路線で熱くブローしながら”コテコテ”にやってます。ブラック・セイント・カルテットっていうくらいですから黒いです。そういえば昔ジェームス・”ブラッド”・ウルマーとやった『チルドレン』が熱くて黒かったですね。聴きたくなってきました(笑)。

最初の曲《ダーティ・ランドリー》”汚い洗濯物”は、ラテン風味が入った爽やかな曲で笑ってしまいます。これ、れっきとしたマレイのオリジナル曲。ラテン風味が入っていて、どことなくチック・コリアの《スペイン》風でもあります。そんな曲の上で”ブリブリ”気持ち良さそうに吹くマレイが素敵。マレイの後のピアノ・ソロ部は、ベタな美メロのチック・コリア・トリオという感じで聴きやすいです。

それではまずいと思ったのか?次の曲《バニッシュド》はベースのアルコ(弓弾き)ソロでスピリチュアルに始まります。でも尖り度は控えめ。かなり進んでからマレイのバスクラリネットが登場。これもマーカス・ミラーのバスクラみたいで聴きやすいですね。すっかり馴染みやすい人と化したマレイがいます。

3曲目《セイクリド・グラウンド》”神聖な地”は、タイトルとはちょっと違う感じのベタ甘バラード。神聖な地でこんな”愛”の告白をしてしまっていいんでしょうか(笑)?”愛”を語りまくるマレイ。ピアノもメロドラマの主題歌みたいな甘いコードを被せていきます。ソロが進むにつれてメロメロになっていくマレイ。その後にドラマチックな無伴奏ピアノ・ソロとピアノ・トリオが畳み掛けてくるから凄い。最後に”ヒェ~、ェ~ェッ”とマレイが登場。コテコテでんがなっ(笑)。「これもまた良し。」なのでした。17分20秒!

《マレイズ・ステップス》は軽快な4ビート。ちょっと練習曲みたいなコンテンポラリー・バップ曲。とはいえキャッチーな曲です。フュージョン系バンドがアコースティック・ジャズをやっているみたいな感じがします。こぶしが効きまくったマイケル・ブレッカー?途中”グデングデン“フレーズを挟みながら、ほろ酔い加減の西荻窪のマイケル・ブレッカー?は快調に飛ばします(笑)。ディープやな~。ピアノは明るく楽しく。結構”ガンガン”弾きます。”C調”チック・コリア(笑)ですね。ガッツ溢れるベース・ソロとドラム・ソロもあります。

ラストの《ワルツ・アゲイン》はタイトルどおりで3拍子。曲は都会的でクールな部類だと思うのですが。”コテコテ”マレイがこういう曲をやるミス・マッチが面白いですね。ちなみに全5曲マレイのオリジナル曲です。演奏の展開はこれまで書いたものと同じです。「このワン・パターンが良い。」と言ってしまいましょう。

小難しいことを考えずにマレイ他の音に浸れば楽し!
暑い日にこんな熱いアルバムを紹介してしまいすみません。

アルバム名『LIVE IN BERLIN」
メンバー:
DAVID MURRAY(ts, b-cl)
LAFAYETTE GILCHRIST(p)
JARIBU SHAHID(b)
HAMID DRAKE(ds)

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