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今日はオーディオの話題。久々です。

最近の私のオーディオは安定してしまってほとんど変化がありません。オーディオファンにとってはこの安定が一番ダメなことなんですけどね。何かを求めて機器を交換し続けるのがオーディオファン本来の姿です?まあそれでも時々”オーディオの虫”がうずいてうずいてしょうがなくなります(笑)。今回も前からうずいていたその”虫”によってもたらされた変化です。

P71_4 昨年秋に6L6GC真空管アンプを作りました。作ったというより改造ですね。元々はR120というフランスのヴィンテージ管のアンプだったのですが、1本壊れてしまったため、この高価な真空管を使うのをやめて、出力管を変えて作り直しました。6L6GCはエレクトロハーモニクス(EH)のかなり安いものです。爽やかな音のアンプに仕上がったのですが、中域が薄い感じでした。「もう少し濃い音がほしい。」というわけで”オーディオ虫”がうずいたのです。

ヴィンテージ管を使いたいところですが、6L6GCも最近は結構高いのです。真空管アンプブームも今は一段落した感があるけれど、ヴィンテージ管はどんどん希少化してしまうので値上がりは避けられません。ここ数年、庶民的な真空管である6L6GCや6V6GT辺りも値上がりしてしまいました。さて、どうしましょうか。

色々悩みました。この悩んでいる時が一番楽しいんですけどね。上京した時は秋葉原の真空管屋を巡ったり、ネットで通販を調べたりして数カ月を過ごしてきました。そしてとうとう決着しましたよ。”7581A”です。6L6GCの上位互換球。プレート損失が大きくなっています。この7581Aをネットで検索するとやたらと評判がいいんです。普通は賛否あるものなのですが、ほとんど否がないんです。これは試してみるしかありませんよねっ。

秋葉原価格はやっぱりそれなりに高いのですが、ネットを調べていたらこの真空管の入手先を書いている人がいました。「バンテック エレクトロニクス」という通販会社です。早速アプローチ。簡潔にしてスムーズな買い物ができました。値段は秋葉原価格よりだいぶ安めです。1本単位の販売ですが、複数本買うと簡易測定で特性の揃ったものを送ってくれます。実際に私のアンプに挿してみたら揃った特性でした。

この真空管は1980年代中頃に製造されたもののようで、NOS(ニュー・オールド・ストック)です。軍箱に入っていいました。フィリップスECGのものですが、シルバニアが製造したメイド・イン・USA。ロシアとか東欧とか中国製も最近のものは問題ないのですが、やっぱりUSA製がいいんですよ(笑)。

P174_2 写真は左側がこれまで使っていたEHの6L6GC、右側が今回入手した7581Aです。管の大きさはほぼ同じくらいですが、プレートの形状はかなり違います。7581Aは全体的にずんぐりした感じで丸っこく可愛げがありますよね。6L6GCはハカマの段付きが特徴なんですけれど、これが私にはどうも気に入らなかったのです。7581Aの表面の緑色の印字はこすると取れやすいので、最初から薄くなってしまっているものもあります。私はあまり気にしません。

P175 アンプに実装するとこんな感じです。手前のヨーロッパ製6SN7GTYの方が目立ってますね。前に使っていた出力管がフランス製R120だったので、ヨーロッパ製に統一していたのです。EHの6L6GCはこの6SN7GTYより安かったので、どうもアンバランスで気分的によろしくありませんでした。今度はそれより少し高いので良しとしましょう(笑)。今回はヨーロッパとアメリカの連合。7581Aはあたりを暗くすると薄紫色のグロー放電がきれいです。

音はというと、まだエージング段階ですが中域の濃さはあるように思います。どこかを強調するとかではなくバランスがとれたクリーンな音の真空管だと感じました。これから聴き込んでいけば味も出てくるかもしれません。ということで、今回の変更は成功だったと思います。このアンプは当分いじらないことになるでしょう。

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