今日もヒップホップ系ジャズ
過去に私のブログで取り上げたヒップホップ系ジャズを再度ピックアップ!
*
まずはこれ。ヴィジェイ・アイヤが気になって。
紹介している2枚目の方。
この人のは知的でアートです。とは言っても堅くはないです。ポップです。
単なるブラック・ミュージックではありません。
日本語のポエトリー・リーディングが愉快。
余談ですが、
今年この人のピアノソロ・アルバム『ソロ(邦題:デビュー)』が出て、
日本盤は”ヴィゼ・イアー”と表記しているみたいですね。
ジャズ喫茶「いーぐる」の年末恒例「ベスト盤大会」で、
今年はマスター後藤さんが、これをかけたそうです。
*
次はこれ。最近買った新譜を紹介
紹介している2枚目の方。
これはもうヒップホップのやばさが”プンプン”の1枚。
ギターのピート・コージーが参加しているあたり、
エレクトリック・マイルス~ハービー・ハンコックの「ロック・イット」であり、
正当なる継承だと思うのですが、”ド”マイナーですね(笑)。
日本で一体何人が聴いたのだろう?なんて思ったのですが・・・。
とにかくやばいっす!
日本盤が出てました!!
この手の音楽のファンっているんですね~。
*
これなんかも。今年最後、お疲れ様です!「高野雲の快楽ジャズ通信」
2008年最後の番組で、渋谷タワーレコードのバイヤーさんが紹介。
マーク・アイザの『オファリング』
サウンドは”ジャジー・ヒップホップ”というのだそうです。
この番組のレポートで、”喝、フュージョンだー”とか意気込んだ私ですが、
今となっては若気の至りだったと思います。
アハハッ、2年前なんだから若くないって(笑)?
ビート感覚に注目。
雲さんオススメの1枚でもあります。
*
まあ、こんな具合でヒップホップをキーワードにすれば、
色々なジャズが引っ掛かかってきます。
あとは個人的なアンテナ感度の問題ですね。
| 固定リンク
「ジャズ・アルバム紹介」カテゴリの記事
- 明けましておめでとうございます!(2023.01.01)
- 今日はこんなの聴きました。(2022.01.01)
- 追悼、チック・コリア。(2021.02.14)
- このアルバムのこの曲が好き!(2021.02.07)
- こんなの聴いています。(2021.01.03)
コメント
いっきさん、こんばんは。
「ジャズジャパン」Vol.5が、そんな特集になっていますね。
やっぱりマイルスになるのかいな?
"ヒップホップの真実~ジャズとヒップホップはいかにして融合し,誤解されてきたか"
投稿: tommy | 2010年12月23日 (木) 22時03分
tommyさん
こんばんは。
>「ジャズジャパン」Vol.5が、そんな特集になっていますね。
ゲゲッ、今見ましたけどそうなってますね。
完全に中山康樹さんの戦略に組み込まれてます(笑)。
そうか~っ、「いーぐる」に最近来ているのも、tommyさん御察しの通り宣伝活動の一環ですね。
で、来年は「いーぐる」で特集をたくさんやるみたいですし。
もうかなり出来上がっていたとは。
さすが中山さん!
私もまんまと中山さんに嵌められてしまったというわけか~(笑)。
この流れ、面白そうなので乗ってみようかと思っています。
投稿: いっき | 2010年12月23日 (木) 22時34分
オイラも、流れとしては面白いと思うんですけど・・・。
ゼッタイもう本を書きはじめていると思います。
「いーぐる」のオーディオがヒップホップ・サウンド用に
ウーハーだけ追加されたらどうしようかと???心配(笑)
後藤さんも人がいいからなぁ〜興味あるの分かるけど。
もっとジャズ耳に専念しないと、ヒップホップ耳に・・・(笑)
投稿: tommy | 2010年12月23日 (木) 23時18分
>オイラも、流れとしては面白いと思うんですけど・・・。
中山さんの編集目線がダメですか(笑)?
>ゼッタイもう本を書きはじめていると思います。
でしょうね。
>「いーぐる」のオーディオがヒップホップ・サウンド用に
>ウーハーだけ追加されたらどうしようかと???心配(笑)
今でも十分ヒップホップ・サウンドに耐えうる重低音は出ていますので心配ご無用です。たぶん?
>もっとジャズ耳に専念しないと、ヒップホップ耳に・・・(笑)
ヒップホップ耳もあったっていいじゃないですか?
大丈夫、「~耳」はいくつも並存可能です。
投稿: いっき | 2010年12月24日 (金) 00時20分
いっきさん、tommyさん、ご心配ありがとうございます。でも、いっきさんの言うとおり、「ジャズ耳」と「ヒップホップ耳」の並存は可能なんじゃないでしょうか。というか、私の来年の目標はむしろ中途半端な「クラシック耳」をもう少しバージョン・アップする方向に向いています。
まあ、正直、ナカヤマさんの「たくらみ」半信半疑ですが、私はどちらかというと「半疑」より「半信」で動く人間ですから・・・動いてみれば「半」が「全信」あるいは、「全疑」とハッキリするのですから、これはどちらにしても「進歩」と考えるタイプなのです。
投稿: 後藤雅洋 | 2010年12月25日 (土) 08時36分
後藤さん
こんにちは。
ちょっと考えてみると、私も並存する「ジャズ耳」「フュージョン耳」「J-POP耳」「ロック耳」などをそれぞれ使い分け、ほとんど気分次第で、適当にグレードアップしているように思います。まったく適当なのが私の悪いところです。
「半信」で動くというのはいいですね。性善説な感じが好きです。「半疑」が先に来ると性悪説みたいで、気分がちょっと憂鬱になります。
性善説/性悪説の使い方が?ですが、そんな気分ということです。
「半信」で動けるような好奇心を持っていたいとも思います。
投稿: いっき | 2010年12月25日 (土) 12時33分