ウェザー・リポート!
『ウェザー・リポート』。
ジャズを聴き始めて、リアルタイムで新譜を買ったウェザーがコレ。
デビュー・アルバムじゃなくて結成から11年目に出たやつです。
次の10年に向けて、グループ名のまま出したアルバムです。
これ、微妙なんですよね~。
ザビヌル、ショーター、ジャコ、アースキンのウェザーは、
前作『ナイト・パッセージ』で頂点に達したわけです。
次がなかなか難しい。
一説によると、たくさん曲が出来たので消化するために出したアルバムとか。
レコードB面(CDの《ダラ・ファクター・ワン》以降)を聴くと、
なんとなく頷けるものがあります。
私はもっぱらレコードA面を聴いていました。
《N.Y.C.》という組曲が好きでした。
街の喧騒を模したサウンド後のパート2の4ビートでの
アースキンのブラシとジャコのベースの動き、
それに続くパート3のジャコのウォーキング・ベース、
その上で咆哮するショーターのテナー、ザビヌルのシンセが好きでした。
演奏はさすがのウェザーです。
この後メンバーが変わるのも何となくわかります。
煮詰まり感は漂っているのです。
う~ん、未だにちゃんと評価出来かねるのがこのアルバム。
悩ましい!
まっ、こんなアルバムもあっていいんじゃないでしょうか(笑)?
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