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ジャケットがカワイイ北欧ジャズ

数年前にディスクユニオンのチラシを見て買った1枚。

結局ディスクユニオンのバイヤー&店員情報を一番参考にしているんですよね。
ジャズ雑誌(の評論)なんてほとんどあてにしてません(笑)。
輸入盤購入の場合はそうならざるを得ないのです。
雑誌から得られる情報は遅いうえに情報量少なすぎです。

ジャズブロガーの皆さんの情報はあてにしていますよ。
ブログの場合は更新が速いので考え方を共有しやすいのがポイント。
雑誌なんて月に1回しか出ないので評者の考え方はなかなか共有できません。
つまりあてにならないということになってしまうわけ。

戯言はこのくらいにしておきましょう(笑)。

P146 マギー・オリン・バンド『ル・スペシアリト』(2004年rec. PROPHONE)です。メンバーは、マギー・オリン(p)、カール・マーティン・アンクヴィスト(ts,ss)、マグナス・ブルー(tp)、P・A・トルーボン(ds)、マティアス・ウェリン(ds)です。オリンはスウェーデンの実力派ピアニストとのことで女性です。ジャケットの女の子のイラストがカワイイですよね。演奏のほうはこんなにかわいくないです(笑)。

私はトランペットのブルー買い。ブルーはご存じの通りノルウェーの硬派ジャズグループ「アトミック」のトランペッターです。ブルーのガッツあふれるトランペットが聴きたかったのです。サックスのアンクヴィストは西山瞳さんの『ヒトミ・ニシヤマ・イン・ストックホルム』にも参加していました。グループとしてはオーソドックスな現代バップ・クインテット。曲は全てオリンのオリジナルでモーダルなものです。

オリンのピアノはマッコイ・タイナー風の結構ガッチリしたもので、スピリチュアルな響きも感じられます。速弾きを売りにしているわけではなく、逞しい音をガッチリ弾いていきます。ブルーは期待通りのストレートで力強いプレーをしていますね。上記のようなサウンドなので、サックスのアンクヴィストは当然コルトレーン系で盛り上がってくると”ブリブリ”痛快に吹いてくれます。ベースとドラムも必要にして十分。しっかりサポートしています。

速いテンポの曲からゆっくりしたテンポの曲までありますが、ミドルテンポでカッチリとした構成の演奏が多めです。曲は甘さ控えめでちょっと重さと暗さを含んだ調子のものばかり。北欧のグレーの空(見たことはありませんが)という風情。イタリアのあっけらかんとしたバップ・サウンドとは好対照。私は北欧系の落ち着いた雰囲気のほうが好きです。

一聴地味ですが、何度か聴くうちに味わいが出てくるアルバムだと思います。
ジャケ買いしてもいいですよ(笑)。

アルバム名:『LE SPECIALITE』
メンバー:
Maggi Olin(p)
Karl-Martin Almqvist(ts,ss)
Magnus Brou(tp)
P-A Tollbom(ds)
Matias Welin(b)

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