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ジャズ・ギター良アルバム

今日はオーソドックスなジャズ・ギタリストのアルバムを紹介します。

P115 ステファン・ウィリアム・オルソン『スマイル!』(1998年rec. Real Records)です。メンバーは、ステファン・ウィリアム・オルソン(g)、Jorn  Oien(p)、テリエ・ゲヴェルト(b)、Borre Dalhaug(ds)、ロイ・ニコライセン(tp,flh)4曲参加、ペッター・ウェトレ(ts)4曲参加、です。ギター・カルテットを基本にして、4曲にトランペットとテナー・サックスが参加しています。

ディスクユニオンでポップ(紹介コメント)を読んで買ったのかな?なかなか良質のバップ・ジャズを展開しています。オルソンはノルウェーで活躍するオーソドックスでテクニシャンのギタリスト。パット・マルティーノ系ですね。よく歌うフレーズと高速で弾いても粒立ちの良い音が魅力的です。

P116 CDのデザインがユニークです。アルバム・タイトルの”スマイル”のとおり”スマイルマーク”になっています。”スマイルマーク”、私が小学生だった70年頃にこのマークのバッジが大流行したのです。私も買って野球帽にに付けたり、服に付けたりして小学校へ通っていました(笑)。40代後半の人達には凄く懐かしいものだと思います。

スタンダードなど3曲にオルソンのオリジナル曲7曲を演奏しています。面白いのがオルソンのオリジナル。《キャン・ユー・スペア・ア・ダイム?》なんて、モロにブルーノートのホレス・シルバーがやっていそうなファンキー曲です。他の曲もジャズマン・オリジナルのような曲ばかりで、オルソンのジャズへの憧れみたいなものが感じられます。最近の歌がないジャズとは正反対なので、保守派のジャズ・ファンには特にお薦めできます。

オープニングは《ラバー・カム・バック・トゥ・ミー》。高速で飛ばします。この速弾きを聴けばこの人のテクニックが凄いことが一目(一聴)了然。淀みなく繰り出されるフレーズが爽快です。続くソロがテナーのウェトレ。この人もノルウェー出身で最近のテクニカル系なのでスラスラ高速でフレーズを吹きます。カッコいいですよ。ウェトレはディスクユニオンでも積極的に輸入していたのですが、最近はあまり耳にしなくなりました。

続く2曲目が先ほど紹介した《キャン・ユー・スペア・ア・ダイム?》。コテコテ度控えめでファンキーに弾きます。適度な黒さはなかなかの好感触です。続くソロがトランペットのニコライセン。リー・モーガンをスマートにした感じで結構華麗です。テナーのソロはマイケル・ブレッカー系だけれどメカニカル度は低めです。

3曲目のバラード《クローズ・ユア・アイズ》もオルソンの曲で、どこかで聴いたことのあるような曲。哀愁感のある優しいテーマを慈しむようにギターで弾きます。先発はピアノ・ソロ。ジャジーで曲のムードを素直にアドリブします。続くギター・ソロは丁寧に良く歌うフレージング。続くベース・ソロが深くて良い音。テーマをあまり崩さずに弾きます。ベースのゲヴェルトはエンリコ・ピエラヌンツィとのアルバムを出しています。

4曲目は《サマー・タイム》。ミディアム・テンポで”ピロピロピロピロ”と転がすようにソロをとります。フレージングはマルティーノ系ですね。5曲目《ジョイント・ヴェンチャー》はオルソンの曲。タイトルは今時なんですが、曲はリー・モーガンがやっていそうなブルーノート60年代後期です。この人はあの頃のブルーノートが好きなんだろうな~と思います。こんな具合で以降も続いて行きます。ラストはアコースティック・ギターの多重録音で《スマイル》。その郷愁サウンドが小学校時代の校庭と夕日を思い出させます。スマイル=小学生な私(笑)。

良質ハード・バップ佳作です。難しいことを考えずに楽しみましょう!

アルバム名:『smile!』
メンバー:
Steffan william-Olsson(g)
Jorn Oien(p)
Terje Gewelt(b)
Borre Dalhaug(ds)
Roy Nikolaiseen(tp,flh)2,5,8&9
Petter Wettre(ts)1,2,5&9

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