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味わい深くモダンなサックス・トリオ

ジャズ喫茶「いーぐる」の壁にはCDが5枚飾られています。
お店に行った時はチェックしているのですが、近づいて見るわけではないので、
アルバムタイトルがわからないこともあります。
今日紹介するのも「いーぐる」の壁に飾られていた1枚です。(誤解でした)
ジャケットは見たことがあったのにタイトルは思い出せませんでした。
ところが先日ディスクユニオンの特価品の中にこれを見つけたので即購入。

後藤さんからご指摘が・・・、ジャケットは似ているけれど違うアルバムでした。
私の早とちりです。大変失礼致しました。m(_ _)m

飾ってあるのはこちらです。ジョン・アバークロンビーの新譜。

同じ橋の写真ですが撮影アングルが異なります。
マーク・フェルドマンのバイオリンを加えたカルテットです。
早速これも購入しなければ。
ご指摘ありがとうございました。

では、誤解して買ってしまったアルバムを紹介。

P55 トニー・ラカトシュ・トリオ『アイ・ゲット・アロング・ウィズ・ユー・ヴェリー・ウェル ザ・ミュージック・オブ・ホーギー・カーマイケル』(2003年rec. Skip Records)です。メンバーは、トニー・ラカトシュ(ts,ss)、ジミー・スコット(vo)3曲のみ、ジョージ・ムラーツ(b)、アダム・ナスバウム(ds)、ティム・レフィブレ(b)3曲のみ、です。橋の夜景ジャケット、雰囲気と色が結構好きです。

3曲のみボーカルが参加してベーシストも変わります。面白いのはそのうちの2曲はボーカルなしのバージョンも収録されていることです。なんでボーカル入りの3曲を収録したのか意味不明ですが、それなりにいいアクセントにはなっていると思います。スコットのボーカルは擦れ声で渋い歌を披露していますよ。2曲だけラカトシュの曲も入っています。

ラカトシュは結構豪快に吹くタイプですが、ここではカーマイケルの曲の良さを慈しむように丁寧に吹き、アドリブのフレーズも丁寧に積み重ねていきます。テナーを中心に吹き、曲によってはソプラノに持ち替えて変化をつけています。演奏のゆったり感はソニー・ロリンズの『ウェイ・アウト・ウェスト』の雰囲気にも通じるものを感じますし、今時のモダンなテイストもあります。

ベースのムラーツは雰囲気を壊さぬよう堅実にベースを刻みます。落ち着いた雰囲気でもなかなかグルービーなのはさすがです。ナスバウムも叩きすぎることはなく、フレキシブルでいて盛り上げも上手。ブラシの爆ぜ具合も心地よくタムの”ポーン”も気持ち良く決まっています。

ウィスキーでも飲みながら夜じっくり聴くのが似合いそうなアルバムです。
サウンドはジャケット写真のイメージとも重なるように思います。

アルバム名:『I GET ALONG WITH YOU VERY WELL』
メンバー:
TONY LAKATOS(ts,ss)
GEORGE MRAZ(b)
ADAM NUSSBAUM(ds)
JIMMY SCOTT(vo)(2,5,8)
TIM LEFEBVRE(b)(2,5,8)

明日8月27日(金)20:00~

tommyさんが、新刊「JAZZ JAPAN」の編集者をゲストに招き、

前夜祭というこで、ユーストリーム配信するそうです。

(#TDO_tv live at http://ustre.am/jskG )

楽しみです。必見!

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コメント

いっきさん、どーも。このジャケット、凄く似ていますが、いーぐるの壁に飾ってあるのはECMのアバークロンビーの新譜です。

それはそうと、「ミュージシャンへのリスペクトが無い」というご意見、ほんとうにその通りだと思います。こういうファンのナマの声をどんどん発信してください。

「JAZZ JAPAN」いっきさんの言うとおり、とりあえずまっとうな路線ですね。キチンと編集部に注文をつけつつ、温かく見守りましょう。

投稿: 後藤雅洋 | 2010年8月29日 (日) 08時06分

後藤さん

こんにちは。

>いーぐるの壁に飾ってあるのはECMのアバークロンビーの新譜です。

大変失礼致しました。
本文は訂正しておきます。
壁に飾ってあるのはいつも新譜ですもんね。
早とちりでした。m(_ _)m
同じ橋の写真なんですね。

>こういうファンのナマの声をどんどん発信してください。

ありがとうございます。
そうおっしゃっていただくと励みになります。

>キチンと編集部に注文をつけつつ、温かく見守りましょう。

はい、見守っていきたいと思います。

投稿: いっき | 2010年8月29日 (日) 11時48分

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