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今日はファンキーに!ホレス・シルバー特集。

今日の「高野 雲の快楽ジャズ通信」「ホレス・シルバー特集」
第99回!次回は100回記念ですね。

番組詳細は jazz blog 「快楽ジャズ通信」 をご覧下さい。
こちらには番組中でかけたCDの購入リンクもあります。
レギュラーゲストのtommyさんのブログ:Tommy's Jazz Caf'e もご覧下さい。
快楽ジャズ通信、ポッドキャスト編」 も是非お聴き下さい。

雲さんはマイルスのアルバムのシルバーを聴いて好きになったそう。
その演奏を聴き音数少ない人と思ったら、
リーダーアルバムでは弾きまくっていて驚いたそうです。
「管入りのアルバムが多い、ファンキー・ジャズの人。」とtommyさん。
今日は有名曲《ソング・フォー・マイ・ファーザ》《シスター・セディ》をかけません。

今日はトークをかなり端折ってます。m(_ _)m
(以降緑字は、曲を聴いての私の感想などです。)

1曲目は雲さんの選曲でノリノリ・シルバー。
『セレナーデ・トゥ・ア・ソウル・シスター』から《サイケデリック・サリー》

これファンキー・ジャズですよね。
こういうのを聴くと懐かしさを感じます。
8ビートが特にそう感じさせる気がします。
まっ、ファンキーというよりはソウルフルと言う方がいいのかもしれません。
黒いっす!
シルバーのソロに《スイングしなけりゃ意味はない》に似たフレーズがありました。

「わっ、安っぽい。いつもJB’sとどう違うかが気になっている。」とtommyさん。
「おバカでしょう。ソロはジャズしている。」と雲さん。
「楽器を換えれば今でも楽しくなる感じ。」とtommyさん。
「エレピで弾いたらカッコよくなるかもしれない。」と雲さん。
「ハービーやドナルド・バードはシルバーの上手いところを持って行ってしまった。」
とtommyさん。

この後のトークも思いっきり割愛。

次は雲さんの選曲でピアノ・トリオ。
シルバーのピアノ・トリオというと
『ホレス・シルバー・トリオ&アート・ブレイキー、サブー』が有名だけれど
これ以外をかけます。
『ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ』から《セント・バイタスの踊り》

これ、何かのTV番組のテーマ曲だったんですけど思い出せません。
キャッチーないい曲だと思います。
ドライブ感溢れるピアノが気持ち良いです。
この演奏は結構好きです。

「安心して聴けるピアノ・トリオ。」と雲さん。
「バド・パウエルの影響があるよね。」とtommyさん。

次は雲さんが最初に好きになった演奏。
マイルスのアルバムです。
好きになった理由は音数が少なかったから。
それはマイルスの命令だったそうです。

ここもトークはかなり省略。

『マイルス・デイビスVol.1』から《ウェル・ユー・ニードント》

落ち着いた感じのマイルス。
渋い演奏ですよね。
シルバーは音数少なくマイルスを好サポート。
シルバーのソロはマイルスの作った雰囲気を上手くつないで好演。
マイルスの美学ですな。

「気持ち良かった。」と雲さん。
「バックでやっているブロック・コードを弾く感じはハービーにも似ている。
マイルスは「俺の後ろで弾くな」がいつの時代でもあったんじゃないか?」
とtommyさん。
「ハンコックとシルバーは似ている。面白い発見。」とお二人。

「シルバーはイントロが上手い。いいメロディーもある。」ということで、
tommyさんの選曲。どうしてもかけてほしい曲。
『ハンク・モブレイ・クインテット』から《ベース・オン・ボールズ》

これ、冒頭のダグ・ワトキンスのベースが良くてかけたんでしょうか?
シルバーのピアノ・ソロが先発。これっ、渋いな~。
モブレーも激渋!淡々とフレーズを綴ります。
で、アート・ファーマーと来ますから、渋渋渋の3連発(笑)。
淡々を重く刻むワトキンスのベースが素敵。

「ベースに始まりベースに終わる。ピアノ・ソロが良かった。
何気なく弾いているのが良い。ワトキンスがウォーキング・ベースでソロをとり、
そこに入るシルバーのコンピングがかわいい。」と雲さん。

シルバーの逸話から、シルバーはピアニストより作曲家になりたかった。
「個人的にはキャッチー過ぎる曲はあまり好きでない。ポップ過ぎるのはどうも。
でもこの曲は好き。誰がやっても良い演奏になっちゃう典型的な曲。」と雲さん。
『ホレス・スコープ』から《ストローリン》

う~む、確かに雲さんが好む曲だというのは分ります。
トランペットがブルー・ミッチェルでテナーがジュニア・クック。
これも渋い組み合わせですな~。
シルバーのピアノ・ソロは結構かわいいです。
その右手のかわいいメロディーに時々左手のゴツイ和音が襲いかかります。

「安心して聴ける。」と雲さん。
「なごみますよね。」とtommyさん。
「クックの後ろでシルバーが音をまき散らすがうるさくならない。」と雲さん。
このアルバムでは《ニカの夢がいいと言う人が多いそう。
雲さんは3回くらい聴くといいが、それ以上聴くと「もういいや。」となるとか。
私は《ニカの夢》が好きです。

tommyさん選曲。
「これもゲップ曲じゃないですか。」と雲さん(笑)。
「恥ずかしいけど好き。ベースがボブ・クランショーだし。」と続けます。
『ザ・ケープ・ヴァーディーン・ブルース』からタイトル曲

これは私も好きな曲です。
小粋でちょっとラテン風味が入っているところがいいかな?
コロコロのドラミングもポイント。
シルバーのソロは右手と左手のコール&レスポンスが面白いです。
で、ジョーヘンのスモーキー・テナー&ウネウネが熱い。
始終ノリノリで聴けるところが○。

「数年ぶりに聞いたけどあんまり好きじゃない。」と雲さん(笑)。
「ノリノリで聴けるよね。」とtommyさん。
「こういうイメージで見られると安っぽく感じちゃう。」と雲さん。
「明快なのが好きなんじゃないか?分りにくいのが嫌いだったんじゃないの?」
とtommyさん。
「フリーにも行かず、俺はファンキー、”我が道を行く”がシルバー。と雲さん。

1993年のアルバムだけれどやっぱりファンキー。
アルバム・タイトルはまるでJBのよう。
『イッツ・ゴット・トゥー・ビー・ファンキー』からタイトル曲

ホーン・アンサンブルが被さるテーマ。ボーカル入りです。
ほんと相変わらずファンキー。
テナーとホーン・アンサンブルのコール&レスポンス。
ピアノのコンピングもソロも基本はコール&レスポンスです。
やっぱこの人はソウルフルですね。
気持ちはJBと共通なんじゃないでしょうか?

「ボーカルが臭くなくていい感じ。」とtommyさん。
「シルバーが考えるジャズ・ファンキーはこういうもの。ワン・アンド・オンリー」
と雲さん。

ウィキで調べたら1999年録音の未完のアルバムがあるそうで気になるという話。

「今日は”チャラッツチャー、チャラッツチャー”の《サイケデリック・サリー》で始まり、
《イッツ・ゴット・トゥー・ビー・ファンキー》で終わる。」と雲さん。

私はあまりソウルフルでないシルバーの方が好きです。
今日はシルバーの魅力がよく伝わってきました。

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