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ジャズ喫茶「いーぐる」マスター後藤さんの新刊本発売記念イベント。

前の記事の続きです。

ジャズ喫茶「いーぐる」で行われたマスター後藤さんの新刊本「一生モノのジャズ名盤500」発売記念イベントへ行きました。

P37 四谷の駅から「いーぐる」までは近いのに、歩くだけでもかなりの暑さ。やっぱり甲府より東京のほうが体感温度は高いですね。ふ~っ、暑い!お店についたのはイベント開始15分ほど前、まずは本を買いました。既にtommyさんもお待ちかねで、お話しながらイベントの始まるのを待ちました。

「一生モノのジャズ名盤」をパラパラとめくっていくと、よく知っているアルバムばかり。というのも、私は後藤さんが書いた本に掲載されているアルバムはチェックして片っぱしから購入しているからです。「ジャズ・オブ・パラダイス」掲載アルバムは303枚なのだそうですが、コンプリート蒐集まであと22枚。何度も書いていますが「ジャズ選曲指南」は既にコンプリート蒐集。

今日、何枚持っていないのか数えたら80枚くらい。「一生モノのジャズ名盤」に掲載されているアルバムは500枚なので、8割がた既に持っていることになります。今回はコンプリート蒐集は考えていません。今までのような感じでCDやレコードを買っていくうちにまだ買って(聴いて)いないアルバムが減っていけばいいと思っています。

P38 さて、イベント開始。後藤さんと村井康司さんが本の要点をトークしながら、本掲載アルバムから後藤さんセレクトの10曲かける趣向。左が後藤さんで右が村井さん。写真撮影tommyさん。

このイベントの写真はtommyさんのブログ に掲載されますのでご覧下さい。
イベントの状況は ジャズ喫茶 いーぐる の「diary」を御覧下さい。

最初にかけた曲はフレディ・レッド『ザ・ミュージック・フロム・ザ・コネクション』。後藤さんが好きなジャッキー・マクリーンを聴く曲ですね。やっぱり「いーぐる」のオーディオで大音量で聴くと気持ちがいいです。私はなぜか「いーぐる」の音が一番しっくりきます。気分良好(笑)。エリック・ドルフィー『アウト・ゼア』からタイトル曲もかかりました。非日常の快感!後藤さんはドルフィーも好きです。

ここで全部の曲は紹介しませんが、私としては『トミー・フラナガン・プレイズ・ハロルド・アーレン』からかけた《アウト・オブ・ジス・ワールド》エグベルト・ジズモンチ『ソロ』からかけた《フレヴォ》がオーディオと演奏両面で気持ち良かったです。『ソロ』は持っていないので、買わねばなるまい。

P166 ジェームス・ブラッド・ウルマー『アー・ユー・グラッド・トゥ・ビー・イン・アメリカ?』からかけた《レイアウト》に至っては、後藤さんが良いというアナログ・レコードをかけ、最初音量が低めだったのを自らレコード室に行って途中で音量を上げる一幕も(笑)。これを大音量で聴いて陶酔するのがジャズ・ファン(笑)。その気持ちはよくわかります。私が持っているのもレコード(左の写真)なのですが、再発盤でした。音はどうなんだろう?

ラストはチャーリー・パーカー『フィエスタ』から《ビギン・ザ・ビギン》。やっぱりこうきましたね。〆はパーカーしかあり得ません。パーカーのアルトがいい音で鳴っていました。実はこれも持っていないのですが、この年代はレコードで買うことに決めているので探しているのですが、意外とこれがないんです。

「どれも納得の選曲。」と言いたいところですが、エディ・ルイスが私的にはちょっぴり難ありでした(笑)。

P39 トークの中で面白かったのは、後藤さんが「旋律(メロディー)で聴かないから旋律があまり覚えられない。」とおっしゃっていたことです。では何で聴くかと言うと「リズムと音で聴く。」とのこと。ドライブ感のあるリズムとファナティックなとまでは言わないがそんな感じの音が好物だそうです。改めて聞いてなるほどと納得した次第。写真撮影tommyさん。

途中10分ほどの休憩をはさんで約2時間半程、とても心地よい時間を過ごすことができました。お客さんの入りもよく満席。本の売り上げも好調のようです。

後藤さんのセレクトは”デン”と「バップ」を中心に据えたものです。あくまでそれが中心であり、それに多種多様なジャズから良いものを幅広くセレクトして加えてあります。このセレクト、私は非常に正当性があるものだと思っています。帯に「究極のジャズ名盤ガイド!」と書かれているのですが、私は”偽りなし”だと思います。

今回はジャズを”聴いた感じ”で18にグループ分けしてあり、まずは18グループの代表アルバム各1枚(できれば代表各4枚)を聴いてジャズを見渡したうえで、気に入ったグループを聴き進むも良しというような提案もされています。これはジャズ初心者への提案ですが、ジャズを聴き始めたのは良いが途中挫折してしまった方への”再入門の道しるべ”にもなるのではないかと私は思います。

ジャズ・ファンは是非手にとってご一読を!
これも言っておかなきゃねっ。
アルバム解説を読んでから聴けば楽しみが増します!

イベントは盛況のうちに終了し、打上げに参加させていただきました。いつものジャズ談義が面白かったです。クロスオーバー(フュージョン)の始まり話の成り行きでかけたハビー・ハンコックの『ファット・アルバート・ロトゥンダ』がなかなか良かったですよ(笑)。

来週はビックリ!
須藤克冶さんによる「納涼フュージョン特集」なのだそうです。
「いーぐる」でフュージョンがかかるなんてアリ?
「いーぐる」のオーディオで聴いたら気持ち良いだろうな~。聴きたい!
でも私は無理なんです。
お坊さんがお経を上げに家にやって来る日なのです(涙)。

今日の「快楽ジャズ通信」レポートはお休みです。
木曜の再放送を聴いてUPします。m(_ _)m

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コメント

いっきさん、こんばんは。

お疲れさまでした。本が売れるといいですね!

投稿: tommy | 2010年8月10日 (火) 01時35分

tommyさん

お疲れ様でした。
それから写真ありがとうございました。

本当に本がたくさん売れてほしいです。
できればコンプリート蒐集する兵が現れてほしいです(笑)。

投稿: いっき | 2010年8月10日 (火) 02時13分

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