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どんどん新譜紹介しまっせー。

今新譜と通販\1,000盤が数枚待ち行列に入っています。
ということで今日も新譜紹介。

P21 テリエ・リピダル『クライム・シーン』(2009年rec. ECM)です。メンバーは、テリエ・リピダル(g)、パレ・ミッケルボルグ(tp)、ストーレ・ストーレッケン(org)、パオロ・ヴィナッチア(ds)、オラフ・デール(fl,b-clなども自ら演奏)監督バーゲン・ビッグ・バンドです。

サウンド的にはエレクトリック・マイルスとヒップホップが混ざった感じのものです。ミュージックバードの「ブランニューCD」で聴いて気に入りました。この手のエレクトリック・マイルスものが好きな私は、聴くとついつい買ってしまいます(笑)。本家のマイルスを超えるものはないのですが、どうしても気になるんですよね。

エレクトリック・マイルスものはトランペッターがやるのはわかるのですが、リピダルのようにギタリストも結構やりますよね。”ギンギン”のロック・ギターが似合うサウンドだからなのでしょか。今回はマイルスではなくジョン・コルトレーンに焦点を当てたそうなんですが、う~む、そんなふうには聴こえないですね。

基本となる4人にビッグバンドまで加わった大作です。リピダルの尖がりロックギターが主役であることは間違いないのですが、私はストーレッケンのオルガンが気に入っています。この人は「スーパーサイレント」というエレクトロイカ・インプロバンドに参加したり、北欧のジャム系バンドの「エレファント9」をやったり、ウェザー・リポートのトリビュートバンド「キューカムバ(・スラムバー)」をやったりということで、私の好きなサウンドを奏でるキーボード奏者なのです。初期ザビヌル似のオルガンプレーは特にお気に入り。

そして、ここでのマイルス役はミッケルボルグ。なかなか情熱的な吹奏を聴かせてくれます。ドラマーのヴィナッチアもパワフルなロックビートを叩き出しサウンドにエネルギーを与えています。ビッグバンドは要所要所に現れてサウンドを豪華にバックアップする役です。

曲は14曲あるのですが、ノンストップで組曲のように演奏されます。前半と後半がマイルス系。中盤はボイスを交えたヒップホップ系サウンドになっていて、まるでサスペンス刑事ドラマのワン・シーンのような構成が面白いです。終盤は『イン・ア・サイレント・ウェイ』のような牧歌的なトランペットとサウンドで静かに幕を閉じます。

私的には引っかかる要素満載の楽しいアルバムでした。

アルバム名:『Crime Scene』
メンバー:
Terje Rypdal(g)
Palle Mikkelborg(tp)
Stale Storlokken(Hammond B3)
Paolo Vinaccia(ds)
Bergen Big Band Director: Olav Dale

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ジャズ・アルバム紹介」カテゴリの記事

コメント

いっきさん、こんばんは。

月刊ジャズ誌「JAZZ JAPAN」創刊に、オイラは笑った。
こりゃ、アイディアはフツーそうだね(笑)。

投稿: tommy | 2010年7月18日 (日) 01時28分

tommyさん

おはようございます。
読んでみないと何とも言えませんので、
コメントは8月28日以降にします。

投稿: いっき | 2010年7月18日 (日) 08時00分

ツー話ではではなく、

前に矢野沙織のライブで飲んだ後に、オイラが作った
ネットマガジン「JAZZ JAPAN」のロゴ送ったでしょう。
ボツッたけど(笑)。

雑誌名が「JAZZ JAPANなのね!」ツーだけの話(笑)。

投稿: tommy | 2010年7月19日 (月) 00時24分

tommyさん

ああ~っ、思い出しました。
そう言えばそんなこともありましたね(笑)。
もう忘れています(涙)。
ところで何でロゴだけで”ボツ”になったんでしたっけ?

投稿: い | 2010年7月19日 (月) 01時01分

いや〜、あの時期にやるとインパクト強過ぎない?
ツーことで、波風立てないことにしたんだよ(笑)。

やっていたら、雑誌名確実に変わったよね(笑)。
やっぱり、やったもん勝ちなんだね、世の中。
これからは躊躇しないぜ!オイラ。

投稿: tommy | 2010年7月19日 (月) 02時40分

tommyさん

そうでしたか。
了解致しました。

>やっぱり、やったもん勝ちなんだね、世の中。

そうですね。

投稿: いっき | 2010年7月19日 (月) 12時13分

すいません、話が盛り上がっている最中(笑)。

このアルバム、何とも不思議な感じで、テリエ・リピダルの中でも新機軸だったのかな、と思います。タイトルからして穏やかではないですし、ボイスあり、ビッグバンドのサウンドもフツーじゃないし、でも、こういうサウンドも好きだなあ、と思っています。ECMの新譜は全部聴き(今のところ)なので、その中では割とストレートに響いてきたと思います。

TBさせていただきます。

投稿: 910 | 2010年7月20日 (火) 17時47分

こんばんは。

>すいません、話が盛り上がっている最中(笑)。

いえいえ、もう終了しました。

>このアルバム、何とも不思議な感じで、テリエ・リピダルの中でも新機軸だったのかな、と思います。

私は過去のリピダルはよくわからないのですが、この路線はなかなか面白いと思います。

>タイトルからして穏やかではないですし、ボイスあり、ビッグバンドのサウンドもフツーじゃないし、でも、こういうサウンドも好きだなあ、と思っています。

確かにタイトル”犯罪シーン”は穏やかじゃないですね(笑)。中盤の刑事ドラマのようなものがそれを表現していうのかもしれませんね?

私もこのサウンドはかなり好きです。

>ECMの新譜は全部聴き(今のところ)

凄いですね。

TBありがとうございます。

投稿: いっき | 2010年7月20日 (火) 20時01分

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ECMレーベル新譜聴き2日目。今日はECMの初期の頃から活躍しているギタリスト、 [続きを読む]

受信: 2010年7月20日 (火) 17時41分

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