嵌るとこの軟体ベースが気持ちいい。
昨日の「高野雲の快楽ジャズ通信」では、スタジオでの即興演奏がありました。
メンバーは、Miyaさん(fl)、スガダイローさん(key)、雲さん(el-b)です。
そこで雲さんはミック・カーンのようにベースを弾いていました。
ミック・カーンは元祖ビジュアルロックバンド「JAPAN」のベーシストです。
高校生の頃愛聴していた「JAPAN」ですが、そのことはブログに書きました。
今日も青春の1枚!
そのブログに雲さんからコメントをいただきました。
雲さんも「JAPAN」が好きだというのを知り、嬉しくなってしまいました。
そして、雲さんがベースを弾くきっかけとなったのがこのミック・カーンのベース。
その時カーンがフレットレス・エレクトリック・ベースを弾いていると知りました。
話が出るまで意識して聴いていなかったんです(涙)。
でも、そのベース・サウンドは私も昔から好でした。
雲さんからミック・カーンのアルバムを何枚か推薦してもらいました。
で、これを買いました。
ミック・カーンの初リーダー・アルバム『タイトルズ』です。
1982年発売です。
カーンはベースだけでなくオカリナ、サックス、キーボード、
パーカッションなどを演奏し、歌もうたいます。
レコードのA面はインスト、B面はボーカルものです。
今はCDですから前半がインストで後半がボーカル。
JAPANのメンバー、スティーヴ・ジャンセンがパーカッションで、
リチャード・バルビエリがキーボードとプログラミングで参加しています。
他にも何名か参加しています。
とはいえ、基本はカーンがほとんどの楽器を多重録音しているようで、
9曲中4曲はカーンのみが多重録音しています。
カーンのウネル軟体動物系ベースが全編で楽しめます。
とにかく独創的で個性的。
聴いていると心が”フワフワ”軽くなっていきほぐれていくような感じがします。
ヒーリング効果あり(笑)。
サウンドはアジア~中近東・エスニックだと思います。
歌も独特なものですが下手ではないです。
結構いい味出していますよ。
ポップ・チューン《センシティヴ》もいいな~。
私もこのアルバムが好きになってしまいました。
面白いんで聴いてみて下さい。
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コメント
いっきさん
おお~、永遠の愛聴盤をご紹介いただきありがとうございます。
A面がインストで、B面が歌モノ(持ってるのはレコードなので)。
A面は表立ってカーンのベースの個性が際立つけれども、よく聴くと、歌のバックでのほうが、「なんでここでこうなるの?」と仰け反らざるをえない、ミック・カーンの思考回路の読めない独特過ぎるベースがアッパラパー(笑)。
大胆なようでいてアンニュイなサウンドも、ニューウェーヴ好きにはたまらんのです。
投稿: 雲 | 2010年7月27日 (火) 00時57分
雲さん
>おお~、永遠の愛聴盤をご紹介いただきありがとうございます。
いえいえどういたしまして。
これいいですね~。
理屈ではなく聴いていてとにかく気持ちいい。
ブログを書きながらBGMにしています。
>持ってるのはレコードなので
お~っ、雲さんはレコードを持っているんですか。
いいな~。
>思考回路の読めない独特過ぎるベースがアッパラパー(笑)。
確かに読めない。でも気持ちいい。
>大胆なようでいてアンニュイなサウンドも
そうですね。確かにアンニュイです。
投稿: いっき | 2010年7月27日 (火) 01時05分