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「快楽ジャズ通信」の番組レポートへのコメント。

昨日の西藤ヒロノブさんゲストの「高野雲の快楽ジャズ通信」のレポートに対して、
番組パーソナリティーの雲さんと恒久ゲストのtommyさんからコメントがあったので、
こちらに掲載します。

雲さんからのコメント。

こんばんは。今回もレポートありがとうございました。

>西藤ヒロノブさんのギターにカールトンを感じた私。

言われてみれば、たしかにそうですね。

西藤さんは、マルティーノのマイナーコンバージョンを血肉として消化しつつも、新しい表現手法を模索している姿を感じました。

ちなみに、マイナーコンバージョン・メソッドといえば、最近アンソニーのプロフィールを調べていたら、なんとアンソニーもこのメソッドをマスターしているのだそうです。

番組では、2人のストイックで音への眼差しの厳しさが共通していると感じたことから「似ている」と言いましたが、その時は、まさかアンソニーもマルティーノ研究をしていたとは知りませんでした。

さすが、「自分は自分の楽器をベースだと思ったことは一度もない。私の楽器は低音パートを担うギターだ」と公言している“低音ギタリスト”アンソニー・ジャクソンのことはあります。

スティーヴ・スワロウもギタリストの運指を徹底研究しているように、エレクトリックベーシストは、ギターの奏法を研究している人が多いのかもしれません。
私はエレクトリックベースのことを“電気コントラバス”と認識しているので、運指はウッドベースの教本から学習をしているので、発想がギタリスト的にはどうしてもなれません。

だからこそ、逆にアンソニーやスワロウのようなベーシストが気になるのかもしれません。

いえいえ、どういたしまして。
何となくカールトンを感じますよね。
昨日のレポートで私が割愛してしまった西藤さんの講義は、
雲さんがおっしゃる”マイナーコンバージョン”についてでした。
アンソニーと”マイナーコンバージョン”繋がりがあるとは。
世の中ってそういう偶然がありますよね。とても面白いです。
同じベースを弾くのにも発想の違いがあり、
そこにそれぞれの魅力があるというのはわかります。

tommyさんからのコメント。

こんばんは。いつも、ありがとうございます。

西藤ヒロノブさんのナイロンガットは、ウクレレではありません。
"6ストリングス"といって、ヤマハの商標でいうところの"ギタレレ"。
通常のギターの5フレットのチューニングのミニギターです。
オイラは、ヤマハの"ギタレレ"を持っているのですが、音が全然違い
ます。
確かボディ材は「ハワイアンコア」を使用しているとのことで、
響きがナチュラルで、軽やかに通るクリーンな音がします。
ミニギターだとどうしても、痩せた音になるのですが、
素晴らしい響きの"6ストリングス"で、欲しくなりました。

それから、"Mr.335"ラリー・カールトンを感じたのはよく分かります。
西藤さんが、レギュラーで使っている特注の青いギターが、サイズ的にも335に似ているんですよ。ギターシンセも付いていましたが、最近は使わないそうです。
音色も似ているのではないでしょうか?

西藤さんのアルバムは、フュージョンだと思いますが、ジャズギターのテクニックを徹底的に学んだ後で、スッキリさせて自分の表現をしていると感じました。
ステージでは、テクニックを研究しようと、ギター小僧たちが最前列に集まることも多いそうです。
もう少しすると、ラルフ・タウナーの「オレゴン」の時のような、スチール弦での表現も出てくるのでは?と、今後が楽しみです。

サーフィンが好きなようなので、自然回帰し過ぎてウクレレ弾きになってしまうかも?それだけが心配です(笑)。ヒロ・西藤!

いえいえ、どういたしまして。
西藤さんが弾いていたのは、”ギタレレ”(ヤマハの商標)だそうです。
確かにいい音でした。
ギターも弾くtommyさんがほしくなるのはわかります。
カールトンを感じるのは、西藤さんが使っているギターのせいでもあるんですね。
レギュラーで使っている”特注の青いギター”(ギターシンセ付)。
上記2つのギターはtommyさんのブログに写真がありあます。
こちら⇒http://ameblo.jp/tommy-jazz/entry-10547996007.html#cbox
西藤さんが大事そうにかかえています。
西藤さんのギターはジャズギターです。曲調がフュージョンなだけ。
私、ラルフ・タウナーも好きなので、西藤さんのスチール弦も聴いてみたいです。
tommyさんの「ウクレレ弾きになってしまうかも?」という心配。
西藤さんのトークから人柄を想像すると、なんか現実味ありそうですよね(笑)。

西藤さんの動画がありました。
こちらは現代NYギターでした。私としてはこっちが好き。カッコイイ!

ついでにパット・マルティーノの超絶技巧も。
マルティーノとジョンスコが、私の好きな《サニー》をやってます。
これまた最高!

YouTubeってなんでもありますよね。

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