ジョンスコの新譜を久しぶりに買いました。
サッカー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとう!
今朝の日本×デンマーク戦、しっかり生中継を見てしまいました。
快勝!気分がいいです。
本田、遠藤のフリーキックが凄かったですね。
これまでは肝心なところで決まらないのが日本だったのに、
いったいどうしてしまったんでしょう?うれしい誤算です(笑)。
最初にゴールを決めた本田、この人やっぱり”運”を持っていると思いました。
後半の本田~岡崎のゴールも気持ち良かったですね~。
川島のファインセーブ連発にも拍手。
そしてなによりチームとしてまとまりがあるのがいいですよね。
メンバーそれぞれが意識を共有しつつやるべきことをやっています。
で、これまで課題だった後半集中力が切れるというのがないのがまたいい。
今、チームの状態はかなりいいと思いました。
次のウルグアイ戦に勝って、まずはベスト8だっ、ガンバレ日本!
*
さて、いつものアルバム紹介。
メトロポール・オーケストラ、ジョン・スコフィールド、ヴィンス・メンドーサの『54』(2009年rec. Emarcy)。メンバーは、メトロポール・オーケストラ、ジョン・スコフィールド(g)、ヴィンス・メンドーサ(con,arr)です。全曲メンドーサがアレンジしているのではなくて、1曲はフローリアン・ロス、1曲はジム・マクニーリがアレンジしています。
メトロポール・オーケストラはオランダのオーケストラで、これまでにも数々のジャズマンと共演してきています。去年はジム・ベアードとの共演アルバムがちょっぴり話題になりましたよね。
私は最近のマンネリぎみのジョンスコのアルバムは買っていないので、久々のジョンスコ新譜購入となりました。なぜ買ったかというと、衛星放送ラジオ「ミュージックバード」の「ブランニューCD」という番組でこの新譜を聴いたからです。元々ヴィンス・メンドーサのアレンジが好きだったのですが、今回久しぶりに聴いてやっぱりこの人のアレンジはいいな~と思った次第。ついでにHMVのセールで¥1,500。
メンドーサのアレンジは厚くても重くなりすぎないのが良いです。フワ~ッと広がりがあり辺りに漂いつつなんとも言えない品があるサウンドなのです。羽毛布団みたいな感じとでもいいましょうか?聴いていてとにかく気持ち良いです。特にメンドーサ作曲の2曲《ジャング・パレード》と《セイ・ウィー・ディド》では素晴らしい響きが奏でられていますよ。
では主役のジョンスコはどうか?って話になると思いますが、この人はいつものジョンスコ。最早変わりようがないのです(笑)。独特の歪ギターサウンドとウネウネ奇怪フレーズ(私は聴き慣れているので奇怪とは思いませんが)。好きな人は好きでしょうし、嫌いな人は嫌いでしょう(笑)。
でも、今回は最近のジャムバンドまっしぐらではなく、正統派フュージョンになっているので、私はこの点を高く評価したいです。昔のアルバムからの再演もあってこれがいいのです。私はこういうフュージョンをやっているジョンスコのほうが好きです。上記のメンドーサ作2曲以外はジョンスコの曲をやっています。
ジョンスコのギターのバックには総勢約50名からなるオーケストラがメンドーサのアレンジで鳴り響く。カッコいいと思います。曲によってはオーケストラのメンバーが1人または2人ソロをとっていて、それらもなかなか良い出来です。
ジョンスコ・ファンだけでなく多くの方に聴いほしいアルバムです。
*
Google検索で”ジャズブログ”を検索したら凄いことになっていました。
最近は私のブログがトップに出てくる時があるのです。
”私とジャズJAZZ&ブログblog、雑感。オー・ノー!”という奇抜なタイトルの記事。
ブログの師匠(私が勝手に師匠と仰いでいます):高野雲さんに教えていただいた
SEO対策の効果が出てきたようです。
雲さんは凄いんです。さすがは師匠。感謝致します。
妥当!”小川隆夫のJAZZ blog”が合言葉でした(笑)。いやビックリ!
現在はいつもの3ページ目あたりをウロウロしています。2010.7.10
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コメント
このアルバム、大変素晴らしかったのですが、9曲しかなかったはずなのにアレンジャーのクレジットで、なぜか10曲目が書かれていて、ちょっと戸惑いました。まさか、隠しトラックか、というとそうでもないようです。
でも、演奏はオーケストラとジョン・スコともに文句なし!です。けっこう楽しめました。
>”ジャズブログ”を検索したら
おかげさまで私のブログは今のところけっこう上位にあります。ただ、検索されるキーワードとしては、今日現在ではベスト10には入ってないようでした。
TBさせていただきます。
投稿: 工藤 | 2010年7月10日 (土) 05時57分
工藤さん。こんにちは。
トラックバックありがとうございます。
>9曲しかなかったはずなのにアレンジャーのクレジットで、なぜか10曲目が書かれていて、ちょっと戸惑いました。まさか、隠しトラックか、というとそうでもないようです。
おっと、確かにそうでした。
本文のほうを修正しておきます。
工藤さんがおっしゃるとおり、9曲目のジム・マクニーリのアレンジだけがビッグバンド・ジャズという感じですよね。
そういえば、オーケストラ・メンバーがクレジットでは51人で、それにジョンスコとメンドーサを加えると53人なんですよね。54?
>演奏はオーケストラとジョン・スコともに文句なし!です。けっこう楽しめました。
まったく同感です。私も楽しめました。
>おかげさまで私のブログは今のところけっこう上位にあります。
妥当、「ジャズCDの個人ページBlog」でもあります(笑)。
私は基本的には3ページ目です。
投稿: いっき | 2010年7月10日 (土) 10時25分
>そういえば、オーケストラ・メンバーがクレジットでは51人で、それにジョンスコとメンドーサを加えると53人なんですよね。54?
アレンジャーの他2人を加えると、55人になってしまいますし、クレジットミスで演奏者が1人抜け落ちているとか(笑)。アレンジャーもそうだったので、考えられない話ではないかも。
54は人数であるというのは、HMVの紹介文でそうなっていたため、私、その先入観で書いてしまったようですが、こうなってくると、「54」のよりどころが、なくなってしまいますねえ。困りました(笑)。
投稿: 工藤 | 2010年7月10日 (土) 10時57分
こんにちは。
昨日は「快楽ジャズ通信」ポッドキャスト編の公開収録を見に行ったので、返事ができませんでした。
>54は人数であるというのは、HMVの紹介文でそうなっていたため
そうですよね。私もそれを読んで、メンバーを数えたら51人だったので??となってしまいました。数え間違えたのかと思い3回以上数えなおしました(笑)。
クレジットミスかもしれませんね。
ほんとに困ったもんです(笑)。
ジャケットに写っているビー球の数が54個だと言っていた人もいたと思います。私は未確認ですが(笑)。
投稿: いっき | 2010年7月11日 (日) 13時12分