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たまにはサンバ・ジャズなんかいかが?

絶不調です!
昨日からパソコンが頻繁にフリーズします。
ブログを書くのもヒヤヒヤものです。
う~ん、困りました。
今日も悪戦苦闘して書いています(涙)。
セーフ・モードで立ちあげたら何とか書けました!

とはいうものの、根本的な解決には至っていませんので、
今後ブログ更新が滞る可能性があるのでご容赦願います。

さて、今日紹介するのはサンバ・ジャズです。

P179_3 アドリアーノ・サントス・クインテット『イン・セッション』(2008年rec. KINGJAZZADMUSIC)です。メンバーは、アドリアーノ・サントス(ds)、デヴィッド・ビニー(as,ss)、エリオ・アルヴェス(p)、デヴィッド・アンブロシオ(b)、デンデ(per)です。ワン・ホーン・カルテット+パーカッション。

サントスはサンパウロ出身のドラマー。ブラジルとアメリカでセッション・ドラマーとして活動しているそうです。これは初リーダー・アルバム。サンパウロ出身だけあって、曲はサンバやボサノバです。

私がこれを買ったのは、アルト・サックスのデヴィッド・ビニーがいたから、この人のアルトはなかなかパワーがあってよろしいのですが、NY先端系ということもあり、本人リーダー・アルバムでは馴染みにくいような面があります。でもこれはサンバとボサノバということでメロディーがわかりやすく、ビニーのアルトに安心して浸れるというわけ。

1曲目のサンバ曲《サボア・カリオカ》からビニーのアルト全開!気持ちイイです。このアルバム、フィーチャリング・デヴィッド・ビニーと言っても良いですね。ピアノのアルヴェスも淀みなく流麗で熱いフレーズを弾いています。う~ん、バックのドラム&パーカッションもご機嫌なノリ。いいっす!

2曲目ミルトン・ナシメント&フェルナンド作《フロム・ジ・ロンリー・アフタヌーン》はミディアム・テンポでの哀愁と熱気が素敵です。3曲目《ディ・トンプラ・トム》は波の音を思わせるトロピカルな入りから、ブラジルの風を感じさせる爽やかで優しいボサ。ショーターのようなせつなさはないもののビニーのソプラノもいい味を出しています。4曲目アイアート・モレイラ作《ジババ》はパーカッション・ソロから入るエスニックなサンバ。アルヴェの軽やかなピアノ・ソロに続くビニーのアルトはガトー的鳴きと的ウネリの程よい融合。

こんな具合で全8曲。ビニーのアルト、アルヴェのピアノが存分に楽しめます。この手のサンバはベースがエレベの場合もあるのですが、ここではアコースティック・ベースの響きがいい感じです。リーダーのサントスは自分が目立つ場面はほとんどなく、演奏を終始快適にバック・アップしています。そういう意味では職人気質。

たまにはサンバ・ジャズもいいですよ。

結局、パソコン不調でもブログをUPする執念(笑)!

アルバム名:『IN SESSION』
メンバー:
DAVID BINNEY(as, ss)
HELIO AVLES(p)
DAVID AMBROSIO(b)
DENDE(per)
ADRIANO SANTOS(ds)

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