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安心して聴けました。やっぱりいいですね~。

この2人なので安心して聴けました。

P156 ゲイリー・バートンパット・メセニー『カルテット・ライブ』(2007年rec. CONCORD)です。メンバーは、ゲイリー・バートン(vib)、パット・メセニー(g)、スティーブ・スワロー(b)、アントニオ・サンチェス(ds)です。

このアルバム、去年出た時に気になってはいたのですが、この2人ですからやっていることは想像がつくわけで、今更何も新しいことはないだろうということで買うのをやめました。最近になってHMVの¥1000/¥1500セールを見ていたらこれがあったのです。メセニー・ファンとしてはやっぱり押さえておくことにしましたよ(笑)。

私はジャズを聴くようになってから、メセニーより先にバートンに馴染んでいました。最初に聴いたバートンのアルバムについてはブログにUP済。一緒にバートン/メセニー共演アルバムもUPしています。
コチラ⇒爽やかゲイリー・バートン!

バートンとスワローのコンビはここでも文句なし。相性は抜群です。私は昔からこのコンビが好きなのです。そこにバートンと師弟関係にあるメセニーが参加。バートンとメセニーのコンビも悪いはずはなく。更にパット・メセニー・グループのサンチェスが加わっているんですから、これぞ鉄壁のグループです。

収録曲は、バートンらしくカーラ・ブレイの曲が3曲、チック、キースの曲が1曲づつあり。スワローの曲が2曲、メセニーの曲が3曲入っています。そこにエリントンの1曲が加わって全11曲。

やっていることはやっぱりいつものバートンでありメセニーなのですが、私はこの2人の音が好きです。お互い手の内は知りつくした上での攻防とはいえ、そこは百戦錬磨の名プロレスラーが相手の出方を知った上で、得意技を繰り出しあいつつ試合をやってもやっぱり面白いという感じなのです(笑)。タッグを組むバートン側のスワロー、メセニー側のサンチェスも共にいい仕事をしています(笑)。

スワローの歌いながらしなやかにグルーヴするエレベ。しなやかにグルーヴしつつもかなりのエネルギー量を発散するサンチェスのドラム。バートンとメセニーにとっては最強のタッグ相手なのです。皆試合の流れというものをわきまえ、時に攻め、時に受ける、25年くらい前のプロレス・ブームの時、新日本プロレスにはこういういい試合がたくさんありました。実は私も当時は結構プロレスが好きだったのです(笑)。

バートンの曲《ウォーターC》は結構ロックしていてますね。ここでのメセニーを聴くと意外とジョン・スコフィールドに近い演奏をすることに驚くと思います。私はメセニーとジョンスコの共演アルバム『アイ・キャン・シー・ユア・ハウス・フロム・ヒア』でこの2人の近さを知っていますので、こういうロック・アプローチのメセニーを聴いてニンマリです。

ラストはメセニーの名曲《クエスチョン・アンド・アンサー》と来たもんだ。メセニーが弾くテーマやソロのバックにちりばめられるバートンの音の何と素敵なことよ。バートンのソロのバックで控えめに音を奏でるメセニーにも師弟愛を感じます(笑)。サンチェスのドラム・ソロを長めにフィーチャーして盛り上げ、素敵なテーマからギター・シンセの官能的な音でエンディングへと向かいます。拍手喝采!

分かっていてもやっぱりいいです。これっ!

そう言えばジャズ友tommyさんがこのジャケットのイラストのことをブログに取りあげていましたね。ピーター・マックス。私はそのブログを読んで初めて知りました。

アルバム名:『Quartet Live』
メンバー:
Gary Burton(vib)
Pat Metheny(g)
Steve Swallow(b)
Antonio Sanchez(ds)

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