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音に身を任せて旅に出る。

矢野沙織のライブを渋谷に観に行った日。
上京した時の常でディスクユニオンへ行ってきました。
今回は吉祥寺ジャズ&クラシック館と新宿ジャズ館へ。

まず吉祥寺ジャズ&クラシック館から。入口付近のレイアウトなどが少し変わったんですね。数年間レイアウトはほとんど変えていなかったはずなので、ちょっとビックリ。新譜の棚を見たんですが、最近はもっぱらHMV通販購入なので様子見だけ。中古CDを一通り見たけれど、特にほしいものはなし。今回は荷物になるレコードを買う気はなかったんですが、一通り新着中古の棚を見てしまいました(笑)。いつもなら買いたいものが出てくるのに、この日はなぜか不発。

で、大事件発生!何も買わずにお店を出てしまったのです。こんなこと今回が初めてじゃないでしょうか?自分にビックリ(笑)!

ちょっと言いたいことが。吉祥寺の店内でかけているCDについてです。なぜか今一なものばかりかかっているんですよ。かかっているものを買おうと思ったことはほとんどありません。店員さんの好みと私の好みが合わないのか?それとも吉祥寺のお客さんに合わせてかけるものが私の好みと合わないのか?多分後者でしょうね。吉祥寺は女性ボーカル、マイナー・ピアノ・トリオ、お決まりハード・バップなんていうのがほとんど。だからかかっているのをチェックして、「これか~、なるほどね~、×。」となってしまいます。×をチェックすることになっちゃう(笑)。

お店を後にした私は新宿ジャズ館へ、まずは新譜売り場から、通販で売っていないCDを探すことに(吉祥寺店にはなし)、探しても見つからないので店員さんに聞いたら在庫切れとのこと。残念!探していたのはリンダー・オー『エントリー』。女性ベーシストがリーダーで、注目トランペッター、アンブローズ・アキンムシーレが参加したトランペット・トリオなのです。アヴィシャイ・コーエンの『ザ・トランペット・プレイヤー』に匹敵する出来栄えだとか。結局何も買わないことに。

ちなみにこちら新宿ジャズ館の店内でかけているCDはなぜか私の耳にひっかかります。ここで聴いて買ったCDは多数。新宿店のお客さんのほうがやっぱり私に合っているのでした。それに、吉祥寺ではほぼ見たことがないけれど、こちらでは必ずフリー・ジャズの棚に人が来ます。ジャズ・マニア度が高いんでしょうね。新宿ジャズ館ラブな私です(笑)。

そして2階の中古売り場へ。「あ~っ。」私がブログで推薦したサモ・サラモンの新譜やMKMBカルテットの新譜がもう中古になっていました。「分かってないね~、君達!」と嘆きつつ物色(笑)。今日はヒットしないな~なんて思いながら、それでも「これ聴いてみようかな~。」となったのが今日の本題なのでした。結局この日の収穫はこの1枚。

P125ヤン・ガルバレク『トゥエルブ・ムーンズ』(1992年rec. ECM)。メンバーは、ヤン・ガルバレク(ss)、レイナー・ブリュニンガウス?(key)、エバーハルト・ヴェーバー(b)、マヌ・カッチェ(ds)、マリリン・マズール(per)、アグネス・ビュエン・ガーナス?(vo)、マリ・ボイネ?(vo)です。読み方がわからないのでご容赦。

これはフュージョンと呼ぶんでしょうね。そして、即興演奏ではなくコンポジション重視。ガルバレクは凄いですよね。音一発でその世界に引きこんでしまいます。音に身を任せれば気分は北欧。ジャケ写のような風景が頭に浮かんできて、曲にあわせて私は北欧の旅へといざなわれてしまうのでした。ガルバレク・ワールドとしか呼びようがない世界へ。

私が惹かれるジャズマンはこういう自分のサウンドを持つ人。音楽というのは結局のところ演奏しているその人に行き着くと私は思うので、カッコいいと思う”形 ”の上っ面だけをなぞって演奏しているような人には、どうもあまり共感できていないように感じる今日この頃。

先日紹介したブラッド・メルドーの『ハイウエイ・ライダー』もメルドー・ワールドを提示しているという意味で、私はとても共感できるのです。音楽が分かるってことは、結局は音楽に共感できるということだと私は思うのですが、違いますか?

なお、「共感できるものは、メロディーだ。4ビートだ。短いソロだ。」なんて言っている人がいるとしたら、それは非常に表層的な部分でしか共感できない人だと思います。それって感性の貧しさなのかもしれませんよ(笑)?

当たり前のことを敢えて言えば(最近言う人がいないようなので)、音楽を聴くってことは豊かな感性を養うってことですよね。そう考えると、最近音楽を聴かないってことは、「豊かな感性なんていらない。もしくは生活に追われてしまい、豊かな感性なんて言っていられない。」ってことですよね。心が貧しくなるばかりなのでしょう。最近の犯罪を見てもそれは分かりますよね。

提言!
音楽(ジャズ)を聴いて豊かな感性を養いましょう(笑)!
”音楽推進党”でも立ち上げましょうか(爆)。

やばっ、話がどんどんあらぬ方向へ暑苦しくなって行ってます(笑)。
ここらでやめておきます。

明日これを読んだら消すかもしれません!おやすみなさい。

アルバム名:『Twelve moons』
メンバー:
Jan Garbarek(ss, ts, synthesizer)
Rainer Bruninghaus(p, synthesizer)
Eberhard Weber(b)
Manu Katche(drums)
Marilyn Mazur(percussion)
Agnes Buen Garnas, Mari Boine(vo)

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コメント

いっきさん、こんばんは。

オイラもそうです。
ユニオンの新宿ジャズ館に行くと、かかっているCDが気になって、
チラ見して購入したことが何度もあります。
んで、渋谷のユニオンでは一度もそういうことはありません(笑)。
店員がいつも同じ人かというとそうでもない。
きっと、仕切っているボスキャラの教育ツーかセンスがいいのだと思う。
ん〜、考えさせられる現実ですね。

投稿: tommy | 2010年4月10日 (土) 02時26分

tommyさん。こんにちは。

>ユニオンの新宿ジャズ館に行くと、かかっているCDが気になって、
>チラ見して購入したことが何度もあります。

tommyさんもそうだったんですか。
そう考えると新宿ジャス館は凄いですね。
お店でかけることでかなり販売に貢献してる。

>きっと、仕切っているボスキャラの教育ツーかセンスがいいのだと思う。

新宿ジャズ館は店長塙さんのセンスのおかげんんでしょうね。
やっぱりメディアに出るだけのことはあります。

渋谷と吉祥寺は要再教育ですね(笑)。

ちなみに新宿の中古売り場は結構奇抜なCDをかけていますよね。
あれは絶対店員が勝手にかけています(笑)。

投稿: いっき | 2010年4月10日 (土) 12時34分

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