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エスニック・ミュージックもたまには面白い。

う~ん、寒いですね~。冬に逆戻りです。

さてっと、ディスクユニオンの通販限定1000円均一セールで買った1枚。
ミュージックバードの「MOONKSTYLE」で聴いて気に入ったアルバムです。
いかにも「MOONKS」好みのエスニック・サウンド。

P129 シロ・バプティスタ・バンケット・オブ・ザ・スピリッツ『インフィニト』(2009年、TZADIK)です。メンバーは省略。シロ・バプティスタはブラジル人のパーカッショニスト。ハービー・ハンコック、ポール・サイモン、スティング、ウイントン、ヨー・ヨー・マなどと共演歴があるそうです。ギターのロメロ・ルバンボやサックス/クラリネットのアナ・コーエンが数曲に参加しています。

ジョン・ゾーンのツァッディーク・レーベルのキー・シリーズの1枚。ツァッディーク・レーベルには色々なシリーズがあるのですが、その詳細はよく知りません。これはエスニック・ミュージックです。

1曲目《インフィニト カミング》は、ブラジリアン・パーカッションとアンデスのケーナのような笛にのってコーラスが歌う楽しい曲。ブラジリアン・アンデス(笑)?これは音楽隊がやってくるようなイメージ。次の《バティダ・デ・ココ》はラテン・パーカッションが軽快でファンキーなフュージョン曲。これ、日野皓正の『メリー・ゴーラウンド』に似た感じです。ルバンボのギターとコーエンのソプラノ・サックスがカッコいいですよ。

3曲目《イン・ヴィトロウス》は、ガムラン風パーカッションが活躍する曲。パーカッション主体の短か目の曲。次の《クワンザ》はウェザー・リポート/ザビヌル系エスニック曲。これにもガムラン風パーカッションが途中に入ります。コーエンのクラリネットが軽やかですね。ビートを強調する部分はウェザー・ファンには受けるんじゃないかと思います。

5曲目《ノイア》は、ガムラン風パーカッションとトロピカル・フュージョンの融合。ルバンボのギターが爽やかに響き。気分は南国です。次の《アデウス・アス・フィラス》はサンバ。当然ですがルバンボのギターが大活躍です。ただし、一筋縄ではいかない捻った展開があります。

7曲目《コボネーション・オブ・ア・スレイブ・クイーン》はスペイシー・エスニック・パーカッションの短い曲。続く《カンタ・クイダドソ》はブラジル・ミーツ・アフリカン・パーカッション。次の《プロ・フラビオ》でまたサンバへ。ルバンボのギター・ソロが優しく美しいですね。さざ波の音も聴こえてきます。世界を飛び回って展開していきますよ。

10曲目《ブリンドマン》はインド系の曲。パーカッションのうえでチェロが中国系の怪しいメロディーを奏でます。ラストは《インフィニト ゴーイング》。前曲と続けて演奏されます。最初の曲と同じ曲で、あちらがやってくるイメージなら、こちらは静かに郷愁感を伴って去っていくイメージ。ワールド・エスニック音楽隊の演奏とともに心の世界旅行(とは言っても、ブラジル、アンデス、インド、中国、アフリカだですが)、楽しいアルバムです。

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