たまにはオーソドックスなバップもいい。
久々にオーソドックスなバップを買ってみました。
ジェレミー・ペルトの『メン・オブ・オナー』(2009年rec. HIGHNOTE RECORDS)です。メンバーは、ジェレミー・ペルト(tp)、J.D.アレン(ts)、ダニー・グリセット(p)、ドゥエイン・バーノ(b)、ジェラルド・クリーバー(ds)です。まあ、メンバーを見ていただければわかると思いますが、現代精鋭バッパーで固められています。ジャケ写のとおり皆さんいい面構えですね(笑)。
60年代のマイルス黄金クインテットの現代版。特に新しいところはありませんが、漂う雰囲気には今時のものも感じられます。ペルト作が4曲、他のメンバーが各1曲ずつ提供して全8曲。オリジナル曲だけの構成です。全員が作曲していますが曲想は統一されていて、統一感がある分ちょっと単調に感じられるところもあります。
色々な要素がみな90点という感じで、悪いところはないけれど、突出したのめりこむようなポイントがないのも事実。まっ、それは贅沢な悩みか。普通のジャズファンに安心してオススメできるモード・ジャズだと思います。メンバーの実力にもばらつきがないのでなかなかのまとまりですよ。
ということで、甚だ簡単ではありますが今日はこれにておしまい(笑)!
アルバム名:『MEN OF HONOR』
メンバー:
Jeremy Pelt(tp, flh)
J.D. Allen(ts)
Danny Grisset(p)
Dwayne Bruno(b)
Gerald Cleaver(ds)
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