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ウェスの魅力満載な選曲。楽しく聴きました!

本日の「高野 雲の快楽ジャズ通信」は「ウェス・モンゴメリー特集」。

番組詳細は 「快楽ジャズ通信」ブログ編 をご覧下さい。
こちらには番組中でかけたCDの購入リンクもあります。

「快楽ジャズ通信、ポッドキャスト編」 も是非お聴き下さい。

ウェスのプロフィールはディレクター嬢から。

抜群のセンスとノリが多くの人を魅了してやまないウェス。
雲さんが思うウェスとは。
ドライブ感、非常にノリノリな演奏。
『ソー・マッチ・ギター』から《ツイステッド・ブルース》

この演奏は初めて聴きましたが、確かに抜群のノリです。
コンガが入った躍動的なリズムの上で、
スラスラと心地よいフレーズを次々繰り出すウェスは最高!
続くピアノ・ソロもドライブ感を維持します。
とにかく気持ち良い演奏ですね。
(以降緑字は、曲を聴いての私の感想などです。)

メンバーが面白いです。
意外とノリノリなハンクのピアノ。黒いロン・カーターのベース。
レックス・ハンフリーズのドラム。
ラテンっぽくなくアーシーで土臭いレイ・パレットのコンガも良い。

オクターブ奏法とは?
1オクターブ上の音も一緒に弾く奏法。
効果としてはメロディーの骨格が強くなります。
パウエルも中期以降、右手と左手で同じようなことをやっているそうです。
雲さんがエレピで弾いて説明してくれました。

次はこれぞオクターブ奏法。
味わい深いバラード演奏。
『インクレディブル・ジャズ・ギター』から《ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス》

これも雲さんの言うとおりですね。
これぞオクターブ奏法。
メロディーが良いだけに、
この奏法によってメロディーが強化されると味わいが増しますね。
なるほど。

「これが染みる。」と雲さん。オクターブ奏法の音色を生かす良い演奏。

「こんなウェスのギターをもっと多くの人に聴かせたい。」と、
CTIレーベルのプロデューサーのクリード・テイラーが考えて、
ドン・セベスキーがアレンジしたオーケストラを加えてアルバムを制作。
ママス・アンド・パパスの曲をいなたい感じに弾くのが良いです。
『カリフォルニアの夢』から《カリフォルニア・ドリーミン》

これね~っ。ウェスのコマーシャル路線。
私も一時期はバカにしていました(笑)。今はこれもまた良し。
かなり前、この年代ものはレコードにしようとCDを売っちゃっいました(笑)。
この路線は『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』だけ持っています。

また時代は戻って、リバーサイドと契約した頃のオルガン入りトリオ。
『ザ・ウェス・モンゴメリー・トリオ』から《ジ・エンド・オブ・ラヴ・アフェア》

これ、初めて聴きましたがいいですね~。
ウェスの温かいギターの音色とオルガンのクリーミーな音色がマッチ。
なんとも言えない心地よさです。
長閑に演奏しているところが良いのです。
これは気に入りました。

「ちょっとこじんまりとしたオルガンが良い。アメリカの田舎の小さなクラブで
聴くと良さそうな感じ。」と雲さん。

次はヴァイブラフォンのミルト・ジャクソンとの共演。
ミルトはアクの強い人とも上手く調和してかつミルトらしさも出します。
『バグズ・ミーツ・ウェス』から《ブルー・ロズ》

これはほんとに気持ちの良い演奏です。
私はこのアルバムがかなり好き。
ミルトのヴァイブとウェスのギターがベスト・マッチ。
適度な緩さが抜群の味わいを醸し出しています。

話は変わりまして、ウェスの弦の張り方。
上(高い音)2本はフラット・ワウンド、下(低い音)4本はラウンド・ワウンド
の弦を張っています。
弦の違いによる音色の違いを演奏に生かしているそうです。

雲さんが感じるウェスの2不思議(笑)。
タバコ咥えたままニコニコして弾いているけど煙が目にしみないの?
動きがもの凄く少ないのに音は速い、このギャップが面白い。

最後はウェスの特徴であるギブソンのギターがジャケットになったアルバム。
ドライブしまくりノリまくりの演奏です。
レギュラー・グループではなくジャム・セッション的演奏なのに抜群のまとまり。
非の打ちどころがないアルバムから。
グリフィンの熱いテナー、コブのグルーブするドラム、
チェンバースのベース、ノリノリなケリーのピアノ。
メンバーも最高の熱い演奏です。
『フル・ハウス』からタイトル曲

これは今更説明不要の演奏ですよね。
雲さんが説明したとおりです。

今日はウェスの魅力満載な選曲で楽しかったです。

<アフター・アワーズ編>

ゲストは tommy さん。
tommyさんはウェスからジャスに入門したそうです。
「当時はウェスのイージーリスニングからジャズに入った人が多いはずだけど
カッコつけて言わないんじゃないか?」とtommyさん。
tommyさんはデザイナーなので、CTIのジャケ写を参考にする目的もあったとか。
そこからはオヤジジャズ談義です(笑)。
最後に「イージーリスニングだからと言ってバカにせず楽しんでききましょう!」

了解で~す!ではこれから『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』を聴きます。

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コメント

はっはははっ。こんばんは、いっきさん。

ウェスのアルバムはどれも聴きやすいですよね。
ウィントン・ケリーとはすごく気が合ったそうです。
でもオイラは、メルヴィン・ラインのオルガンが好きです。地味でいい味出していますよね。シンプルでいい。
それと、ウェスとミルト・ジャクソンとジミー・スミスとは、おなじ歌い方(ブルース)を感じるんですよね。
ア〜ァ、黒人って感じですかね。BBキングにも感じる。

こんな感じのアルバムから入ると、ジャズも楽しく聴けるんですがね。
はい!CTIは『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』だけで、正解で〜す(笑)。

投稿: tommy | 2010年2月22日 (月) 00時37分

tommyさん。こんばんは。

>ウェスのアルバムはどれも聴きやすいですよね。

はい、そうですね。

>でもオイラは、メルヴィン・ラインのオルガンが好きです。地味でいい味出していますよね。シンプルでいい。

『ザ・ウェス・モンゴメリー・トリオ』は初めて聴いたのですが、凄く良かったです。

>それと、ウェスとミルト・ジャクソンとジミー・スミスとは、おなじ歌い方(ブルース)を感じるんですよね。

確かに同じ歌い方を感じます。黒くてブルージー。

>こんな感じのアルバムから入ると、ジャズも楽しく聴けるんですがね。

そうですよね~。
まあ、入り方は人それぞれだと思いますが、そこから一歩踏み込んでもらわないとジャズ・ファンとして定着しないんですよね~。

>はい!CTIは『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』だけで、正解で〜す(笑)。

tommyさんにそうおっしゃっていただけると安心します(笑)。

投稿: いっき | 2010年2月22日 (月) 20時02分

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