矢野顕子に和んでポカポカ。
なぜか更新が夜遅くなってしまいます。
普段からの習性は怖い(笑)。
今日は矢野顕子のアルバム紹介です。
去年、ジャズ友間でエレクトリック・ベースのピアノ・トリオの話題が出て、YouTubeにUPされているアンソニー・ジャクソン参加の矢野顕子ピアノ・トリオがカッコいいなんてことになり、演奏している《David》を私が好きだと言ったら、この曲が収録されている『峠の我が家』を 高野 雲さん が貸してくれることになりました。
で、先日ジャズ喫茶「いーぐる」の忘年会の時に雲さんから借りたアルバム。『峠の我が家』がみつからなかったらしく、《David》が収録されている『ひとつだけ』を貸していただきました。ベスト・アルバムです。
懐かしい曲がたくさん入っていました。《在広東少年》と《春咲小紅》が特に印象に残っていたので、久々に聴いてちょっとウルウル(笑)。このアルバムはベストですが、アレンジを新しくして録音しています。坂本龍一を始めとしてY.M.O.ファミリーやアメリカのジャズ/フュージョン・ミュージシャンが多数参加していて、曲によってそれらを使いわける贅沢仕様です。
聴いていたらビックリ!パット・メセニーのギターが聴こえてきたからです。2曲に参加していました。《Watching You》なんか、メセニーにチャーリー・ヘイデンにピーター・アースキンですよっ!なんて豪華な組み合わせなんでしょ。柔らかく優しい曲なんですよこれが。メセニーのギターが何の違和感もなく曲に溶け込んでいました。いいな~。イイ!
お目当ての《David》。坂本の広がりあるキーボード・サウンドと洒落た優しいハーモニーが矢野の歌を包み込むようにサポートします。ベース・シンセがJAPANのミック・カーンみたいなフレーズを弾いている個所を発見!この転調混じりの浮遊感溢れる曲。”フワフワッ”と気分が軽やかになります。堪らんです。
《ラーメンたべたい》が怪しくて最高(笑)。「ラーメンた~べた~い」と繰り返しが歌になる凄さ。ジェフ・ヴォヴァの打ち込みが小気味よく上品。歌詞は上記の如くなのに、上質ポップと化してしまうのがイイ!気分ウキウキです。
《二人のハーモニー》も懐かしいです。「THE BOOM」(《島唄》がヒット)の宮沢和史とのデュオ。CMソングでした。宮沢さんは甲府出身です。中学校は私と同じです。2年後輩なので同じ学校にいたことになります。3年の学園祭の時に私が編集長になって作った学級新聞を見てくれたかもしれません(笑)。そして、「THE BOOM」のギターとベースは私と同じ高校の2年後輩です。
矢野顕子はイイですね~。歌い方にクセがあるので嫌いな人がいると思いますが、聴いているとどんどん心がほぐれて和んできます。そして心がポカポカになります。
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コメント
いっきさん
こんばんは。
いや~、いわれてみればベストはベストで良い選曲になってますね。喜んでもらえてよかったです。
投稿: 雲 | 2010年1月 3日 (日) 17時46分
雲さん。こんばんは。
お正月いかがお過ごしですか?
私はのんびり正月です。
これはかなり気に入りました。
CDを買おうと思っているくらいです。
投稿: いっき | 2010年1月 3日 (日) 21時47分