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クラリネットもいいかも?

世界的な指揮者の小澤征爾さんがガンだそうです。
オーケストラの指揮者は大変だと言われますからね~。
ボストン交響楽団を離れ、
ウィーンへ行ってからは大変だという噂を耳にしましたが、
やっぱりガンの原因は気苦労(ストレス)ではないかと思います。
療養して復帰することを祈念します。

P25 さて、今日はクラリネットの1枚。
バディ・デフランコ『クッキング・ザ・ブルース』(1956年rec. Verve/ポリドール)です。メンバーは、バディ・デフランコ(cl)、ソニー・クラーク(p,org)、タル・ファーロウ(g)、ジーン・ライト(b)、ボビー・ホワイト(ds)です。

ジャケット写真を撮ったら面白い現象が!私のデジカメには「顔キレイナビ」という機能が付いていて、このジャケ写の女性の顔にもその機能が反応しました(笑)。ストロボOFFで撮ったのですが、手ブレ軽減機能が働くのか?ブレなくそれなりに上手くとれました。私はこのジャケットの発想、構図&女性が気に入っています(笑)。いいな~このジャケット。

クラリネットというとスイングのイメージがつきまとい、古臭い感じがするのかもしれませんが、デフランコのクラリネットは完全にモダン・ジャズ。心地よい音で”スラスラ”と吹くのを聴いていると気持ちが爽やかになります。クラリネット奏者の谷口英治さんがラジオ番組で言っていましたが、簡単そうに吹いているけれど実はこのように吹くのは凄く難しいんだそうです。

スインギーで軽やかな演奏満載ですよ。タルのポイントを押さえたバッキングとソロがいいです。”ポクポク”とシングルトーンで奏でるタルはひたすらスインギー。渋いピアニストのソニー・クラークもいますよ~。”コロコロ”軽やかにピアノの上で指を転がします。珍しいことにオルガンも弾いています。オルガンは特に凄いとかいうのはないですが、演奏の良い味付けにはなっていると思います。

でもやっぱりデフランコのクラリネットが一番の聴きどころ。
クラリネットに酔いましょう!

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ジャズ・アルバム紹介」カテゴリの記事

コメント

いっきさん、こんばんは。

いい感じに撮れていますね。
「顔キレイナビ」機能に反応する美人ジャケットとはスバラシイ〜。
反応しなかった美人ジャケットも知りたいところです(笑)。

オイラもラファロ関係でバディ・デフランコは何枚か持っていますが、完全にモダン・ジャズですよね。
クラリネットは管楽器(木管楽器)でも難しい楽器だということはよく聞きます。
それにしても、珍しく渋好みを聴いていますねぇ〜(笑)。

投稿: tommy | 2010年1月 8日 (金) 02時07分

バックのソニー・クラークのピアノがとても好きです。
なので、本日のメルマガのテーマはサージ・チャロフを表に立てて、クラークのことについて書いてみました(笑)

じつは、このアルバムも、「クラーク特集」の候補だったんですよ。
2人あわせて50枚ぐらい候補をもってきていつつ、落ち着くところはオーソドックス路線でした(笑)。

投稿: | 2010年1月 8日 (金) 19時26分

こんばんは。

tommyさん。

>反応しなかった美人ジャケットも知りたいところです(笑)。

今回初めて顔が大きく写っているのを撮ったので、他はまだ未チェックです。顔キレイナビが反応しない美人ジャケットがあったら報告します(笑)。

>完全にモダン・ジャズですよね。

そうなんです。
フィル・ウッズも時々クラリネットを吹きますが、イイ感じだったと思います。

>それにしても、珍しく渋好みを聴いていますねぇ〜(笑)。

たまにはこういうのもイイですよね。

雲さん。

なるほど。西海岸時代のクラークって、確かにいい伴奏をしていますよね。

『ブルー・サージ』はいいですよね。私も好きです。

>じつは、このアルバムも、「クラーク特集」の候補だったんですよ。
>2人あわせて50枚ぐらい候補をもってきていつつ

そんなにたくさん持っていたんですか。凄い!
「クラーク特集」は確かに落ち着くところへ落ち着いていたと思います。

投稿: いっき | 2010年1月 8日 (金) 20時49分

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