あ~レア盤、されどレア盤!
「やっぱりね~。まあ、こんなものでしょうね。だよね~。」と思いました。
モンセフ・ジュヌ・トリオの『ウィティング・フォー・バース』(1988年rec. SOUND HILLS)を聴いての印象です。メンバーは、モンセフ・ジュヌ(p)、レジー・ジョンソン(b)、アルビン・クイーン(ds)、ラスト曲のみイワン・アイシャ(ts)とのデュオです。レア盤相場数万円のCDの再発盤です。
ジャケットはオウム貝?インパクトがあるジャケットです。黄色がイイですね~。高価なレア盤、待望の再発だということで気になっていました。悩んだ挙句に買ってしまいました(笑)。ちょっとは期待もしていました。で、これを聴いての感想が冒頭のやつです(笑)。
小粋なマイナー・ピアノ・トリオ・アルバムです。まさにこの手のピアノ・トリオ・ファン好みの演奏だと思います。ベースの音が「ブヨブヨ」でエレベみたい、-10点(笑)。これに数万円出す価値はありませんね。レア盤って、結局中身の価値じゃなくて、”レア”の価値ですよね。このCDを聴いたことがなくても別に何の問題もありません(笑)。
一方、こちらはモンセフ・ジュヌの『イッツ・ユー』(1997年rec. DINEMEC JAZZ)。ディスクユニオンのアウトレットを買いました。これも再発CD?メンバーは、モンセフ・ジュヌ(p)、フレドリク・フォーマー(b)、シリー・ホチャスタッター(ds,per)です。
なぜ上記のやつが数万円でこちらはアウトレットになってしまうのでしょうか?9年後の演奏ですが、ジュヌはこちらのほうが円熟味を増した良いピアノを弾いていると思います。結局、レア盤の価値なんていい加減だと思いました。
私にはレア盤は無用だということを再認識。
レア盤はこれから冷やかしの目で見ることにします(笑)。
レア盤を適正価格で再発したSOUND HILLSはエライ(笑)!
*
中古レア盤もいいけど、コレもききましょうよ!
新譜を買って日本経済に貢献しよう(笑)!
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