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バリー・ハリスに癒されていた時もあったんです。

とうとう12月ですね~。今年もあと1カ月か~。
今年は年明けの「快楽ジャズ通信」へのゲスト出演から始まり、
ジャズ批評誌での「いーぐる」後藤雅洋さんとの対談と続いていったのですが、
その後はだんだん落ち着いて、今は平々凡々な日々(笑)。
1年を総括するにはまだ早いかなっ?
で、結局毎年1年の総括などしない私なのでありました(笑)。

さて、たまにはベタなアルバムのことでも書いておきましょう。

P191 バリー・ハリス『アット・ザ・ジャズ・ワークショップ』(1960年rec. Riverside)です。メンバーは、バリー・ハリス(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイス・ヘイズ(ds)です。言わずと知れた名盤でしょう。

今から15年くらい前、会社の仕事が凄く忙しかった頃、帰ってきてはこれを聴いて癒されていた時期がありました(笑)。何しろ今みたいに欧州癒しピアノ・トリオなんて知らなかった頃ですからねっ。

持っていたのはOJCの安い輸入CD。OJCが輸入されたばかりの頃は確か\1,500くらいで、売っていました。東京によく出張していたので、お茶の水の「セカンドハンズ」(今はない)に寄って買っていました。安いのを良いことに、持っていなかった定番ジャズアルバム、例えばロリンズの『サキコロ』なんかもOJC盤を買いました(笑)。当時はレコードとCDを合わせて300枚くらいしか持っていなかったんです。

皆さんはOJC盤CDの音をバカにしているかもしれませんが、素直で意外と高音/低音もちゃんと出ていたりするんですよ。夜小さい音でかけてもそれなりにバランス良い音で聴けたので、TVをボーッと見ながら、このCDをながら聴きしていたんです。

バリー・ハリスのピアノに目覚めたのは、学生時代に甲府のジャズ喫茶「アローン」で聴いた『プレイズ・タッド・ダメロン』。ジャズ喫茶という空間にマッチした演奏に一発で参ってしましい、その後すぐに「サンリン」へ行って買いました。その時のことはブログにUP済みです。
http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_956c.html

私が特に好きなのは、エキゾチックな曲でのハリスです。このアルバムで言えば《スター・アイズ》《ロリータ》。哀愁漂うフレーズが指先からコロコロと紡ぎだされるところに、ウットリしてしまうというわけ。あまり甘くなりすぎず渋さが漂っているところがまたイイんですよねっ。もちろんバップ・チューンも良いです。

で、サム・ジョーンズのベースが、”ブンブン”とメロディアズでとても気持ち良いのです。この音、tommyさんのブログにUPされていたtommyさんとベースの先生の会話を読んで知ったのですが、ガット弦によるものだったのです。いや~っ、いいです。ルイス・ヘイズのスネアの爆ぜ具合と、ハイハットの”シャキシャキ”、シンバルの”チンチキ”もなかなか気持ち良いです。

こういうオーソドックスなバップ・ピアノ・トリオはいくら聴いても聴き飽きない、噛めば噛むほど味が出る良さがあります。愛聴盤の1枚。

ちなみに、今持っているのはレコードです。6年くらい前に、60年代まではレコードにすることに決めて買い換えました。結局OJC盤(笑)。渋谷のレコード屋さん「discland JARO」の通販カタログにオリジナル盤が載っていたこともありました。でもやっぱり高いのでした。OJC盤でいいやっ(笑)。

私、新譜だけを聴いているわけではありませんよ。
やっぱり、こういう定番を聴ききつつ新譜も聴く。
バランス感覚は必要だと思います。

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コメント

いっきさん、こんばんは。

いや〜、いっきさんがこういうアルバムのことを書いていると癒されます(笑)。
新しいアルバムは、まだ置き所が定まらないツーか、いいのか悪いのかよく分からない(笑)。
何かの折りに触れ、聴きたくなるようなアルバムを良しとしているオイラとしては、まだまだ過去の掘り返しがメインです(笑)。

ガット弦で弾く人も少なくなってきたので(録音が難しい)、このようなベース音は、もう絶滅寸前のベース音です。
こういうピアノトリオの音は、レコードとの相性が合っていて気持ちいいですよね。
CDだと、そこまで気持ち良くなれるかなぁ〜(笑)。

今月はブログ更新控えめ月間にします。先月はやり過ぎた(笑)。


投稿: tommy | 2009年12月 2日 (水) 00時43分

tommyさん。こんばんは。

>新しいアルバムは、まだ置き所が定まらないツーか、いいのか悪いのかよく分からない(笑)。

確かにいいのか悪いのか・・・。私の場合、ひっかかる何かがあれば良いと思っています。そして、ひっかかるものが増えるように、色々なものを耳にするようにしています。

>こういうピアノトリオの音は、レコードとの相性が合っていて気持ちいいですよね。

そうですね。古い録音はレコードのほうが雰囲気良く聴けるような気がします。

>今月はブログ更新控えめ月間にします。先月はやり過ぎた(笑)。

確かに先月の更新は凄かったですもんね(笑)。
今月はごゆっくりして下さい。

投稿: いっき | 2009年12月 2日 (水) 19時22分

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