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レイ・ブラウンの音に酔う!

今日は番組レポートの前にお知らせがあります。

しばらくの休憩をはさんで、
ジャズ友tommyさんのブログが復活しました。
tommyさん。お帰りなさい!
Tommy's Jazz Caf'e
チェキラッ!

今日の「高野 雲の快楽ジャズ通信」「レイ・ブラウン特集」
クリスチャン・マクブライドさんのインタビューも交えての放送です。

番組詳細は「快楽ジャズ通信」をご覧下さい。
と毎度書いているのですが、私のほうが詳細レポかも(笑)?

今回から2年目に突入ということで、オープニング・テーマ曲がかわりました。
この曲もなかなかいいですね~。

レイ・ブラウンのプロフィール紹介はディレクター嬢から。
バックに流れる曲がまたカッコいい!
橋本一子さんの『マイルス・アウェイ』の中の《ネフェルティティ》
このアルバムは廃盤。私は探しているのですが未だ見つからず(涙)。

ミスター・ベース・マン! レイ・ブラウンの掴みの1曲。
『サムシング・フォー・レスター』から《オホス・デ・ロホ》
曲名は「赤い眼」という意味だそうです。

いきなりのベース・ソロが強靭です。
これシダーの曲ですよねっ。ラテンタッチの佳曲です。
シダーの《ボリビア》とか、
この手のラテンタッチの曲が私は好き。
グイングインくるベースは文句なく気持ち良いです。
この曲から始まるなんて、今日も気分いいぞ~っ(笑)!
(これ以降、緑字は曲を聴いての私の感想などです。)

情熱的なシダー・ウォルトンの曲。
最近若手がテンポを上げて切れ味抜群の演奏をしていますが、
雲さんによるとそれは発泡酒。
テンポ遅めのブラウンの演奏はベルギービールのコクだそうです。
おっしゃること、よ~く分かります(笑)。

ここでレイ・ブラウンの魅力をマクブライドさんに語ってもらいます。
いい声ですね~。丁寧に言葉を選びながら答えている感じです。
真面目で誠実な人なんじゃないかと感じました。

サウンド・テックニック・グルーヴ・イマジネーション・クリエイティビティ。
歴史上のベーシストは上記の3,4個は持っているが、
レイ・ブラウンは5個全て持っているとのこと。ベタ褒めです(笑)。

次はマクブライドさんが好きなアルバム。意外とベタです(笑)。
オスカー・ピーターソン『プリーズ・リクエスト』から《酒とバラの日々》
雲さんは最初、このアルバムの分かりやすいピーターソンが嫌いだったとか。
それがある日、このアルバムの音のリアルさに気付き、
それからよく聴くようになったらしいです。
ブラウンが多用するハイ・ポジション(高音域)の音の素晴しさを聴きましょう。
粒立ちのはっきりした高音。

これは今更説明不要でしょう。
スイングジャーナル誌の録音賞に輝いたアルバム。
オーディオ好きには避けて通れない1枚です。
私は輸入盤CDとオリジナルステレオ盤を持っています。
演奏も楽しくて素晴しいと思います。
私、この曲が大好きですしっ。

レイ・ブラウンの魅力はベースの音色。
おいしい音をたっぷり味わえるアルバム。
ミルト・ジャクソン『ザッツ・ザ・ウェイ・イト・イズ』から
《フランキー・アンド・ジョニー》
リラックスした伸びやかで楽しいセッション。
テーマでのベースの歌わせ方が気持ち良いです。

確かに良い音ですね。ライブ録音で雰囲気最高。
テディ・エドワーズの渋いテナー。
ブルージーなミルト。いいよね~っ!
弾きまくりのモンティ・アレキサンダーが、ここでは渋いです。
でもなんと言っても、ベース・ソロがたまりませ~ん!
こういうジャズが時々無性に聴きたくなります(笑)。

次は迫力のある演奏。
デューク・エリントンとのデュオ。ジミー・ブラントンに捧げたアルバム
『ジス・ワンズ・フォー・ブラントン』から《ドゥ・ナッシン・ティル・ユア・フロム・ミー》

これはね~。巨匠ががっぷり四つに組んでの演奏です。
色々言う必要はありませんよねっ。黙って聴きましょう。
音は少なめですけど濃い世界です。
こういう味はね~。巨匠でないと出せません。
このアルバムは持っていないのでほしくなりました。

雲さんは、マクブライドさんのライブを見て、
彼がレイ・ブラウンのファンであることがよくわかったそうです。
レイ・ブラウンの遺伝子はマクブライドに受け継がれていると雲さんは言います。

次はクリスチャン・マクブライド『カインド・フォー・ブラウン』から
《テーマ・フォー・カリーム》
このアルバムでマクブライドさんは全編アコースティックベースを弾いています。
日本盤のライナー・ノーツを書いているのは雲さん!

《テーマ・フォー・カリーム》はフレディ・ハバードの曲です。
マクブライドさんは18歳でフレディ・ハバードと共演しています。
その時の思い出をインタビューから。結構長く語っています(笑)。

グレイト・メモリーズ=良い思いでがたくさんあるとか。
ハバードとの共演ではスポーツをやったあとのように大汗かいたそうです。
非常に緊張したんだとか。
シカゴでの演奏が特に印象的なんだそうです。
普段ハバードは演奏中にマクブライドさんを見ないんだそうです。
マクブライドさんはそれがちょっと不安だったとか。
その日の演奏最後にこんなことがありました。
「レイディーズ・アンド・ジェントルメン。クリスチャン・マクブライドです。
ファンタスティックなベースを弾いてくれました。」と言ったんだそうです。
今になって思えば18歳が思い上がらないための気遣いではなかったかと。
なんかいい話ですよね~。

今時の人達の軽快な演奏です。
マクブライドのベースは強靭。
アルト、ヴァイブ、ピアノは明るく軽やかにやっていますね。
気持ちよく聴きました。

エンディング・テーマ曲も変わりました。フルコーラスかかりましたねっ(笑)。
郷愁を誘う良い曲であります。さて誰の曲でしょうか?

<アフター・アワーズ編>

ディレクター嬢さ~ん。
「快楽ジャズ通信、ポッド・キャスト編」って言ってますよ~。
レイ・ブラウンの教則本の話。ブラウンは完璧主義らしいです。

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コメント

いっきさん

いつもレポートありがとうございます。

>スイングジャーナル誌の録音賞に輝いたアルバム。

だったんですか!?
『ウィ・ゲッツ・リクエスト』は。

オーディオに関心のない私は、SJ誌の後半はまったく読んだことがないので、気が付きませんでした。
硬く弾けるレイ・ブラウンの高音域の音のバネのリアルさみたいなものに気付いて以来、このアルバムも結構聴くようになってきました。といっても、ピーターソンのピアノは、ほとんど耳にはいってこないんだけど(笑)。


>エンディング・テーマ曲も変わりました。フルコーラスかかりましたねっ(笑)。

あ、やっぱりそうだったんですか。
同録は、いつもラストのテーマ、時間調整用にけっこう長めにいつもはいっているんですよ。だから、今回も調整用に長く録音されていたのかな?と思ったら違ったんですね。
初登場のエンディング曲だから、あえてラストまで引きずったのかもしれませんね。


>「快楽ジャズ通信、ポッド・キャスト編」って言ってますよ~。

うひょ!気付きませんでした!やばやば。

短い時間の中、次はこの前の回のアフターアワーズがまだだったから今のうち録音しちゃいましょうとか、そういえば、コレのポッドキャスト録音してなかったよね、まだ時間あるから急いで録っちゃいましょうなどとバタバタやっているから、こんがらがっちゃったのかもですね。気をつけます。

バリエーションが3種類しかない、この番組においてもこうなのですから、映画撮影においてのスクリプターって結構重要な仕事なんだな、と思ったりしました。


投稿: | 2009年10月 5日 (月) 01時17分

いっきさん、ブログ再開告知ありがとう。

『プリーズ・リクエスト/オスカー・ピーターソン』が、SJ誌の録音賞になったのは1968年第2回ジャズ・ディスク大賞の時。それから長く、オーディオ・ファンには、チェック用に愛されたレコードでしたね。'70年代、オイラも聴いていました。
というよりも、ジャズ入門にみんなが買ったアルバムというのが正しいのかもしれません。特に女性は、このアルバムが好きな人が多かったようです。

雲さんへ
レイ・ブラウンのベースが聴きたいのならレコード盤で一度聴いてみてください。弾いた音がスゴク良かった記憶があります。
因みに「録音賞」はレコード盤に贈られたものであり、CD化されたものに贈られたものではありません(笑)。でも、今でもあのマークはオビに付いているよね。まったくどういう神経しているんだろうね?(笑)。

投稿: tommy | 2009年10月 5日 (月) 13時59分

雲さん。

どういたしまして。

>といっても、ピーターソンのピアノは、ほとんど耳にはいってこないんだけど(笑)。

ちょっと誤解があったようなので、本文を直しておきました。

>初登場のエンディング曲だから、あえてラストまで引きずったのかもしれませんね。

私はてっきり雲さんの思惑なのかと思いました(笑)。
ディレクター嬢の配慮だったんですか。

>バタバタやっているから、こんがらがっちゃったのかもですね。

現場も大変ですね。

tommyさん。

ブログ楽しみにしています。

>ジャズ入門にみんなが買ったアルバムというのが正しいのかもしれません。
>特に女性は、このアルバムが好きな人が多かったようです。

そうなんですか。知りませんでした。
確かに入門には良いアルバムですね。

オーディオ・チェックはもっぱら《ハブ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ?》。
トライアングル”チーン”とブラウンのアルコ&鼻歌をチェックしていると思います。

投稿: いっき | 2009年10月 5日 (月) 20時51分

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