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ブラウニーのトランペットはやっぱりいいよねっ!

昨日の「高野 雲の快楽ジャズ通信」「クリフォード・ブラウン特集」でした。

詳細については「快楽ジャズ通信」をご覧下さい。

クリフォード・ブラウンのプロフィールについてはディレクター嬢から。
クリフォードについて語ったマイルスの言葉がカッコいいですね~。

クリフォードはこれからジャズを聴きたい人にオススメ。
何が良いのか?
まずは音色がいい。
そしてアドリブの語り口が物語を語っているようで楽しい。
そして完璧という言葉が相応しい。
完璧というと冷たいイメージ。
でもそうではなく暖かいのがクリフォードです。
その語り口については雲さんの分かり易い喩えの説明がありました。

『バードランドの夜Vol.1』から《ワンス・イン・ア・ホワイル》
アルトのルー・ドナルドソンが抜けたワン・ホン・カルテットの演奏。
まったく飽きないクリフォードのアドリブを聴いて下さい。
クリフォードのアドリブだけを聴いても良いです。
きちんとしたアドリブの構築力を聴いて下さい。

これは確か私が初めて聴いたクリフォードの演奏です。
FM NHKの「ゴールデン・ジャズ・フラッシュ」のクリフォード特集の1曲目?
この回はラジカセでカセットに録音して何度も聴きました。
まさかまたラジオ番組で会えるとは、懐かしさひとしおです。
この演奏は本当に素晴しいんですよ。
(以降緑字は曲を聴いての私の感想などです。)

クリフォードのアドリブが開花したのはこのグループから。
クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クインテット。
アドリブの凄さとアレンジの妙をうまく聴かせたグループです。
エネルギッシュでカッコいい曲。
『クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クインテット』から《ダフード》

クリフォードのソロは本当に素晴しいです。
気持ち良いアドリブ。
続くピアノ・ソロも単純明快。
テナー・ソロも負けじとメロディアス。
最後はローチの歌うドラム・ソロ。
演奏前後のアンサンブルも気持ち良く、文句無しですよね。
これぞ、ハード・バップです。

「テーマ部のマックス・ローチのドラムが歌っています。
やっぱり凄いドラマーです。」と雲さん。

ここでブラウン・ローチ・クインテットのお話。
グループ・メンバーのつながりにはドルフィーの自宅ジャム・セッション
がかかわっているんだとか。
ピアノのリッチー・パウエルとローチの面白い関係の話もありました。

エリック・ドルフィーの自宅ジャム・セッションの話が出たので、
それを収録した最近出たアルバム
『トゥギャザー・レコーデッド・ライブ・アット・ドルフィーズ』から《クリジーオロジー》
音が悪いですが、クリフォードがピアノを弾いています。

なるほどピアノのもなかなか上手いですね。

「楽しげなピアノ。でもフレーズは堂々巡り。」
「誰かに似ている。初期のホレス・シルバーに似ている。」と雲さん。

次は演奏とメロディーに対するクリフォードの集中力を聴きましょう。
『クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス』から《スター・ダスト》

この歌心は凄いと思います。
今更言うまでもなく、良いものは良い(笑)。

もう1曲しみじみナンバー。
『サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン』から《エイプリル・イン・パリ》

これも今更言うことはありません。ジャズですね~(笑)。
ピアノ、テナー、ミュート・ソロと気持ち良く続いていきます。
後半はボーカルにミュート、テナー、フルートがからんで極上です。

「歌伴といいますが、クリフォードは第2のボーカルです。」と雲さん。

次は元気のいい曲。
『ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド』から《ドナ・リー》

淀みないアドリブと輝かしい音が素晴しいですね。
こんなライブを聴けた当時のお客さんが羨ましい限りです。

この演奏、実は死ぬ前ではなく1年前の録音だったことがわかっています。

最後の曲は雲さんが個人的に大好きな曲。
ラジオ体操の始まりの曲「新しい朝が来た~」な気分になるとか(笑)。
『クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム』から《ベラローサ》

軽やかでウキウキしてくるような曲ですね。
軽快なアルト・ソロからクリフォードの輝かしいソロへ。
続くメローなピアノ・ソロと、聴くほどに元気が出てきます(笑)。
この曲で〆というのは気分が良いです。

<アフター・アワーズ編>

ディレクター嬢がこれはリー・モーガンだと思った演奏がB.G.M.。
ライアン・カイザーの最近のアルバムから『クリフォードの思い出』
クリフォードの人柄などについてのトークから
ディレクター嬢初見弾きのセッションへ。
曲はもちろん『クリフォードの思い出』です。
で、B.G.M.はバド・パウエルのバージョンへ。
「実は自分の弟リッチー・パウエルを思って弾いていたんじゃないか?」と雲さん。
間延びしそうなくらいゆっくり弾いても聴かせてしまう後期パウエルです。

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