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爽やかゲイリー・バートン!

世間は酒井典子の話題で持ちきりですね。
山梨県の身延町に居る可能性があるとかで、地方ニュースでも取上げています。
まっ、のりピー、自業自得でしょうね。
一方、大原麗子さんが亡くなられたのは悲しいことです。
いい女優さんだったのに・・・。

今日は初めて買ったヴァイブラフォン奏者のアルバムを紹介します。
昨日「高野 雲の快楽ジャズ通信」で特集したゲイリー・バートンです。

P96 『ピクチャー・ディス(放題:サウンド・オブ・ラブ』(1982年rec. ECM)です。メンバーは、ゲイリー・バートン(biv)、ジム・オドグレン(as)、スティーブ・スワロー(el-b)、マイク・ハイマン(ds)です。これはジャケットがひどいですね(笑)。デザインセンスを疑います。ECMらしさもないですよね。

確か私が買った初めてのECMでもあったと思います。2枚目がジャック・ディジョネット・スペシャル・エディション『インフレーション・ブルース』。私は当時からECMにあまり興味はなかったです。今考えると、当時はジャズに対して黒さを求めていたところもあったので、ECMはそこから外れていたんだと思います。未だにECMにはあまり思い入れはありません。

まだジャズを聴き始めてしばらくしてのことだったので、色々なタイプのジャズに接したいということで、ヴァイブのゲイリー・バートンを買ったんだと思います。このアルバムの印象は爽やかに尽きるんじゃないかと思います。バートンのヴァイブのクリアな音といい、メロディーといい爽やかです。やっていることはかなりジャズよりのフュージョン。

アルトのオドグレンも爽やかです。渡辺貞夫とかのフュージョン・アルトの系譜だと思います。もちろん芯には渡辺と同じでジャズがありますから、単なるフュージョン・サックスとは一線を画します。で、一番のポイントはというとスワローのエレクトリック・ベースではないかと思います。スワロー独特の音に嵌ると癖になりますよね。

そして、バートンのヴァイブとスワローのベースのマッチングが素晴しいんです。この2人の音への美的アプローチの一致がなせる技だと思います。お互いに着かず離れず、主張しつつ解け合う感じが気持ち良いです。

収録曲は、マイケル・ギブスが1曲、チックが1曲、カーラ・ブレイが1曲、ミンガスが1曲、オドグレンが2曲と、色々な人の曲を取上げています。曲想の統一感はとれていますよ。私はこのアルバムの中のチック作曲ワルツ》が好きなのですが、この曲が私のワルツ(3拍子)好きのきっかけかもしれません。そして私はチックの曲が結構好きなんです。

このアルバム、今は忘れ去られてしまいました(涙)。でも、今聴いたほうがむしろしっくりくるくらいの内容だと思います。今で言うところのコンテンポラリー・バップ・アルバム。ジョー・ロック(vib)辺りのアルバムよりは、レベルは上だと私は思いますよ。

もう1枚紹介します。

P80 ゲイリー・バートン&フレンズ『リユニオン』(1989年rec.GRP)です。メンバーは、ゲイリー・バートン(vib,marimba)、パット・メセニー(g)、マイケル・フォアマン(p,key)、ウィル・リー(b)、ピーター・アースキン(ds,per)です。

このアルバムは既にブログで紹介済みですが、再度登場願いました(笑)。バートンとメセニーの共演がポイントですね。”リユニオン=再会”セッションなのです。メセニーはバートンのバンドに入ったことがきっかけでジャズ界に入るわけですから、バートンとメセニーは師弟関係なのです。

で、再会セッションの結果はというと、良いにきまっているじゃないですか。この2人も音への美的アプローチの一致が感じられますね。まあ、師弟なので当たり前なのかもしれませんが。メセニー好きな私にはとにかく気持ちの良い演奏が並んでいます。ウィル・リー&アースキンのリズムも文句なくグッド!柔軟にグルーヴするアースキンってイイよね~。

収録曲は、ポロ・オルティが3曲、マイケル・フォアマンが2曲、ヴィンス・メンドーサが2曲、メセニーが3曲、、ポール・メイヤーズが1曲の系11曲。私はやっぱりメセニーの曲が好きなのですが、コンポーザー/アレンジャーのメンドーサの曲も捨てがたいです。この人の都会的で洗練された哀愁を感じるメロディーはイイですよ~。メンドーサはコンテンポラリー系ジャズを好む人にはよく知られた人なのですが、今一人気がありません。残念!

で、ミハーな私が声を大にして言いたいことは?
《ジェイムス》に次ぐメセニーの美メロ曲《チーフ》が入っていることです!
簡単な4小節フレーズで転調を繰り返すだけなのですが、これが最高なのです。転調好きな私だから良いだけなのかも(笑)?メセニーのギターの音色に最高にマッチしますね~。もちろんバートンにも似合います。う~ん、最高っ!そしてグレイト!
でも、でもです。曲が短いのです。バートンのソロは2コーラスなのにメセニーのソロはたった1コーラス(涙)。
聴いて下さい!

ところで今日初めて気が付いたのですが、遅っ!
バートンはあまり作曲しないんですね~。

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