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「2009年上半期 NYダウンタウンを中心とした新譜特集」

お待たせ致しました!って待っている人いるのかな~?
少しくらいはいますよね?
先日行ったジャズ喫茶「いーぐる」の連続講演。
「2009年上半期 NYダウンタウンを中心とした新譜特集」のレポートです。

講演者はNYダウンタウンと言えば今やこの人、益子博之さん。
益子さんは6月にニューヨークへ行ってきたそうです。
そのレポートは、http://com-post.jp/index.php?itemid=310
14ページもある大作です。NY観光気分で楽しめますよ。

そしてゲストはNYダウンタウンからパフュームまで、原田和典さん。
原田さんも6月にニューヨークへ行ってきたそうです。
そのレポートは、http://diskunion.net/jazz/ct/news/6
かわいいブルックリン猫にも会えます(笑)。

P73 お店の入口の階段を下りていったら、
お店のドアが突然開いて、中からよういちさんが出てきました。
「こんにちは。お久しぶりです。」と挨拶を交わすと、
なんでもお店のトイレが故障したとか。
お店の外にあるトイレへ行くところだったようです。
お店に入って後藤さんと益子さんに挨拶。
今日はスピーカー側の壁際、真中の席へ座りました。
かかっていたのは、ジジ・グライスの『ラット・レイス・ブルース』。黒い1枚です。
最近の新譜は黒くないから、せめて講演が始まるまでは黒いやつをかける作戦?

それではかかった曲を順次紹介していきましょう。

①Mark Zubekの『Twentytwodpllarfishlunch』から《The Angry Giant》
P74マーク・ターナー(ts)、シーマス・ブレイク(ts)、アヴィシャイ・コーエン(tp)のフロント3管+ベース、ドラムのズベク兄弟。この豪華な3管。素晴しいですね~。哀愁ハード・バピッシュ&変わった変拍子。
「いーぐる」のオーディオで久しぶりに大音量で聴いたのですが、バスドラ”ドスドス”、ベース”ズンズン”がとにかく強烈!その上で3管が充実のソロをとるんだから堪りません。カッコイイ!掴みはO.K.(笑)。
これはまだ買ってなかったので、帰りにディスクユニオンに寄って買いました。
リーダーのマーク・ズベクが歌う”ロッケンロール”なナンバーが数曲あります。
ウェブ・マガジンcom-postの新譜レビュー参照。
ジャック・ディジョネット『インフレーション・ブルース』か~っ、それ、私好きですよ。

②Jerome Sabbaghの『One Two Three』から《Tea for Two》
益子さんによれば緩い系。ほんわかしたピアノレス・トリオでした。思い浮かんだのはロリンズの『ウェイ・アウト・ウェスト』。これって、ウケ狙の選曲ですよね?益子さん。なかなか面白かったです。私は買いませんけどね(笑)。

③Joshua Redmanの『Compass』から2曲《Ucharted》《Moonlight》
P75 これについては今更説明不要でしょう。「いーぐる」掲示板やcom-postのクロス・レビューなどでも、色々な意見が出ていた問題作です。
聴いたあと、益子さんは悲痛な感じが今までのジョシュアにはなかったトーンだと言っておりました。原田さんはジョシュアのアルバムの中で一番飽きないと言っておりました。
私は皆さんが言っていることはわかりつつも、どうもしっくりこないんです。何度も聴きたい意欲が湧いてきません。多分私の理解を越えているんでしょう。いつの日かわかりたい1枚です。あっ、もちろんサックス・トリオでの演奏なんかはわかるんですよ。

④FLYの『Sky & Country』から《Perla Morena》
マーク・ターナー(ts)、ラリー・グレナディア(b)、ジェフ・バラード(ds)のトリオ。これも説明不要ですね。益子さんはターナーが橋爪っぽく聴こえ、影響関係は逆なんでそれが面白いと言っておりました。確かに。私、サボイから出た前作は持っていますが、今回は買おうか買うまいか悩んでいました。う~ん、残念ながら積極的に買う気にはなりませんでした。
com-postの新譜レビュー参照。

ここでFLYが参加したDiego Barbre『Calima』(com-postの新譜レビュー参照)と
Noah Premingerの『Dry Bridge Road』も紹介しました。
私もブログで以前これら2枚を取り上げていますよ。

⑤橋爪亮督/清野拓巳/浜村昌子/萬恭隆の『Needful Things』から《Guitar》
関西のギター、ピアノ、ベースのトリオに橋爪が共演。この曲はピカソの絵にインスパイアされて作ったとか。良い曲ということで選曲。確かに良い曲だと思いました。日本的な和みを感じました。
com-postの新譜レビュー参照。
ジョー・ローゼンバーグの『クイックサンド』では、浜村がピアノを激しく弾いているなんて話がありました。あっ、このアルバム数年前に買って、難解で売っちゃったよ~!う~ん、今聴けば難解度が下がっているかも?

⑥Ingebrigt Haker Flaten/Hakon Hornetadの『Elsa』から
《Ak, mon jek staar i noade》Eiise Flaten(歌)、同タイトル(デュオ)

おばあさんの歌にインスパイアされてのデュオ。ホコーン・コーンスタの独特の奏法を聴く。音響的なアルト・ソロからベースのアルコが加わった辺りは現代音楽的。途中からベース・ピッキングでビートを弾き始めた辺りからは結構面白い感じでした。これは悩みどころです。買おうか買うまいか・・・。

⑦Jeremy Uddenの『Plainville』からタイトル曲
”ウデン”と読むのではなく”ユーディーン”と読むそうです。バンジョーが入ったのんびりカントリー調の演奏です。和み系。私は今この手のやつに興味なし(笑)。

ここまでは安心して聴けるもの。
ここから先は凶悪です(笑)。
私はこの後の凶悪なほうが気に入ったものが多いというか、
半分は買いました。

*かかった曲の詳細リストは ジャズ喫茶 いーぐるdiaryを参照。

続きはまた明日!

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コメント

いっきさん、こんにちは。

あれれっ、今回はオイラがチェックしていたのも何枚かあって、それほど過激なチョイスではありませんね。もっと、新鮮な新譜特集かと期待したのですが・・・。
最近は持ち合わせている情報が似てきていますね。後は買うか買わないかの判断ですね。大変参考になります。
早速、「Mark Zubek/Twentytwodpllarfishlunch」は買う事にしましょう。「FLY/Sky & Country」は止めておきます。ジャケットの地味さが気にいっていたのですがね。
そうか「2009年上半期 NYダウンタウンを中心とした新譜」って、この辺のアルバムをいうのか・・・もっとマニアックかと思った(笑)。

投稿: tommy | 2009年7月15日 (水) 05時45分

tommyさん。こんばんは。

前半は話題盤が入っていて、安心して聴けるものです。
今日書く後半部分に凶悪?なものがあります。
上期の新譜ですから、1月に出たものはもう半年経つわけでして、新鮮度が薄れているのはやむを得ないと思います。
ジョシュアとFLYは知名度がありますが、他は充分マニアック(SJ誌に載らないし日本盤も出ない)ですよ。tommyさんがマニアックだと感じないのならば、tommyさんがマニアだからだと思います(笑)。
ちなみに私がブログで取り上げているのは、ほとんどマニアックです(笑)。

投稿: いっき | 2009年7月15日 (水) 20時27分

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