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お店でかかっていたのを聴いて買い!

昨日の続きです。新宿のディスクユニオン・ジャズ館でお目当ての新譜を探している時、お店の中でかかっていたのを聴いて買いました。

P150 ジェフ・”テイン”・ワッツ『ワッツ』(2008年rec. Dark Key Music)です。このCDはtommyさんもしばらく前にブログで紹介していましたね。メンバーは、ジェフ・ワッツ(ds)、テレンス・ブランチャード(tp)、ブランフォード・マルサリス(ts,ss)、クリスチャン・マクブライド(b)、1曲のみゲスト:ローレンス・フィールズ(p)です。

アートワークは日本人Miho Morita、オレンジ基調の色彩がなかなか良いと思います。ジャケット内側の鮮やかな色使いも惹かれるものがありますね。ジャケットの温度感は中身の温度感と一致しているんじゃないでしょうか。

さて、お店でかかっていたのは《Katrina James》《Owed...》。どうやらこの選曲に上手いことやられた感ありです(笑)。《Katrina James》はブランチャードのトランペットとブランフォードのテナーの熱い掛け合いがカッコよく、《Owed...》は一転ブランフォードのソプラノとピアノがリリカルで優しいメロディーを奏でていたからです。こんな感じのバランスでアルバム全体が作られているなら買いだと思いました。

ところが通して聴いてみると、ピアノが入った曲は上記の1曲のみ、あとは2ホーン、または1ホーンのピアノレス・カルテット、トリオなんですよ。そして前半は普通のアレンジになっているのですが、後半は台詞ありの曲とか、掛け声が入ったドラム・ソロ中心の曲とかになってしまいます。私としてはもう少し普通のアレンジの曲で通してほしかったのになあ。

なぜかというと、ブランチャードとブランフォードが良いソロをとっているからです。ブランチャードは久々に聴いたけれどやっぱりジャズ王道で良いし、ブランフォードだって前回の自己のアルバムみたいに力みまくってなくて、良い塩梅でバリバリやているじゃありませんか。イタリアなども良いのですが、やっぱりこういうニューヨークの音は出ないんですよね。

ちょっとスモーキーな音に録っているのも良くて、それによってライブ・ハウスやジャズ喫茶の雰囲気が醸し出されているのがグッド!ワッツはとにかく溌剌とプレーしてフロントを煽ります。とても楽しそうに叩いている感じがも伝わってきますよね。マクブライドも負けじと力強く弾いていますよ。う~ん、ニューヨークの熱いジャズは良いです。敢えて言えば、落着いた曲をもう2曲くらい入れてほしかった。

ところでこのCD何で値段が\3,000以上するのでしょう?年度末セール10%OFFがなかったら買わなかったと思います。でも買っておいて良かったです。ネットを調べて見たらAmazonは取扱い中止で、HMVは入荷にかなりの日数を要します。輸入盤は配給事情が悪いものがあるから要注意ですね。

アルバム名:『WATTS』
メンバー:
Terence Blanchard(tp)
Branford Marsalis(sax)
Jeff "Tain"Watts(ds)
Christian McBride(b)
special guest : Lawrence Fileds(p)


今日から「高野 雲の快楽ジャズ通信」が、ミュージックバードのcross culture(11ch-1)チャンネルで23:00~24:00に放送されます。
今までは日曜日に聴けない場合は録音していたのですが、これからは木曜日の再放送が聴けるのでめんどうがなくなります。

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